セブンシスターズはイギリスの南部海岸沿いにある白亜の岩壁で、イギリス屈指の景勝地として有名です。路線バスでの行き方と観光バスでの行き方があるので両方ご紹介します(^^)
「セブンシスターズ」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:ロンドン
1-2:イーストボーン
1-3:ブライトン
2・ロンドンからのアクセス概要
3・「鉄道+路線バス」で行く
3-1:イーストボーン経由の行き方
3-2:ブライトン経由の行き方
4・セブンシスターズの概要
5・3つのルート
5-1:ピンクのルート
5-2:オレンジのルート
5-3:緑のルート
6・「鉄道+観光バス」で行く
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ロンドンは言わずと知れたイギリスの首都で、ヨーロッパ屈指の世界都市です。都市圏の人口は約1400万人。
最寄りの空港はヒースロー空港(LHR)。国内外合わせて200以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「ロンドン①空港から市内:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
イーストボーンはイギリス屈指の高級ビーチリゾートで、ヴィクトリア朝からのリゾートホテルなどもあります。人口は約11万人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ブライトンもイギリス屈指のビーチリゾートの1つですが、大学や語学学校などが多いため各国からの若者で賑わっています。ナイトクラブやパブなども多く、観光としては「ロイヤルパピリオン」が有名です。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンスです。本日のレートはこちら。
ロンドン(赤)からセブンシスターズ(黒)へ行く場合、「イーストボーン(紫)」か「ブライトン(青)」を経由するのが一般的です。「シーフォード(緑)」を経由する方法もありますが、電車の乗り換えが発生する上に料金面でもメリットがないので、基本的には外して大丈夫です。
また、路線バスでの行き方と、観光バスのホップオンホップバスでの行き方があります。
「鉄道+路線バス」で行く
ロンドンのヴィクトリア駅から「サザン鉄道(Southern)」に乗り「イーストボーン駅(Eastbourne)」まで行きます。
・所要時間:約1時間半
・6時頃~23時頃まで運行
・30分おきに運行
・料金:5ポンド~
■イーストボーン駅
photo by:Theolimeister
イーストボーン駅についたら、駅前のバス停から「12番」の路線バスに乗り、セブンシスターズの駐車場へ行きます。
・所要時間:約15分
・片道:3ポンド
・往復:5ポンド
■セブンシスターズの駐車場
photo by:Ben Brooksbank
上記のロンドンの「ヴィクトリア駅」から「ブライトン駅」まで直通列車が出ています。
・頻繁に運行
・ほぼ24時間運行
・料金:5ポンド~
・所要時間:約1時間15分
ブライトン駅からは、上記と同じく「12番」の路線バスに乗ります。チケットはドライバーからも買えますが、時間があれば駅前のインフォメーションセンターなどで買っておくと良いと思います。
・12A:約1時間半
・12X:約1時間
・料金:7ポンド(往復)
イギリスの南部の沿岸部には「チョーク」と呼ばれる石灰岩の土壌が広がっています。海の水は石灰質の土壌に濾過されたクリアな水が流れ込むため非常にキレイで、白亜の壁面とも相まって素晴らしい景観になっています(,,゚Д゚)
南部の沿岸部の同様の観光地としては、ドーバー海峡で有名なドーバーの崖や、オールド・ハリー・ロックスなどがあります。
■ドーバーの崖
■オールドハリーロックス
これらを見ると同じ土壌で出来ているということがよく分かります。その中にあって、ここは海側から見たときに崖の起伏が7つあるので「7人の姉妹=セブンシスターズ」と名付けられました。ハリーポッターのロケ地になったことでも知られています。「炎のゴブレット」で、クディッチの大会が行われた場所ですね(^^)
駐車場に到着したら、海岸までは徒歩で約30分ほど離れているので、まずはビジターセンターへ行ってマップを貰います。ビジターセンターは2~11月のみ営業していて、11時に開きます。
■ビジターセンター
この先はトイレが全く無いので、ここで必ず済ませておいてください。潮汐表もあるので、何時頃から潮が満ちてくるのかなども分かります。観光ルートは、ピンク・オレンジ・緑の3つです。
出典:https://vicky102424.pixnet.net
海側から見たルートを簡易的に表すとこのようになります。このほか崖を海から眺める遊覧船も出ています。
ピンクのルートは「コーストガード・コテージ」というビューポイントへ行きます。セブンシスターズの象徴的な景色を見られる場所です(^^) 「コーストガード」は「沿岸警備」という意味で、密入国・密猟者・敵の攻撃などを監視する重要な場として、主に戦時中まで使われていました。
まずは、こちらのルートに行って記念写真を撮り、その上で体力的・時間的に大丈夫そうであれば、次のルートにチャレンジしてみてください。片道約2kmで、往復1時間半くらいです。
こちらは浜辺に行って、崖を下から眺めるコースです。ただ、石灰質の崖は普通の崖以上に崩れやすいので、真下などに行くことはできません。
こちらは崖の上に行くルートです。見ての通りの絶景が広がるのでオススメです。こういう場所では崖に座りたくなりますが、ここは本当にやめてください。とにかく土壌の質が「チョーク」ですから(^^;)
崖は波による浸食で、年間に30~40cmも後退していて、近くに行くと崖には大きくヒビが入っていたりします。道中は緩やかな上り坂が続くので、歩きやすいクツで行ってください。
こちらは「イーストボーンの駅から徒歩で海岸へ行き、観光バスのホップオンホップバスに乗る」という方法です。イーストボーン駅までは上記の説明と同じです。
観光バスは2階建てのオープンバスなので乗車中も最高の観光になります(^^) いくつかの停留所に泊まるのですが、セブンシスターズ観光の場合、使うバス停は「ビーチ岬(beachy head)」と「バーリングギャップ(birling gap)」です。
■ビーチ岬
ビーチ岬は崖の上にあり、フォトジェニックな灯台が目印です。
■バーリングギャップ
バーリングキャップは、ビーチを歩けたり、その様子を上から撮影出来たりします。手前に写っている階段からビーチに降ります。ホップオンホップバスの方が路線バスよりも本数が多く、かつビューポイント間がバス移動になるので、体力的にも時間的にも効率的に観光することができます。
以上になります。ハリーポッターも訪れた「セブンシスターズ」。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-ロンドン(約12時間半) |
---|---|
ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 イギリス |
ガイドブック | イギリスのガイドブック |
ビザ | 6ヶ月以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 帰国時まで有効なもの |
時差 | 夏:-8時間/冬:-9時間 |
チップ | ・タクシー:10~15%
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220-240V
|
通貨 | ポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンス。
|
日本大使館 | ・HP |
イギリスの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。