アレッチ氷河とエッギスホルン展望台

 

エッギスホルン展望台は、アルプス最長のアレッチ氷河を一望できるスイス屈指のビューポイントです。最寄り駅まで行けばロープウェーで簡単に行くことが出来るのでオススメです(^^)

 

 

「アレッチ氷河とエッギスホルン展望台」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

フィーシュ
 
photo by:thisisbossi

 

フィーシュは13世紀頃からの記録が残る町で「ユングフラウ・アレッチ保護区」として2001年に世界遺産に指定されています。人口は約1000人。空港はありません。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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ツェルマットへの行き方 

 

ツェルマットは名峰マッターホルンを眼前に望む景勝地であり、周辺の観光地への拠点となります。スイス屈指の人気リゾートの1つであり、国外から移住する人も多いです。人口は約6000人。ツェルマットへのアクセスは「ツェルマット①アクセスとマッターホルン」をご覧ください。

 

最寄りの空港はジュネーブ空港(GVA)。国内外合わせて120以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。(ベルン空港は現在一般には使われておりません)

 

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通貨はスイスフラン(通貨コード:CHF、記号:Fr.)で補助通貨はサンチーム(Ct)とラッペン(Rp)。1スイスフラン=100サンチーム(ラッペン)です。スイスはEUに加盟していませんが、国鉄やホテルなどではユーロも使えます。本日のレートはこちら。

 

 

 

フィーシュへのアクセスと氷河急行

フィーシュは世界的に名高い観光列車「氷河急行(Glacier Express)」のルート上に位置します。ただフィーシュ駅には残念ながら停まりません。フィーシュ駅へは「マッターホルン・ゴッタルド鉄道」を使います。ここではせっかくなので、まず氷河急行からご紹介します。

 

 

氷河急行は「マッターホルン・ゴッタルド鉄道」と「レーテッシュ鉄道」という2つの鉄道路線を使って「ツェルマット~サン・モリッツ」間を走り抜ける観光列車のことです(^^) 昔はフルカ峠付近で「ローヌ氷河」を見ることが出来たので「氷河急行」と名付けられたのですが、現在は路線が改定されてしまい氷河を見ることは出来ません。

 

■路線図

アレッチ氷河とエッギスホルン展望台

出典:https://www.magicswitzerland.com※拡大できます

 

総延長は約291km。途中には7つの谷、291の橋、91のトンネルがあり、最高地点はで2033mになります。通しで乗車したときの所要時間は約8時間で、平均時速が約34kmなので「世界一遅い急行列車」とも呼ばれています。

 

通年営業していますが、夏は3往復、冬は1往復になります。客室は一等・二等の他に最上級となる「エクセレンスクラス(Excellence Class)」が2019年に新設されました。

 

■エクセレンスクラス

 

値段は高いですが、それだけの価値のある時間になるので大人気です(^^) 座席は全席指定になるので予約は必須です。

■氷河急行
料金表
時刻表

 

■ツェルマット駅
ツェルマットへの行き方 
photo by:Philipp Gross

 

マッターホルン・ゴッタルド鉄道は、ツェルマット駅から「ディゼンティス駅(ムステル駅)」までをつないでいます。フィーシュ駅へは各駅停車に乗ります。

・1日10本程度(乗換なし)
・所要時間:2時間10分
・料金:24.20フラン~

 

下の路線図の左下の緑で囲んだ部分がツェルマットで、その少し右上の青で囲んだ部分がフィーシュです。

 

■路線図(拡大できます)
アレッチ氷河とエッギスホルン展望台
出典:https://matte-de.blogspot.com ※拡大できます

 

このあたりは標高差が訳分からなくなってきますので注意してください(^^;) 青で囲んだ部分がフィーシュで、ツェルマットからは600mほど下がることになります。

 

■標高図

アレッチ氷河とエッギスホルン展望台

出典:https://matte-de.blogspot.com ※拡大できます

 

■フィーシュ駅
 
photo by:Markus Giger

 

世界の面白い列車については「南アフリカの豪華列車:徹底ガイド」に一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

エッギスホルン展望台へのアクセス

 

フィーシュ駅についたら、歩いて約10分ほどでロープウェー乗り場があります。エッギスホルンへは直通ではなく、途中の「フィーシャーアルプ(Fiescheralp)駅」で乗り換えます。展望台までの所要時間は約30分で、30分おきに運行しています。

 

 

 

エッギスホルン展望台

 
photo by:Tambako The Jaguar

 

頂上の標高は2927m。フィーシュは標高約1000mなので、一気に2000m上がります。高山病や防寒対策に注意してください。駅につくと、すぐにアレッチ氷河の絶景を見ることができます(,,゚Д゚) 画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

