セノーテ・アンヘリータは世界で唯一の絶景が見られる場所で、数あるセノーテの中でもトップクラスの人気があります。中級者以上のダイバーで無いと行けないのですが、ここに行くためにダイビングをスキルアップするだけの価値がある場所です(^^)
「セノーテ・アンヘリータ」徹底ガイド:目次
拠点の町はトゥルム。海岸線にそびえ立つトゥルム遺跡から約4km離れた場所にある町です。1990年代には静かな町でしたが、現在は各地への観光拠点として賑わっています。人口は約18000人。トゥルムへのアクセスなどは「トゥルム:徹底ガイド」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はメキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。
トゥルムから車を走らせること約15分。幹線道路から少し森の中に入っていくと、神秘的な泉が姿を表します。画面をグルッと回して周囲を見てみて下さい。
ここは完全にダイバー用のセノーテなので、ダイビングショップに申し込んでアクセスします。基本的には竪型のセノーテで、エントリーしたら単純に潜降していきます。最大水深は35~40mほどになるので、PADIでいうところアドバンス以上のライセンスが必要になり、体験ダイビングなどはできません。
透明度は非常に高いです。そして、水深約30m地点で地面のような場所が現れます。
しかし、よく見ると白い部分がフワッとしているのが分かります。実はこちら、セノーテで見られる「ハロクライン」という現象が最も分かりやすく発生している場所で、一言でいうと「水中に出来た硫化水素の層」なんですΣ(゚∀゚ノ)ノ
これが水底の上じゃないんですよ…すごいですよね(,,゚Д゚)
セノーテは深くなると「下が海水で上が淡水」という場所が出てきます。海水と淡水は塩分濃度が違うため混ざることがなく、その境目を「ハロクライン」と呼びます。詳細は「セノーテはこれで完璧!! スゴいセノーテ23選」をご覧ください。セノーテ・アンヘリータの場合はこのような構造になっています。
水中には落ち葉や枯れ枝がたくさん沈んでいて、それらが腐食する際に発生した硫化水素ガスがハロクラインの間に挟まっていき、長い年月の間にこんな大きな白い層になったんです。そして、さらに潜っていきます。
層の中に入ると白くなって何も見えなくなります。これほど大規模な層が見られるセノーテは非常に貴重で、ダイバー憧れのセノーテの1つになっています。(「暗い」とか「視界が悪い」という要素は、ダイビングでときにパニックを引き起こすので、経験がない方はナイトダイビングや浅い洞窟ダイビングを経験してから行くのがオススメです)
海のように流れがあるわけでもないので、まるで雲の中に吸い込まれるかのようです。そして、その下に海水の層があり視界が開けてきます。
以上になります。年間を通して楽しめるので、休みが取れたタイミングでぜひ行ってみてください(^^) また、そのほかのセノーテについては「セノーテはこれで完璧!! スゴいセノーテ23選」をご覧ください。
セノーテは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-カンクン(約4時間半) |
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ベストシーズン | 11月~4月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 メキシコ |
ガイドブック | メキシコのガイドブック |
ビザ | 180日以内の観光は不要。 |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上 |
時差 | ・東部時間:-14時間(カンクンなど)
・中部時間:-15時間(メキシコシティなど) |
チップ | ・タクシー:不要
・レストラン:10~15%。お釣りの小銭をテーブルに残す。 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 110V、120V、127V
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通貨 | メキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボ。
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日本大使館 | ・HP |
メキシコの絶景一覧 |
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