南アフリカ共和国の豪華列車

 

南アフリカには「ロボスレイル」と「ブルートレイン」という超豪華列車が走っています。それぞれ、目もくらむような豪華列車ですが、実は用途が全く異なるので詳しくご紹介します(^^)

 

 

「南アフリカの豪華列車」徹底ガイド:目次

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はプレトリア。南アフリカ共和国の実質的な首都で各国の大使館が多く置かれています。街には7万本のジャカランダが植えられていて、9月下旬からは紫の花が一斉に咲き誇り「ジャカランダの街」と称されています。人口は約53万人。

 

最寄りの空港はヨハネスブルクの「O・R・タンボ国際空港」(JNB)。国内外合わせて約80都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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空港から市内への移動

 

 

ヨハネスブルク国際空港はプレトリアから南に約50km離れています。プレトリアへの移動方法は「ハウトレイン」という電車が1番です。

 

南アフリカ共和国の豪華列車
出典:http://www.sacommercialpropnews.co.za

 

空港直結なのでヨハネスブルクの街に出る必要がありません。空港を出たら1駅目の「Marlboro駅」で乗り換えて、北方面の3駅目がプレトリア駅です。

 

南アフリカ共和国の豪華列車
photo by:airbus777

 

ハウトレインは安全・清潔・定刻通りです。乗車するためには「ハウトレインカード」を購入する必要がありますが、Suicaを買うようなもので特に難しいことはありません(^^)

・料金:164ランド
・所要時間:約30分

 

 

ロボスレイル

南アフリカ共和国の豪華列車
photo by:Bob Adams

 

ロボスレイルは1989年に設立された豪華列車で、アフリカ大陸の南部を複数のルートで駆け巡ります。出発駅はプレトリアの「キャピタルパーク駅」です。

 

■キャピタルパーク駅
 
photo by:Garyth

 

こちらがお部屋。もう完全な高級ホテルです(^^;)

 

南アフリカ共和国の豪華列車
photo by:Luxury Train Club

 

食堂車も迎賓館のようです。

 

「南アフリカの豪華列車」徹底ガイド 【旅の大事典】
photo by:David Brossard

 

中でも、タンザニアのダルエスサラームとケープタウンを結ぶ国際旅客列車「プライド・オブ・アフリカ」は「世界最高級の豪華列車」と呼ばれています。ロイヤルクラスは約240万円です( ̄▽ ̄;)

 

南アフリカ共和国の豪華列車

■日程:15日間
■移動距離:5800km
■料金(2人用)
・ロイヤル:22900US$
・デラックス:17500US$
・プルマンゴールド:13200US$

 

また、プレトリアを出て東のクルーガー国立公園でサファリを満喫し、ダーバン、ポートエリザベスを経てケープタウンに至る、南アフリカ共和国の大周遊コースもあります。ロイヤルクラスは約110万円です(T^T) 一生に一度は乗ってみたいですね。

 

南アフリカ共和国の豪華列車

■日程:11日間
■移動距離:3700km
■料金(2人用)
・ロイヤル:179000ランド
・デラックス:135000ランド
・プルマンゴールド:90000ランド

 

 

ブルートレイン

 

1923年に端を発する「豪華寝台列車」で、プレトリアからケープタウンまでを、31時間かけて走行します。ロボスレイルのような「観光列車」ではなく、あくまでも「寝台列車」ということです。

 

 

ラウンジや食堂車はもちろんのこと、デラックスルームにはシャワーが、ラグジュアリールームには浴槽までついていますΣ(゚∀゚ノ)ノ また、車内のドリンクは酒も含めて運賃に含まれているので、室内では自由に飲むことができます。

 

■プレトリア→ケープタウン:8時発-翌15時着
■ケープタウン→プレトリア:8時半発-翌15時着
■移動距離:1600km
■料金
・デラックスダブル:約1220US$
・デラックスシングル:約1800US$
・ラグジュアリーダブル:約1530US$
・ラグジュアリーシングル:約2300US$

 

また、2泊3日でクルーガー国立公園を往復するプランもあります。

■1日目
・10時:プレトリア駅集合
・13時:出発

 

■2日目
・5時:クルーガー国立公園着
・日中:ゲームドライブ
・22時:クルーガー国立公園発

 

■3日目
・10時:プレトリア着

 

■料金
・デラックスダブル:約2500US$
・デラックスシングル:約3750US$
・ラグジュアリーダブル:約3100US$
・ラグジュアリーシングル:約4700US$

 

以上になります。ブルートレインなら手が出ないことは無いですね(^^;) 南アフリカに行ったら、ぜひ検討してみてください。

 

 

世界のすごい列車スポット

■グランドキャニオン鉄道(アメリカ)

グランドキャニオンのサウスリムから真南に約100km離れた「ウィリアムス」の町から出ています。詳細は下記からご覧ください。

「グランドキャニオン①アクセスと概要」徹底ガイド

■雲の列車(アルゼンチン)

photo by:Presidencia de la Nacion

南米の秘境・ウマウアカ渓谷を走る列車で、標高は最高で4220mにもなります。詳細は下記からご覧ください。

「ウマウアカ渓谷②観光の見どころ」徹底ガイド

■世界の果て号(アルゼンチン)