■雪解け後

 

■雪解け前

 

アレッチ氷河は全長23kmにもなるアルプス最大の氷河で、最適な時期としては、氷河をハッキリと見て取ることができる雪解け後がオススメです。頂上はそれなりの広さがあり、レストランなどもあります。

 

 

最高のロケーションですね。これは贅沢です(^^) 周辺にはたくさんのハイキングコースが設置されていて、夏には多くの観光客が訪れます。ハイキングコースを歩けばロープウェーを使わずに様々な展望台へ行けるのでオススメです。

 

アレッチ氷河とエッギスホルン展望台

 

以上になります。ここはツェルマットやベルンと比べると、まだまだ日本人は少ない場所なので、ぜひ行ってみてください(^^) スイスでは必須の観光パスについては「ベルン①観光の基本情報」をご覧ください。

 

 

世界の氷河・氷山スポット

■ペリトモレノ氷河とウプサラ氷河(アルゼンチン)

南部パタゴニア地方に広がるロス・グラシアレス国立公園にあります。ペリトモレノ氷河は正面からの堂々とした姿が美しく、ウプサラ氷河はクルーズで巨大な氷塊を目の当たりにできます。詳細は下記からご覧ください。

「ペリトモレノ氷河」徹底ガイド

■サウスジョージア島(イギリス)

南米にあるイギリス領で、キングペンギンの世界最大のコロニーです。クジラ、ゾウアザラシ、オットセイ、アホウドリなども見られますし、巨大な氷山や氷塊も楽しめます。詳細は下記からご覧ください。

「サウスジョージア島」徹底ガイド

■コロンビア大氷原(カナダ)

ジャスパー国立公園にある氷原で「アサバスカ氷河」など複数の氷河の「源」になります。詳細は下記からご覧ください。

「ジャスパー国立公園②観光の見どころ」徹底ガイド

■ニューファンドランド島(カナダ)

ニューファンドランド島には、デンマークのイルリサット・アイスフィヨルドから流れ出た膨大な氷塊が南下してきます。実は、あのタイタニック号が氷山にぶつかったのが、このエリアなんです。詳細は下記からご覧ください。

「ニューファンドランド島②バイキングと氷山ウォッチング」徹底ガイド

■イルリサット・アイスフィヨルド(デンマーク)

世界最大の島「グリーンランド」にあるフィヨルドで、氷河から流れ出した巨大な氷塊をたくさん見ることができます。詳細は下記からご覧ください。

「イルリサット・アイスフィヨルド」徹底ガイド

■グレイ湖(チリ)

トレス・デル・パイネ国立公園にある湖で、グレイ氷河から流れ出る氷塊が浮かんでいます。詳細は下記からご覧ください。

「トレス・デル・パイネ国立公園②観光の見どころ」徹底ガイド

■サンタ・イネス氷河(チリ)

南部パタゴニアのサンタ・イネス島にある氷河で、クルーズ船で観光できます。詳細は下記からご覧ください。

「マグダレナ島」徹底ガイド

■パストルリ氷河(ペルー)

「南米のスイス」と称される「ワスカラン国立公園」にあります。詳細は下記からご覧ください。

「ワラス②ワスカラン国立公園」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な氷系の場所がたくさんあります。興味のある方は「世界の氷系スポット総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい28ヶ所を4つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-アブダビ(約10時間)

・アブダビ-ジュネーブ(約6時間)

ベストシーズン 5月~9月
外務省 海外安全情報 スイス
ガイドブック スイスのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるドイツ語 ①おはよう。

Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)

 

②こんにちは。
Guten Tag.(グーテン・ターグ)

 

③こんばんは。
Guten Abend.(グーテン・アーベント)

 

④ありがとう。
Danke schön. (ダンケ シェーン)

 

⑤さようなら。
Tschüss.(チュース) 

 

⑥はい・いいえ。
Ja・Nein.(ヤー・ナイン)

 

⑦~へ行きたい。
Ich möchte ~ gehen.
(イッヒ メヒテ ~ ゲーエン)

 

⑧これがほしいです。
Ich möchte das.
(イッヒ メヒテ ダス)

 

⑨これはいくらですか?
Wie viel kostet das?
(ヴィー フィール コステット ダス)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Konnen Sie~?
(ケンネン ズィー~?)

電圧とプラグ 220-230V

コンセントタイプ

通貨 スイスフラン(通貨コード:CHF、記号:Fr.)で補助通貨はサンチーム(Ct)とラッペン(Rp)。1スイスフラン=100サンチーム(ラッペン)。

 

日本大使館 HP

スイスの絶景一覧

スイスの絶景

 

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