グランピアンズ国立公園は、無数のビューポイントがある絶景だらけの国立公園です。野生のカンガルーやエミューなども簡単に見ることができ、1日ではとても足りないので、なるべく時間を取って観光したい場所です。
こちらのページではハイライトとなる展望台を中心に観光の見どころをご紹介します。アクセスやアボリジニの壁画などについては「グランピアンズ国立公園①」をご覧ください(^^)
「グランピアンズ国立公園②観光の見どころ」徹底ガイド:目次
1・グランピアンズ国立公園の見どころ一覧
2・リード展望台とザ・バルコニーズ
2-1:リード展望台
2-2:リード展望台消防塔
2-3:ザ・バルコニーズ
3・グランドキャニオンからピナクル展望台
4・ボロカ展望台
5・マッケンジー滝
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
グランピアンズ国立公園には多くの見どころがありますが、ここは外せないという9ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
ハイライトの1つで「リード展望台」と書いてある場所に駐車場があり、そこから東に約1.1km歩くと「ザ・バルコニーズ」が、西に約150m歩くと「リード展望台消防塔」があります。
公園を代表する展望台の1つで、ビクトリア渓谷やウォートック湖を一望する壮大な景色が広がります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。サンセットの名所なので夕方に合わせて行く人も多いです。駐車場からすぐなので、子供やお年寄りでも簡単に楽しめます(^^)
オーストラリアは森林火災の被害が大きい国なので、周囲を見渡せる場所に監視塔が設けられています。ここは絶景の前にちょこんとした建物があり、なんともフォトジェニックです(*´ω`*) すぐ近くまで道路が整備されていますが、最後は歩きになります。
日本人に一番人気の場所で、映画「もののけ姫」においてアシタカとモロが会話した「モロの住処」に似ていると言われています。
確かに雰囲気はそっくりですねΣ(゚∀゚ノ)ノ ここからも雄大な景色が広がっています。
モロの住処は、屋久島の「太鼓岩」や、大阪・磐船神社の「天の岩戸」なども似ていると有名です。岩の先端からの景色がこちらです。
アシタカになった気分ですね(*´ω`*)
以前は岩の上に立つことが出来たのですが、現在は安全の面から入れなくなっています。
実はグランピアンズ国立公園は、観光客による危険な写真撮影が問題になっています。ちゃんと遊歩道が整備され、手すりが設置されているにも関わらず、あまりの絶景のため、それを乗り越えて崖っぷちで写真を撮る人が後を絶ちません。特にユーチューブやSNSが発達してからは増加傾向にあり、死亡事故もたびたび起こっています。
世界には同様の景色が見られる場所がたくさんあり、その多くで壮大な写真が撮影されています。例えばカンボジアのプリアヴィヒア遺跡もその1つです。
絶景ですよね。崖の高さは600mあります。ただ、実は崖の少し下に地面があって、一気に600m下がるわけではありません。
しかし、グランピアンズ国立公園の場合、一気に数十m~数百m下がることもあり本当に危険です。必ず指定された道を歩き、無茶な行動は取らないようにしてください。
ワンダーランド駐車場から「グランドキャニオン」「クールチャンバー」「ブライダルベール滝」「サイレントストリート」と歩き「ピナクル展望台」を目指します。まずはグランドキャニオンを歩きましょう。オーストラリアにもあったんですね(^^;)
非常に狭いですが、確かに壮大な渓谷です(,,゚Д゚) 見てのとおりの場所なので、しっかりしたクツで臨んでください。帽子、サングラス、飲料水、携行食なども必携です。
よくこんなところに階段を設置してくれたものです(^^;) 渓谷の上に行くと開けた場所になり、どこを見渡しても絶景になります。
立派な奇岩群が写っていますが特に名前が付いているわけではありません。スゴいスケールですね。ちなみに、画面を左に回していただくと、観光客が危なそうな写真撮影を試みているのでズームしてみてください(-_-;) ケガしたら大変なので本当にマネしないでください。
そして、こちらがクールチャンバー。ここは巨岩の下に空洞があって「観光客が日陰で休める」ことから名付けられました(^^) 駐車場からここまでで約800mです。
さらに歩くと「ブライダルベール滝」が出てきます。ブライダルベール滝というと「ヨセミテ国立公園」の壮大な滝が有名ですが、ここは見てのとおりチョロチョロという感じです(^^;) でも逆に等身大的な大きさでリアルかもしれないですね。
そして「サイレンスストリート」を歩きます。観光地ではありますが、アボリジニの神聖な場所という感じがしますね(,,゚Д゚)
最後に坂を上ります。ここを超えたらゴールなので頑張ってください(^^;)
そして到着。こちらがピナクル展望台です。船の先端のようですね(,,゚Д゚)
何かもうドキドキしてくる圧倒的なロケーションです…。そして、先端に到着。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
言葉を失ってしまいますね…。時間と体力が必要ですが、その価値がある場所です。ぜひ行ってみてください(^^) 1つ注意点として、出発点となるワンダーランド駐車場が非常に狭いです。そのためこのルートで行けない可能性があります。その場合「Sundial Parking」や「Halls Gap」から目指す形になります。
こちらもグランピアンズを代表する展望台です。ただ「観光客による危険な写真撮影」の典型的なポイントでもあります。
確かにスゴい写真ですよね。でも本当にやめてください。近いところでは2020年12月に転落事故が起きています。このときは家族旅行で来ていた母親が、家族の見てる前で落下するという痛ましい事故でした。
このようにちゃんと柵があるので、それを乗り越えて行っている以上何も言い訳はできませんし、とにかく痛ましいです。危険なセルフィーはやめてください。
専用の駐車場から2つのウォーキングコースが整備されていて、1つは滝へ(片道635m)、1つは滝を見下ろす展望台へ行きます(片道920m)。オススメは滝へ行くコースで、大迫力の滝を間近で見られます(*´ω`*)
ただ、高低差が110mあるので体力がいります(^^;) また、階段が非常に狭い場所があり、1人しか通れず順番待ちが発生します。特に土日は混むので時間に余裕を持って動いてください。
以上になります。絶景の宝庫「グランピアンズ国立公園」。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスやアボリジニの壁画などについては「グランピアンズ国立公園①」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-メルボルン(約10時間半) |
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ベストシーズン | 11月~4月 |
外務省 | 海外安全情報 オーストラリア |
ガイドブック | オーストラリアのガイドブック |
ビザ | ・ビザかETASの取得が必要
・30日まで滞在可 |
パスポート残存期間 | 滞在日数分あればOK |
時差 | ・東部時間:+1時間(シドニーなど)
・中部時間:+30分(ウルルなど) |
チップ | ・基本的には無し
・タクシーなど:端数を切り上げて渡す |
日本への電話 | 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220/240V |
通貨 | オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
オーストラリアの絶景一覧 |
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