モラヴィアは「緑の絨毯」と称される美しい大草原が有名で、チェコ第2の都市ブルノから日帰りで訪れることができます。情報が少ない場所なので参考になれば幸いです(^^)
「モラヴィア」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:ブルノ
1-2:キヨフ
2・プラハ(チェコ)からブルノ
3・ウィーン(オーストリア)からブルノ
4・ブラチスラヴァ(スロヴァキア)からブルノ
5・ブルノからキヨフ
6・モラヴィア大草原の観光方法
6-1:概要
6-2:自転車で行く
6-3:レンタカーで行く
6-4:バスと徒歩(または徒歩のみ)で行く
6-5:その他の行き方
7・旅の時期
8・世界の同様の場所
9・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ブルノはプラハに次ぐチェコ第2の都市であり、モラヴィア地方の中心都市です。11世紀末に王朝が作られ、その頃からドイツ化が進みました。人口は約36万人。
最寄りの空港はブルノ・トゥラニ空港(BRQ)。イギリスのスタンステッドとのみ就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
キヨフは小さい町ながら周辺の文化の中心的な存在で、4年毎に行われる「モラヴィア最古の民間伝承祭」の「スロヴァキアロック」が有名です。空港はありません。人口は約11000人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はチェココルナ(通貨コード:CZK、通貨記号:Kč)で、補助通貨はハレル(Haléř)。1コルナ=100ハレルです。本日のレートはこちら。
■プラハ本駅
photo by:Jorge Láscar
プラハ本駅からブルノ本駅への直通列車が出ています。
・1日10本程度
・料金:4.10€
・所要時間:約2時間半
■ブルノ本駅
photo by:Kirk979
■プラハのバスターミナル
photo by:VitVit
プラハ本駅の近くにあるバスターミナルから、多くの直通バスが出ています。
・頻繁に運行
・所要時間:約2時間半
・料金:3.99€~
■ウィーン中央駅
photo by:Tokfo
ウィーン中央駅から、少ないですがブルノへの直通列車が出ています。
・1日4本
・所要時間:約2時間半
・料金7€
バスは各所から多く出ています。ウィーン中央駅前のバスターミナル、エーアトベルクのバスターミナル、Vienna Simmering駅前のバスターミナル、ウィーン空港、など。
・所要時間:1時間~2時間
・料金:6€~
また、ブルノに用が無ければ「キヨフ」のすぐ下にある「ホドニーン」という町へ直接行ってしまうという方法もあります。
■ホドニーン
photo by:Mercy
■ブラチスラヴァ中央駅
photo by:Yusuke Kawasaki
ブラチスラヴァ中央駅からブルノ駅へ直通列車が出ています。
・1日4本
・所要時間:約1時間20分
・料金:5.90€
上記の「ブラチスラヴァ中央駅」前のバスターミナルや「Bratislava Nivy bus station」から、ブルノへの直通バスが出ています。こちらも「ホドニーン」へ直接行けます。
・所要時間:約1時間半
・料金:4.99€
ブルノからキヨフ
■キヨフ駅
photo by:Radek Linner
ブルノ駅からキヨフ駅へ多くの直通列車が出ています。
・1日30本程度
・所要時間:約1時間
・料金:5€
モラヴィア大草原は、地元の人にとっては単なる草原のため特に観光地化されていません。最近になってSNSで話題になっていることを地元の自治体が気づいて、少しずつ公式に紹介されはじめたという感じです。
なので、まだまだ自分の足でビューポイントまでたどり着く必要があります。でもその方が旅っぽくて良いですよね(^^)
ざっくりとですが青いラインの内側と、その周辺がいわゆる「モラヴィア大草原」です。周り方は「レンタルサイクル」「レンタカー」「バスと徒歩」「タクシーチャーター」「現地ツアー」の5つになります。
バッグパッカーには最もポピュラーな方法で、キヨフの中央広場前にある観光案内所で自転車を借りれます。ただ、アップダウンは結構あるので注意してください。夏などは日射病や熱中症にならないよう、水分をしっかりと補給してください。
公式HPはこちらです。ここでパンフレットをもらうことが出来てビューポイントのGPS座標なども記載されています。
■観光案内所
