黄河風景名勝区は「中国のマウント・ラッシュモア」とも言える場所で、世界最大の石像がそびえ立っています。鄭州駅からバスで簡単に行くことが出来まして、範囲が広いので1日時間をとって行くのがオススメです(^^)
「黄河風景名勝区」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
2-1:バスで行く
2-2:高速鉄道で行く
2-3:タクシーで行く
2-4:空港送迎で行く
3・黄河風景名勝区へのアクセス
4・黄河風景名勝区
4-1:概要
4-2:炎黄二帝彫像
4-3:黄河母親像
4-4:ホバークラフト
4-5:大禹山
5・世界の同様の場所
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街は鄭州市。河南省の省都であり、中国の中原地区の中心的な大都市です。殷の時代からの歴史があり、中国八大古都(北京、南京、杭州、西安、洛陽、開封、安陽、鄭州)の1つです。人口は約1000万人。
最寄りの空港は鄭州新鄭国際空港(CGO)。国内外合わせて80都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨は人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分で、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Quimbero
鄭州空港は中国五大空港に数えられる巨大空港です。市内中心部からは南東に約40km離れています。市内への移動方法は、バス、鉄道、タクシー、空港送迎の4つです。
・6時~20時まで運行
・30分おきに運行
・所要時間:約40分
・料金:20元
■2線:「金鄭州大酒店」(鄭州駅)
・8時~19時まで運行
・1時間おきに運行
・料金:20元
鄭州駅はアジア最大の駅で、中国鉄道の心臓部です。日本だと新宿駅のような感じでしょうか。空港とつながっているだけでなく、国内ほとんどの都市へ列車が出ています。
■「鄭州駅」行き
・所要時間:30分
・料金:16元
■「鄭州東駅」行き
・所要時間:約20分
・料金:12元
■「開封宋城路」行き
・所要時間:約1時間
・料金:30元
■元焦作行き
・所要時間:約1時間半
・料金:44元
・料金:約100元
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
黄河風景名勝区は市内中心部から北西に約20km離れています。市内中心部からは「游16路(Y16)」の路線バスでアクセスできます。市内の色々なバス停で乗れますが、一番分かりやすいのは鄭州駅からです。始発なので座れますし、終点が黄河風景名勝区なので安心です(^^) 戻りのバスは19:00発が最終です。
・所要時間:1時間10分
・料金:5元
黄河風景名勝区
出典:http://blog.sina.com.cn ※拡大できます
黄河風景名勝区は、中国の観光地等級で「全国AAAAレベル(4Aレベル)」に指定されている場所で、中国文明を育んだ黄河を一望することができます。
「五龍峰」「岳山寺」「駱駝嶺」など5つのエリアに分かれていて、地図のように26ヶ所の見どころがあります。広い範囲に点在しているので、ロープウェイ、大型すべり台、ホバークラフトなどの移動手段が整備されています。どれを使うかでチケット料金も変わってきます。
【黄河風景名勝区】
■営業時間
・5月~10月上旬:6時半~19時半
・10月中旬~4月:7時~18時
■料金
・入場料:60元
・園内観光バス:20元
・ホバークラフト:80元
■ロープウェー
・3月中旬~11月中旬のみ運行
・8時半~17時半
・料金:往復50元
■公式HP
「中国のマウント・ラッシュモア」ともいえる「炎黄二帝彫像」は、高さ106m(像自体は51m)で石像としては世界一の高さを誇ります。約20年の歳月をへて2007年に完成しました。
炎帝と黄帝は、中国の神話に登場する「三皇五帝」の中で最も偉大とされる2人の皇帝です。「華人の始祖」と呼ばれ、中国の人々は自分たちを「炎黄子孫(炎帝、黄帝の子孫)」と呼ぶこともあるそうです。完成の式典には約2万人が参加しました。
目の前には15万平方mに及ぶ「炎黄広場」があり定時に劇が行われます。この劇は終わると記念写真などを無料で撮らせてくれます(^^) また、他にもたくさんの像が立ち並んでいます。
風景区の中心部である「五龍峰」エリアにあり、高さは5m、重さは30トン、大理石で造られています。中国における「黄河=母」「人民=子供」という観念を具現化した像です。
ここまで来たら、やはり黄河の上に行ってみたいですよね。遊覧ボートなどもありますが、ホバークラフトなら結構な速度が出て、陸地も走れて、中もエアコンが効いているので快適です(^^)
黄河を上から眺めるときは「大禹山」か「岳山寺」へ行きます。「大禹山」にはロープウェーが設置されているので、多くの人がそちらへ行きます。
以上になります。母なる黄河と中国のラッシュモア。ぜひ行ってみてください(^^)
鄭州は日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■マウントラシュモア国立記念公園 |
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マウントラッシュモアは、4名のアメリカ歴代大統領の顔が彫られている山で、アメリカでは非常に重要な場所です。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも有名な像がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい像総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい91ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています。
航空便例 | 日本-鄭州(約4時間半) |
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ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
ガイドブック | ・中国のガイドブック |
ビザ | 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。 |
パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
チップ | 無し |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
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日本大使館 | ・HP |
中国の絶景一覧 |
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