
スーダンは現在、内戦が激化しているため渡航は不可能です。当ページの記載は、旅行がかろうじて可能だった頃(2020年頃)の情報としてご覧ください。治安が回復し、再び旅行が可能になったら最新情報に更新いたしますm(_ _)m
スーダンは200以上の民族が共存する国で、治安や自然環境の面から上級者向けの国といえます。こちらのページでは、まず「スーダンの概要」「首都のハルツーム」「青ナイルと白ナイルの合流地点」についてご紹介します。「メロエのピラミッド」については「スーダン②」をご覧ください(^^)
「スーダン①ハルツームとナイル川の合流地点」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
スーダンは元々アフリカ最大の国でしたが、2011年に南スーダンが独立して現在は3番目の大きさになっています。それでも日本の約5倍にあたる188万km²あり、人口は約4281万人。北にはエジプトがあるので、同様に世界最長レベルの歴史があります(,,゚Д゚)

最初に一帯を支配したのは「クシュ王国」。BC32世紀~29世紀頃に興ったとされています。しかし、この時代のことについては多くが未解明の状態で、BC26世紀頃の「エジプト中王国」の記録に少しずつ記載されるようになります。

やがてBC6世紀頃に「メロエ王国」が誕生し、紀元後4世紀頃に滅亡するまでの約千年間に、多くのピラミッドが建設されます。その後、15世紀まではキリスト教を信仰するも、16世紀からは完全にイスラム化します。そして、19世紀にはアフリカ全土に帝国主義の嵐が吹き荒れ、1840年にイギリスの支配下に入ります。

photo by:Steve Evans
二度の大戦を終え1956年に独立するも、その前年から内戦が勃発していました。これは「北部のアラブ系民族」と「南部の非アラブ系民族」の対立で、その後延々と続き、国の経済を完全に崩壊させます。
・第一次内戦:1955年~1972年
・第二次内戦:1983年~2005年
他にも「ダルフール紛争」や「南北スーダン国境紛争」などが起こり、1956年に独立してから今日までの間に、約200万人が命を落としたと言われています。
■バシール大統領
1989年からは、オマル・アル=バシール大統領による独裁政治がスタート。これは2019年のクーデターで国防軍が大統領の身柄を拘束するまで、約30年間続きました。その後は「暫定政権」と「民主化勢力」が一時的に共同統治を行うも、2021年10月25日に再びクーデターが起きました( ̄□ ̄;)
■クーデターに反対する市民
photo by:Osps7
さらに、2023年4月15日には、スーダン正規軍(SAF)と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の間で武力衝突が発生。戦闘は首都・ハルツームからダルフール地方、さらには国内全土へと拡大し、2026年初頭の段階で、全く終結の兆しが見えていません。数万人の死者と、1千万人を超える国内避難民・難民が発生しており、「世界最悪の人道危機」と呼ばれています。

国土は北部8割が砂漠で、中央をナイル川が貫くように流れています。石油に恵まれているのですが、8割が南スーダンに属しているため、それもまた南北紛争の種になってしまっています(T^T)

photo by:Rod Waddington
民族的には、なんと元々200以上もの部族が混在していて、大きく「エジプト由来のイスラム化したアラブ系=北部」「キリスト教や土着信仰の黒人系=南部」「両者の混血」の3つに分けられます。非イスラム系は多くが南スーダンとして独立したため、スーダン国内の非イスラム系に対する迫害が強まってしまっています。

photo by:EU Civil Protection
治安のほかでは、気候にも注意が必要です。首都のハルツームも、ときおり猛烈な砂嵐に襲われます。それは日本でイメージする竜巻などの規模ではありません。

