ハバナはキューバ革命の中心地であり、チェ・ゲバラやホセ・マルティゆかりの場所が多く残っています。文豪ヘミングウェイが愛した街でもあり、旧市街とクラシックカーの取り合わせはカリブ海屈指の絶景といえます(^^)
「ハバナ」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
2・キューバの通貨事情
2-1:2種類の通貨がある
2-2:注意点
3・空港から市内への移動
3-1:タクシーで行く
3-2:バスで行く
4・ハバナの見どころ一覧
5・セントラルパーク
6・オビスポ通り
7・ホテル・アンボス・ムンドス
8・マレコン通り
9・モロ要塞
10・革命広場
11・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ハバナは、キューバの首都でありカリブ海地域の最大都市です。1519年にスペイン人によって建設され、1902年にキューバ共和国が独立した際に首都になりました。人口は約210万人。
最寄りの空港はハバナの「ホセ・マルティ国際空港」(HAV)。国内外合わせて約30都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちら。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨は「兌換ペソ」と「人民ペソ」があって複雑なので後述します。本日のレートはこちら。

出典:ttps://www.tropicalcubanholiday.com
兌換ペソ(CUC)は基本的にUS$と等価なので分かりやすいです。兌換ペソ(CUC)を人民ペソ(CUP)に両替する際のレートは「1CUC(兌換ペソ)=24CUP(人民ペソ)」ですが、逆に人民ペソ(CUP)を兌換ペソ(CUC)に両替する際は「1CUC(兌換ペソ)=25CUP(人民ペソ)」になります。
人民ペソは外国人も使えます。兌換ペソで支払う店などは観光客用の場所が多く、オシャレですが高いです。ローカルバスやローカルレストランなどは現地価格なので安いですが、基本的に人民ペソでの支払いになるので事前の両替が必要です。
この2つの通貨は、紙幣と硬貨だったら分かりやすいのですが、両方とも紙幣なので慣れないうちは間違って支払わないように注意が必要です。1CUPを1CUCで支払ってしまったら、24倍の料金を支払ってしまいますからね(^^;)
空港から市内への移動
photo by:Tacorontey
空港は市内中心部から南西に約15km離れています。市内への移動方法はタクシーかローカルバスです。ただ、ローカルバスは乗り場が空港から徒歩15分ほど離れているのと、大きな荷物が持ち込めないので実質使えません。
・所要時間:約30分
・料金:約30CUC
・大きな荷物は不可で支払いは人民ペソ(CUP)
・所要時間:約1時間
・料金:1CUP
ハバナには多くの見どころがありますが、ここは外せないという6ヶ所を厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
「カピトリオ(旧国会議事堂)」に隣接している公園で、周辺にコロニアルな雰囲気の建物が集まっています。中心には独立の英雄ホセ・マルティの像が立っていて、いつも多くの人で賑わっています(^^)
ひときわ豪華な外観をしている建物は市立劇場。その前には、今やキューバの代名詞ともいえるクラシックカーが並んでいて、ハバナの海岸線をはじめ色んなルートでドライブしてくれます。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
旧市街の中心を東西に貫くメインストリートで、長さは約1km。観光客だけでなく現地の人々でも賑わっていて、特にアルマス広場に近い東側は、古き良きキューバの雰囲気が色濃く残っています。
また、オビスポ通りから海側に歩いていくと「クアルテレス通り」が出てきます。特に観光名所というわけではないのですが、とても風情がある場所なのでオススメです(*´ω`*)
キューバは「誰がために鐘は鳴る」などで有名なアメリカの文豪ヘミングウェイが愛した地として知られています。ヘミングウェイは61歳で亡くなるまでの約20年間をキューバで過ごし「老人と海」を書き上げました。
ハバナにはゆかりの場所が多く残っていて、ホテル・アンボス・ムンドスはヘミングウェイが常宿にしていたホテルです。「511号室」が彼の部屋で、宿泊者以外は5CUC(兌換ペソ)で見学できます。
photo by:Guillaume Baviere
また、セントラルパークの近くにある「フロリディータ」というバーには、カウンターに座るヘミングウェイの銅像が置かれていますΣ(・∀・;)
■フロリディータ
ハバナの海岸線に沿って伸びる約8kmの通りで、特に週末の夜に若者たちで賑わいます。上記のクラシックカーのドライブコースになっていて「海岸線を走るクラシックカー」という景色はキューバの代名詞の1つです。対岸にあるモロ要塞の灯台なども見渡せます。
ハバナには「フエルサ要塞」「カバーニャ要塞」「プンタ要塞」など多くの要塞があります。モロ要塞は1762年にイギリスがスペインから奪い、その後フロリダと交換してスペインに戻ったという歴史があります。現在はハバナ随一のビュースポットになっていて、旧市街を一望できます。
■昼間
アクセスはタクシーになりまして、旧市街からの所要時間は約5分、料金は5CUCです。
■夕暮れ
■モロ要塞
・営業時間:8時半~20時
・外側のみ:1CUC
・内部込み:6CUC
・灯台込み:8CUC
世界のすごい要塞については「デラワールフォート:徹底ガイド」に一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
キューバと言えばキューバ革命とチェ・ゲバラですよね。革命広場は新市街の中心地にあり、メーデーなどでは数十万人が集まることもあります。巨大なゲバラの顔が設置されているのは内務省の壁。その右側にある情報通信省の壁には、盟友カミーロ・シェンフエゴスの顔が設置されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
画面をグルっと回していただくと、反対側に大きな塔が立っているのが分かると思います。
こちらは「ホセ・マルティ・メモリアル」。高さ18mのホセ・マルティ像の後ろに、高さ109mの星型の塔がそびえ立っています。元々は共産党の本部であり、星型は「独立」を意味しています。現在は博物館として使われていて、最上階の展望台からはハバナの街を一望できます(^^)
■ホセ・マルティ・メモリアル
・営業時間:9時半~16時
・日曜日休み
・敷地入場料:1CUC
・展望台:3CUC
・展望台+博物館:5CUC
以上になります。他にも革命博物館やゲバラの邸宅など、キューバ革命ゆかりのスポットは多いです。ハバナはどこを見てもキューバならではの雰囲気がたっぷりなので、ぜひ行ってみて下さい(^^)
航空便例 | ・日本-ヒューストン(約12時間)
・ヒューストン-ハバナ(約3時間半) |
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ベストシーズン | 11月~4月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 キューバ |
ガイドブック | キューバのガイドブック |
ビザ | 30日以内の観光なら不要。ツーリストカードと海外旅行保険(アメリカ系以外・英語のみ)の2点が必須。 |
パスポート残存期間 | 3ヶ月以上。未使用のページが1枚必要。 |
時差 | 夏:-13時間/冬:-14時間 |
チップ | ・レストラン:10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:1CUC(兌換ペソ) |
日本への電話 | 119(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 110Vが基本だが、220Vの場所もある。
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通貨 | ・1CUC(兌換ペソ)=24CUP(人民ペソ)
・1CUP(人民ペソ)=100センターボ
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日本大使館 | ・HP |
キューバの絶景一覧 |
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