カックーはインレー湖の東にある仏教遺跡で、2478もの仏塔が乱立する「仏塔の森」です。バガンの前後に訪れるのが一般的です。
「カックー遺跡」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
3・ヤンゴンからタウンジー
3-1:バスで行く
3-2:鉄道で行く
4・マンダレーからタウンジー
5・パガンからタウンジー
6・ニャウンシュエからタウンジー
7・カックー
8・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の町はタウンジー。シャン州の州都で、標高約1400mに位置する避暑地として知られています。特に有名なのが「バルーンフェスティバル」。毎年11月の満月の日から一週間開催されます。人口は約20万人。
最寄りの空港はヘーホー空港(HEH)。国内の2都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はチャット(通貨コード:MMK、記号:K)。補助通貨は「ピャー(Pya)」がありますが、現在はインフレの影響でほとんど使われていません。本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Ekyaw
空港はタウンジーから西に約40km離れています。町への移動方法はタクシーのみで、所要時間は約1時間、料金は約3万チャットです。
「アウンミンガラー・ハイウェイバスストップ」というターミナルから出発します。
・所要時間:約12時間
・料金(エクスプレス):1万1千チャット
VIPクラスは約2倍になります。
・「JJエクスプレス」や「ルンビニエクスプレス」が運行。
チケットはターミナルでも買えますし、ヤンゴン駅の近くにあるチケットオフィスでも購入できます。
■チケットオフィス
ダウンタウンからターミナルはタクシーかバスになりまして、タクシーだと約1万チャット。バスであれば、スーレー・パゴダの北にあるバス停から「YBSの36番」のバスに乗ってください。黄色い車体で、料金は200チャットです。タウンジーは中心部に色々なバス会社が集中しているので、帰るときも困ることはありません(^^)
■タウンジーのJJエクスプレス
■タウンジーのルンビニエクスプレス
photo by:Auchwaswisser
ヤンゴン中央駅から「シュエニャウン駅」まで列車で行きます。アッパークラス、オーディナリークラスがあります。
・所要時間:約30時間
・午前11時発-翌日の17時着
・アッパークラス:9400チャット
・オーディナリークラス:約4千チャット
シュエニャウン駅からタウンジーへは、まず10分ほど歩きマーケットへ行きます。
そこからピックアップ・トラックに乗れまして、タウンジーまで約30分、料金は1000チャットです。下のストリートビューだと、左側に少し行くとマーケットがあります。タクシーだと約2万チャットです。
ヤンゴンからタウンジーへのアクセスはネットで一括検索できます。
マンダレーからタウンジー
■マンダレーのバスターミナル
マンダレーのバスターミナルは「チャンミャシュエピー・ハイウェイ・バスステーション」といって、市内の中心から少し離れています。市内からはタクシーで約5千チャット、バイクタクシーで約2千チャットです。
タウンジーに着いてからは上記のとおりです。
・所要時間:約6時間
・料金(VIPクラス):1万2千チャット
・「JJエクスプレス」や「ルンビニエクスプレス」が運行
マンダレーからタウンジーへのアクセスはネットで一括検索できます。
パガンからタウンジー
■バガンのバスターミナル
バガンのニャウンウーのバスターミナルからバスが出ています。タウンジーに着いてからは上記のとおりです。
・所要時間:約8時間
・料金(VIPクラス):2万チャット
・「JJエクスプレス」などが運行
インレー湖の拠点のニャウンシュエとタウンジーはピックアップ・トラックで移動します。所要時間は約1時間で、料金は2000~3000チャットです。インレー湖からタクシーをチャーターする場合は往復で4万5千チャットです。
カックーはタウンジーから南に約50km離れた場所にあり、付近は少数民族「パオ族」が暮らす特別地区になっています。外国人が見学出来るようになったのは2000年からなので、まだ新しい観光スポットといえます(^^)
行き方はタクシーチャーターのみで、往復で約3万5千チャットです。タウンジーの町でガイドを雇うのが必須とされていますが厳密に守られてはいないようです。中に入るとそこはまさに仏塔の森。その数なんと2478個Σ(゚∀゚ノ)ノ 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
マンダレーにある「サンダムニ・パゴタ」や「クトードー・パゴタ」とは、また違った雰囲気です(,,゚Д゚)
■サンダムニ・パゴタ
パゴタとしての歴史は非常に古く、なんと紀元前3世紀頃にインドのアショーカ王によって建造されたと言われています。その後パガン朝の時代になって、王から「それぞれの家で1つの仏塔を建てること」という命令が出て増えていったそうです。
敷地は、横幅が約250m、縦幅が150m。グーグル・アースで見ると剣山のようです(^^;)
赤で囲んだ2ヶ所には、少し大きめの仏塔が建てられています。この内の1つは12世紀に建てられていて、残りの小さな仏塔は16~18世紀に少しずつ造られていきました。
中には寝仏が安置されています。ミャンマーの寝仏は、巨大なものばかりなので、このような小さい寝仏を見るとほっとします(*´ω`*)
仏塔の上には風鈴がつけられていて、風が吹くと「シャララン…シャララン…」と音が鳴り、非現実的な空間を演出してくれます。
見学は1時間もあれば充分だと思います。入場料は5000チャット(約350円)か、3US$か、3ユーロです。
以上になります。ミャンマーが誇る仏塔の森。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ヤンゴン(約8時間)
・ヤンゴン-ヘーホー空港(約1時間15分) |
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ベストシーズン | 11月~2月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ミャンマー |
ガイドブック | ミャンマーのガイドブック |
ビザ | ビザまたはeVISAの取得が必要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
時差 | -2時間半(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるミャンマー語 | ①おはよう。
ミンガラーバー
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220-240V
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通貨 | チャット(通貨コード:MMK、記号:K)で、補助通貨は「ピャー(Pya)」(ほぼ使われていない)。
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日本大使館 | ・HP |
ミャンマーの絶景一覧 |
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