世界最南端の都市・ウシュアイアにある観光列車です。詳細は下記からご覧ください。

「ウシュアイア」徹底ガイド

■スノードン山の登山列車(イギリス)

標高1085mの山頂へ、蒸気機関車やディーゼル機関車で簡単に行くことが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「スノードン山」徹底ガイド

■バッセルトン・ジェティー(オーストラリア)

パース近郊にある橋で、その上を電車が走っていることから「千と千尋」の終盤シーンに似ていると人気です。詳細は下記からご覧ください。

「バッセルトン・ジェティー」徹底ガイド

■氷河急行(スイス)

photo by:Böhringer Friedrich

「マッターホルン・ゴッタルド鉄道」と「レーテッシュ鉄道」という2つの鉄道路線を使って「ツェルマット~サン・モリッツ」間を走り抜ける観光列車のことです。詳細は下記からご覧ください。

「アレッチ氷河とエッギスホルン展望台」徹底ガイド

■ゴルナーグラート鉄道(スイス)

ツェルマット駅から鉄道で簡単に山頂へ行き、マッターホルンの雄大な景色を眺められるという、スイスで最も人気のある山の1つです。詳細は下記からご覧ください。

「ツェルマット②観光の見どころ」徹底ガイド

■ピラトゥス鉄道(スイス)

photo by:Maria Feofilova

世界一急勾配な鉄道で、標高2132mの「ピラトゥス・クルム」という山を登っていきます。詳細は下記からご覧ください。

「ピラトゥス鉄道」徹底ガイド

■ブリエンツ・ロートホルン鉄道(スイス)

photo by:dconvertini

標高2244mのロートホルン山頂まで、蒸気機関車で簡単に行くことが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「ブリエンツ・ロートホルン鉄道」徹底ガイド

■カフェトラム(スウェーデン)

ストックホルムのトラム(路面電車)で、なんとカフェになっています。詳細は下記からご覧ください。

「ストックホルム⑤メトロアート(2)」徹底ガイド

ビルマ鉄道(タイ)

タイを代表する戦跡で、現在は人気の観光スポットになっています。詳細は下記からご覧ください。

「カンチャナブリ②ビルマ鉄道」徹底ガイド

■メークローン鉄道(タイ)

テレビで一度は見たことがあるであろう「市場のど真ん中を走る鉄道」です。詳細は下記からご覧ください。

「メークローン市場」徹底ガイド

■チベット鉄道(中国)

チベット高原を走る天空の鉄道です。正式には「青蔵鉄道」といいますが「青海チベット鉄道」と呼ばれることが多いです。詳細は下記からご覧ください。

「チベット自治区①アクセスと注意点」徹底ガイド

■茶卡塩湖(中国)

「中国のウユニ塩湖」として有名な場所で、湖の中を走るトロッコ列車が「千と千尋」の終盤シーンに似ていると人気です。詳細は下記からご覧ください。

「茶卡塩湖」徹底ガイド

■ダッカ空港駅(バングラデシュ)

photo by:Shadman Samee

ダッカはバングラデシュの首都で、世界で一番カオスな街として有名です。電車の屋根に山程の人が乗っている様子は圧巻です。詳細は下記からご覧ください。

「ダッカ②観光の見どころ」徹底ガイド

■サンタクロース・エクスプレス(フィンランド)

ヘルシンキから「サンタクロース村」がある「ロヴァニエミ」まで運行しています。詳細は下記からご覧ください。

「サンタクロース村①村へのアクセス」徹底ガイド

■コルコバードの丘の登山鉄道(ブラジル)

キリスト像で有名なコルコバードの丘は登山列車で頂上を目指します。ブラジルらしく、車内ではサンバが鳴り響きますΣ(゚∀゚ノ)ノ 詳細は下記からご覧ください。

「リオ・デ・ジャネイロ③コルコバードの丘」徹底ガイド

■ペルーレイルとインカレイル(ベルー)

photo by:© Pierre André

マチュピチュ、クスコ、プーノ、アレキパなどを繋いでいて、特にクスコ~マチュピチュ間で多くの人が利用します。詳細は下記からご覧ください。

「マチュピチュ①電車でのアクセス」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-ヨハネスブルク(約8時間)

ベストシーズン 11月~4月(乾季)
外務省 海外安全情報 南アフリカ共和国
ガイドブック 南アフリカのガイドブック
ビザ 90日以内の観光はビザ不要
パスポート残存期間 南アフリカ出国後30日以上。未使用査証欄2ページ以上
時差 -7時間(サマータイム無し)
チップ ・レストラン:10%程度

・ポーターやベッドメイキング:10~20ランド
・ツアーガイドなど:250ランド程度

公用語 英語
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ランド(通貨コード:ZAR、記号:R)で、補助通貨は「セント(c)」。1ランド=100セント。

 

日本大使館 HP

南アフリカ共和国の絶景一覧

南アフリカ共和国の絶景

 

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