・5月~10月のみ営業
・月~金:9時~17時
・土日祝は営業時間が短くなります
・デポジット:1000コルナ
・6時間:100コルナ
・24時間:200コルナ
キヨフにもレンタカー屋はありますが、ブルノの方が大きい都市なので、むしろブルノで借りてしまったほうが良いとも思います。本当にアップダウンが多い土地なので、海外の運転に不安が無ければレンタカーはベストな選択だと思います(^^)
■ブルノのレンタカー屋
再びこちらの地図での説明になります。流れとしては、右上のキヨフ駅から少し離れたバスターミナルへ移動し、バスで左上の「ストラージョビツェ(Strážovice)」へ行きます。そこから中央下にある「ミストジーン(Mistřín)」まで風景を楽しみながら歩いて、ミストジーンからキヨフまでバスで戻ってきます。
まずは「キヨフ駅」からバスターミナルへと移動します。徒歩だと20分くらいでしょうか。ターミナルの前にはスーパーがあるので、軽食も用意できます。
ここから「106番」「661番」のバスで「ストラージョビツェ(Strážovice)」へ行くことができます。切符はドライバーに行き先を告げて購入します。ブルノからの日帰りであれば、ブルノで1日券を買っておくとキヨフのバスでも利用できるので便利です。バスには降車ボタンが無いので、いずれにせよドライバーに行き先を告げておくと安心です。
上の地図の青いルートの内側には小さい道が色々あるので好きな道を歩いて大丈夫ですε=ε=ヽ(*・ω・)ノ こちらのミニ教会も人気のフォトスポットで、青いルートの内側にあります。
実際の景色がこちら。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
そして「ミストジーン(Mistřín)」のバス停に着いたら「662番」「663」のバスでキヨフに戻ります。
モラヴィアはシーズンによって様々な顔を見せてくれます。まず春(特に5月)には菜の花も咲き乱れ、緑と黄色の大地が生まれます(,,゚Д゚)
そして夏には美しい「緑の絨毯」が旅人を待っています。
7月頃にはヒマワリも見られます(^^)
秋になると一面が黄金色や茶色に変化します。特に10月は焦げ茶色の美しい大地になります。
そして冬(1~2月)は雪が降ることもあります。このとき、とにかく交通機関が乏しいので移動手段の確保には注意してください。また、少し南西の「チェイコヴィツェ (Čejkovice)」に行くとブドウ畑があります。ブドウの熟し方の違いなのか、それとも品種の違いなのか、時期が合うと虹色の大地を見ることが出来ます(,,゚Д゚)
以上になります。雄大なモラヴィアの大草原。ぜひ行ってみてください(^^)
■パルース丘陵(アメリカ) |
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![]() |
まるで大地が波打っているかのような丘陵地帯で、絵画の中に入り込んでしまったかのような錯覚に陥ります。詳細は下記からご覧ください。 |
■オルチア渓谷(イタリア) |
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![]() |
トスカーナ地方に広がる雄大な大自然で、ならだかな丘陵の中に糸杉が立ち並ぶ光景が有名です。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-ワルシャワ(約11時間)
・ワルシャワ-プラハ(約1時間半) |
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ベストシーズン | 4月~10月(特に5月) |
外務省 | 海外安全情報 チェコ |
ガイドブック | チェコのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるチェコ語 | ①おはよう。
Dobré ráno.(ドブレーラーノ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | チェココルナ(通貨コード:CZK、通貨記号:Kč)で、補助通貨はハレル(Haléř)。1コルナ=100ハレル。
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日本大使館 | ・HP |
チェコの絶景一覧 |
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