
トリンコマリーはどこまでも広がる手つかずの美しいビーチが有名で、その海に現れるシロナガスクジラやイルカが訪れる人を歓迎してくれます。また、2000年以上の歴史を誇るヒンドゥー教寺院も見逃せません(^^)
「トリンコマリー」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
3・コロンボからトリンコマリーへ陸路で行く
3-1:電車で行く
3-2:バスで行く
4・キャンディからトリンコマリー
5・ホエールウォッチング
6・コネスヴァラム寺院
7・トリンコマリー戦没者墓地
8・コメント欄
9・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
トリンコマリーはスリランカ北東部の港湾都市で、タミル語で「聖なる神の山」という意味があります。遠浅が100m以上も続く美しい海とビーチは、未だに人の手が加えられていません。人口は約10万人。
最寄りの空港はトリンコマリー空港(TRR)。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。宿泊したい範囲に拡大縮小したら、上の灰色の部分から日付などを選択。「Search」を押していただくと「Agoda」の検索結果に飛びますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
通貨はスリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)。補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」ですが、ほとんど使われていません。1ルピー=100セントで、本日のレートはこちら。
空港は市内中心部から南西に約8km離れています。市内への移動方法ですが、空港から車で移動したい場合は、残念ながらバスやタクシーが常駐していないため、宿泊する宿に送迎を依頼しておかないといけません。
空港から1.5kmほど歩くと「China Bay駅」という鉄道駅があるんですが、1日2便程度しか電車が通っていないため、現実的な移動方法ではありません(^^;)
■空港~駅
コロンボからトリンコマリーへ陸路で行く
photo by:Gobbler
コロンボ中心部の「フォート駅」から、トリンコマリー駅への直通列車が出ています。1日1本のみですが、バスよりはずっと快適です(*´∀`*)
■コロンボ-トリンコマリー
・21:30発-05:30着
■トリンコマリー-コロンボ
・19:00発-03:30着
■料金
・一等(エアコン付き):2800~9500ルピー
・二等:1300~1900ルピー
・三等:1400~1700ルピー
■トリンコマリー駅
フォート駅の上にある「バスティン・マワサ・バスステーション」から、トリンコマリーへの高速バスが出ています。こちらはエアコン付きです。スリランカの普通のバスは、1時間の移動で100~120ルピーを目安にしてください(^^)
■普通のバス
・エアコン無し
・所要時間:約7時間
・料金:約900ルピー
・30~60分に1本程度
■ラグジュアリーバス
・エアコン付き
・所要時間:約6時間半
・料金:1000~2500ルピー
・1日1~2本程度
■トリンコマリーのバスステーション
コロンボからトリンコマリーへのアクセスは、ネットで一括検索できます。
キャンディからトリンコマリー
■キャンディーのバススタンド
キャンディのバススタンドから、上記のトリンコマリーのバス・ステーションへ直通バスが出ています。電車の場合、やはり1日1便しかないのと、途中で乗り換えが必要になるため、ここはバスがオススメです。
・30~60分に1本程度運行
・所要時間:約5時間
・料金:300~500ルピー
キャンディからトリンコマリーへのアクセスは、ネットで一括検索できます。
トリンコマリーは、世界最大の哺乳類であるシロナガスクジラを高確率で見られる場所として知られています(,,゚Д゚) シーズンは3月中旬から4月中旬で、トリンコマリーのダイビングショップなどで申し込みます。
■ダイビングショップ
出発は早朝6時頃。かなりスピードが出るボートで沖へと進みます。ボートは周辺の船と連携しながらクジラを探します。
生き物なので必ず見られるという保証はありませんが、イルカの群れは間違いなく見られます(*´ω`*)

4月~5月上旬になると、今度は世界最大の「歯がある動物」であるマッコウクジラのシーズンになりますΣ(゚∀゚ノ)ノ

陸に戻るのは8時半頃。船酔いしやすい方は酔い止め薬を飲んでおくと安心です。
■トリンコマリーの料金相場
・ドルフィンウォッチング:7500ルピー
・ホエールウォッチング:1~2万ルピー
・1ボートダイブ:13000ルピー
世界のシロナガスクジラを見られる場所としては下記が有名です。
■バハ・カリフォルニア湾(メキシコ):1~4月
■フーサヴィーク(アイスランド):5~6月/秋
■サンディエゴ(アメリカ):6~9月
■カイコウラ(ニュージーランド):特定のシーズン無し
世界の動物の名所については「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。
フレデリック要塞という観光名所の突端にあるヒンドゥー教寺院で、なんと紀元前6世紀からの歴史がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ 1624年にポルトガル人によって破壊され、1952年に復元されました。

入口にそびえ立つのは巨大なシヴァ神像。シヴァ神はヤリを持ち、トラ皮をまとい、コブラを首に巻いているのがポイントです。コブラはいないときがありますが、ヤリとトラ皮はまず間違いなくあるので、そこで見分けられます(^^)

photo by:David Stanley
ヒンドゥー教寺院なので入口は「ゴープラム」という塔門になっていてカラフルな彫像で埋め尽くされています。境内にも色々な像が所狭しと並べられています(,,゚Д゚)

また、木の枠組みに布を巻いたようなものが大量にあります。これは日本で言う絵馬のようなもので、訪れた人が願い事とともに設置していくようです(^^)

岬の突端にあるので、バック湾の美しい海も一望することができます。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
南インドの方では高さ60mを超える塔門を持つ寺院もあります。詳細は「ドラヴィダ建築のヒンドゥー教寺院①」をご覧ください。
■南インドのヒンドゥー教寺院
実はトリンコマリーは第2次世界大戦中に日本軍が攻撃した場所でもあります。当時、トリンコマリーにはイギリス軍の軍港があり、東南アジアを資源供給の地として抑えておきたかった日本は、1942年に軍港を爆撃しました。
亡くなった兵士は350人にのぼり、イギリス人を中心にインド人やパキスタン人も含まれていました。そういった経緯がある場所に行くときは、一応知っていた方が良いと思いますのでご紹介しました。
以上になります。シロナガスクジラに出会えるトリンコマリー。ぜひ行ってみてください(^^)
トリンコマリーは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
| 航空便例 | ・日本-コロンボ(約9時間半)
・コロンボ-トリンコマリー(約1時間15分) |
|---|---|
| ベストシーズン | 3月中旬~4月中旬 |
| 外務省 | 海外安全情報 スリランカ |
| ガイドブック | スリランカのガイドブック |
| ビザ | ビザか「ETA」の取得が必要 |
| パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
| 時差 | -3時間半(サマータイム無し) |
| チップ | ツアーガイドなど:500~1000ルピー |
| 日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
| 現地で使えるシンハラ語 | ①おはよう。
スバ ウデーサナック ヴェーワー
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
| 電圧とプラグ | 230~240V
|
| 通貨 | スリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)で、補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」(ほとんど使われていない)。1ルピー=100セント
|
| 日本大使館 | ・HP |
| スリランカの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。







