ものスゴいですよね(,,゚Д゚) もはや映画の世界です。しかし、なんと洪水にも見舞われることもあります。

ということで、上級者向けの国になります。訪れる際は必ず「海外安全情報 スーダン」をチェックしてください。
ハルツームはスーダンの首都であり最大の都市です。人口増加が著しくて、2050年には1600万人に達する見込みだそうです。スペルは「Khartoum」なので、発音も「カルトゥーム」の方が近いです。現在の人口は約527万人。
最寄りの空港はハルツーム国際空港(KRT)。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
通貨はスーダン・ポンド(通貨コード:SDG)で、補助通貨は「ピアストル(qirsh)」。1スーダン・ポンド=100ピアストルで、本日のレートはこちら。
ハルツームは大きく「ハルツーム」「オムドゥルマン」「バハリ」という3つのエリアに分かれています。

空港があるのが「ハルツーム(赤)」。一番街として発展しているのが「オムドゥルマン(緑)」。「メロエのピラミッドへ行くバス」が発着するのが「バハリ(青)」です。そして、黒と紫の星が「青ナイルと白ナイルの合流地点」になります。
空港からの移動方法はタクシーで、オムドゥルマンやバハリへ行く場合、所要時間は約15分、料金は約50ポンドという感じです。
ナイル川は、「エチオピアのタナ湖(緑)」から流れる「青ナイル(青)」と、「ウガンダのビクトリア湖(赤)」から流れる「白ナイル川(灰)」の2つが源流となります。2つの川はハルツームで合流し、ナイル川本流(水色)となって地中海まで北上していきます。

上記のとおり、合流地点は大きく2ヶ所あります。黒は「shambat bridge」周辺で、衛星写真がこちら。

名前のとおり色がハッキリと違っていて、「マナウスのネグロ川」や「重慶の長江」のように、2色が混ざらず流れていく様子を見て取れます。続いて紫は「ホワイト・ナイル・ブリッジ(White nile bridge)」周辺で、衛星写真がこちら。

白い矢印が示すところに「色の境目」があるのですが見えるでしょうか。こちらは少し分かりづらいですね(^^;) ただ、「shambat bridge」まで行くのは大変なので、ほとんどの観光客はホワイト・ナイル・ブリッジの方へ行きます。暗いのが残念ですが、橋の上空からのストリートビューがありました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
■ホワイト・ナイル・ブリッジ上空
注意点として、橋からだと距離があって結局よく分かりません。下に公園があるので、そこから土手へと向かってください。下の写真はその公園からではありませんが、2つの色の違いがよく分かります。

アクセスはハルツームのバスステーションからが一般的で、現地の人に「Confluence of the two niles」と伝えたり、写真を見せたりしてバスを教えてもらってください。特にバス停は無いので、近くで下車させてもらいます。
以上になります(^^) 続きまして「スーダン②メロエのピラミッド」をご覧ください。
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■マナウスの2川合流地点(ブラジル) |
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![]() |
アマゾン地帯を代表する絶景の1つで、ネグロ川とソリモインス川が交わらずに流れていきます。詳細は下記からご覧ください。 |
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■重慶の2川合流地点(ブラジル) |
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| 重慶には世界で3番目の大河・長江(揚子江)が流れていて、別な川と交わる際に色がくっきり分かれる様子を見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。 | |
| 航空便例 | ・日本-イスタンブール(約12時間)
・イスタンブール-ハルツーム(約4時間半) |
|---|---|
| ベストシーズン | 10月~3月 |
| 治安 | 海外安全情報 スーダン |
| ガイドブック | アフリカのガイドブック |
| ビザ | ビザ取得が必要 |
| パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。入国時のパスポートにイスラエルの出入国記録があるとビザが下りない。 |
| 時差 | -7時間(サマータイム無し) |
| チップ | 基本的には不要 |
| 日本への電話 | 00(識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
| 現地で使えるアラビア語
(公用語) |
①おはよう。
サバーフ ルハイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
| 電圧とプラグ | 230V
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| 通貨とレート | スーダン・ポンド(通貨コード:SDG)で、補助通貨は「ピアストル(qirsh)」。1スーダン・ポンド=100ピアストル。
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| 日本大使館 | ・HP |
| スーダンの絶景一覧 |
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