クラビのワット・タムスアは、山の頂上に黄金の仏像や仏塔が造られている絶景寺院です。山の麓には高さ91mの寺院や洞窟寺院などもあり、多くの人々が訪れます。非常に体力が必要な場所ですが、それだけの価値があるスゴい寺院です(^^)
「ワット・タムスア(クラビ)」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
3・バンコクからクラビへのバス
3-1:南バスターミナルから行く
3-2:北バスターミナルから行く
4・プーケットからクラビ
5・ワット・タムスア
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はクラビ。タイ屈指の人気リゾート地で、美しい海と石灰岩の切り立った岩山が魅力です。沖合には130以上の島が存在し、隠れ家的なビーチが無数にあるので、にぎやかなプーケットを離れて大人の贅沢な時間を過ごせます。人口は約47.3万人。
最寄りの空港はクラビ空港(KBV)。国内外合わせて6都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はバーツ(通貨コード:THB、記号:B)で、補助通貨はサタン(Satang)。1バーツ=100サタンで、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
■クラビ空港
photo by:Paolobon140
空港は市内中心部から北東に約14km離れています。市内(クラビタウン)への移動方法は、空港バス、タクシー、空港送迎の3つです。
【空港バス】
■市内まで
・所要時間:約45分
・料金:90バーツ
■アオナンビーチまで
・所要時間:約60分
・料金:150バーツ
【タクシー】
■市内まで
・所要時間:約20分
・料金:500バーツ
■アオナンビーチまで
・所要時間:約40分
・料金:600バーツ
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
バンコクからクラビへのバス
photo by:Sry85
南ターミナル(サイタイマイ)から、クラビのバスターミナルまで直通バスが運行しています。
・所要時間:約12時間
・料金:550~850バーツ
■クラビのバスターミナル
photo by:::::=UT=::::
北バスターミナル(モーチット)からも、上記のクラビバスターミナルへ直通バスが出ています。所要時間や料金は、ほとんど同じです。
プーケットからクラビ
■プーケット バスターミナル1
プーケットには2つのバスターミナルがありまして、クラビへは近隣とのバスが発着するバスターミナル1を使います。
・所要時間:約3時間半
・バス:155バーツ~
・ロットゥー:140バーツ~
ワット・タムスアはクラビタウンから北に約9km離れていて、アクセスはトゥクトゥクやタクシーになります。
■クラビタウンから
・所要時間:約15分
・料金:50ガーツ
■アオナンビーチから
・所要時間:約30分
・料金:150バーツ
入口はこちら。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
2頭のナーガ(蛇神)が守護する立派な寺院がありますね(,,゚Д゚) 敷地はかなり広くて色々な建物が建っています。例えばこちらは…
巨大なトラですΣ(゚∀゚ノ)ノ 5階建てで、高さは91mにもなります。実は「ワット・タムスア」は「トラの洞窟の寺院」という意味で、英語では「タイガー・ケーブ・テンプル」とも呼ばれています。
こちらが実際の洞窟付近です。僧侶のジュムネアン・シーラセット氏が瞑想修行を行ったことで歴史がスタートし、1975年3月25日に「ナチン修道院」と名付けられ、1990年8月2日に「ワット・タムスア」と改称されました。
「トラの洞窟」という名前は、彼が瞑想をしていたときにトラが現れたとか、洞窟の中にトラの足跡があるとか、洞窟の中の岩がトラの足に似ているとか、様々な由来があります。この付近では立派な鍾乳洞なども見られるので、ぜひ訪れてください(^^) ただ、メインの場所はここではありません。こちらのストリートビューをご覧ください。
正面の山の頂上部分をグー――っとアップにしてみてください。ボンヤリと何かが見えると思います(^^;)
…うっすらと見えましたでしょうか?
そう、なんと山の頂上に寺院が造られているんです。
それでは全貌をご覧ください。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
とんでもないですねΣ(゚∀゚ノ)ノ そして、正面に階段も写っているのですが見えるでしょうか?少し画面を下に向けてみてください。緑色の屋根があり、その周辺から階段がのびているのが分かると思います。それでは早速登っていきましょう。登山口はこちら。
右の看板に「1,237 STEP TO TOP MOUTAIN」と書いてますね…。そう、なんと1237段の階段を登って頂上を目指しますΣ(・∀・;) しかもですね…実は少し拡張されて合計1260段になっています。
傾斜もかなりあって、階段1段が30cmを超える場所もあるのでサンダルなどは危険です。途中に売店などは無いので、飲料水や携行食はしっかり準備してください。ただ、サルがいるので飲食の際は注意が必要です。
休憩所はありまして、見てのとおり絶景が広がっているのでノンビリ頂上を目指すのがオススメです(^^) 速い人で約30分、遅くても1時間という感じでしょうか。
そして頂上に到着です。ここからは靴を脱がなくてはいけません。改めて見ると上部はこのようになっています。
なんと2階構造ですΣ(゚∀゚ノ)ノ よくこんな場所に造れましたよね…。
①が上のストリートビューの階段部分で、②は1階部分を示しています。階段を登ると③の部分に到着し大きな仏塔があります。そこから少し階段を登って④の仏像へ行き、さらに奥の⑤⑥へ行きます。
それでは順にご紹介します。全て絶景なので、画面をグルっと回して周囲を見てみてください(^^)
まずは②からです。こう見ると、元々頂上には大きな岩があり、それを利用して2階構造にしていることが分かります。そして、それにより頂上に広い場所を造ることを実現し仏塔などを建てたわけですね(,,゚Д゚)
加えて、もしこれが無かったら雨が降ったとき大変ですし、日差しを遮るものもありません。その意味でも非常に理にかなった構造ですね。
続いて③です。右側にはクラビの雄大な田園風景が広がっています。標高ですが、278mと309mという情報があります(^^;)
そして④。ここがゴールですね。お疲れさまでした(*´ω`*) ちなみに、この山は「ケーオ山」といって、周辺は「キリウォン渓谷」と呼ばれています。
続いて⑤へ。なんとさらに1階分高くなっていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 良く見ると岩山が突き出ているのが分かります。標高で考えると、この上がゴールになるわけですね。
上には同じ大きさの3体の座像があり、その前には小さな座像と涅槃仏があります。涅槃仏はともかく、小さな座像があえて設置されているのは何故なんでしょうか…(^^;) でも何かしらの理由があるんでしょうね。
そして、一番奥にあたる⑥がこちらです。
写っている人と比較していただくと分かりますが、手すりが結構低いので注意してください。営業時間は8時から18時で、季節により多少前後します。入場料はありません。
ちなみに、「戦場にかける橋」で有名なカンチャナブリにもワット・タムスアという寺院があります。そちらの方が有名だと思いますので、検索などする際は間違えないように注意してください。
以上になります。素晴らしいパノラマを一望できるクラビのワット・タムスア。ぜひ行って見ください(^^)
航空便例 | ・日本-バンコク(約7時間)
・バンコク-クラビ(約1時間半) |
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ベストシーズン | 11月~2月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 タイ |
ガイドブック | タイのガイドブック |
ビザ | 観光目的の滞在のみビザ不要。
空路入国:30日以内、陸路入国:15日以内の滞在。 |
パスポート残存期間 | 6ヶ月以上 |
時差 | -2時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 001(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるタイ語 | ①おはよう。
สวัสดี(サワッディー)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V
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通貨 | バーツ(通貨コード:THB、記号:B)で、補助通貨はサタン(Satang)。1バーツ=100サタン。
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日本大使館 | ・HP | タイの絶景一覧 |
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