名称 |
プンタ・トンボ
Punta Tombo |
---|---|
場所 | チュブト州
(Provincia de Chubut) |
時差 | 12時間 |
時期 | 9月~3月 |
プンタトンボは、ブエノスアイレスから約1600km南に位置する、南米三大ペンギン営巣地の1つです。その数はなんと50万羽。見渡す限りのペンギンは壮観の一言です♪
プンタ・トンボはバルデス半島と合わせて紹介されることが多いので、バルデス半島にあると誤解されてる場合がありますが、バルデス半島とは約200km離れていますので注意してください。ただ、200kmは車で2時間半ほどなので、通常はバルデス半島のツアー拠点となる「プエルト・マドリン」の町からツアーで訪れます。
ちなみに「生命の宝庫」と呼ばれるバルデス半島は、ミナミセミクジラ、シャチ、ミナミゾウアザラシ、オタリア、ペンギン、イロワケイルカなど、様々な動物を観察することができます♪バルデス半島については、こちらの特集ページをご覧下さい♪
また南米三大ペンギン営巣地の他の2つですが、1つは世界最南端の町「ウシュアイア」の「ビーグル水道」。そしてもう1つはチリの「プンタ・アレーナス」の「マグダレナ島」です。それぞれリンクから特集ページをご覧下さい。
それではご紹介していきます♪
(アクセスと拠点の町についてはバルデス半島のページと同じです)
■目次
拠点となる街は2つあります。「トレレウ(Trelew)」と沿岸に位置する「プエルト・マドリン(Puerto Madryn)」です。
両方とも空港があるのですが、ほとんどは「トレレウ」に向かうため、空路を使う場合、一般的にはトレレウに入ります。そこからバスでプエルト・マドリンへと移動し、ツアーに参加する形が多いです。
ブエノスアイレスからトレレウ
飛行機だと約2時間。夏にはアルゼンチン航空が1日1~2便運行しています。
夏であればウシュアイアからも1日1~2便運行していて、同じく約2時間です。
長距離バスはブエノスアイレスから約24時間。料金は7000円ほどです。
ブエノスアイレスからプエルト・マドリン
プエルト・マドリンはトレレウの約60km北に位置し、ブエノスアイレスからアンデス航空が週3便、ラン航空が夏期のみ週3便運航しています。所要時間は1時間40分。
長距離バスはブエノスアイレスから約22時間。トレレウからはバスで約1時間です。
どちらからも各種ツアーが出ていますが、トレレウには見どころがあまりないため、風光明媚なプエルトマドリンに移動してから参加するのが一般的ではあります。
人口約10万人の都市で、チュブト州の商業工業の中心地です。空港から市内までは車で約20分。
街自体にはあまり見どころはありませんが、古生物博物館では周辺で出土した恐竜の化石などを見ることができます。こじんまりとしていますが、ダイナミックな化石があるので、時間があれば訪れても良いと思います♪
古生物博物館(Museo Paleontologico Egidio Feruglio)

宿はたくさんありますので、こちらからチェックしてください。
プエルト・マドリンは人口は約7万人の、美しいビーチを持つ町です。
バルデス半島へのツアーや、ペンギンで有名なプンタ・トンボなど、各種のツアーの拠点となります。ツアーの相場は300ペソ。大抵1日ツアーで朝の8時~18時といった感じです。空港から市内までは車で10分です。
市内には自然科学海洋博物館とエコセンターがあり、周囲の自然について知ることもできます。ダイオウイカの剥製も見ものです♪
自然科学海洋博物館
また、プエルト・マドリンは数多くのダイビングスポットがあります。
水温が少し低いのですが、特に問題なく潜ることができます。
有名なポイントは2つで、1つは「アシカポイント」。
山ほどのアシカと戯れることができます♪透明度は高くなく、水温も冷たいのですが、やっぱりアシカダイビングは最高です(^^)
ちなみにアシカダイビングだと、やっぱり世界最高はメキシコの「ラパス」です。ラパスは透明度も高いですし水温も高いので、より快適に楽しむことができます。よろしければこちらの特集ページをご覧下さい♪
■ラパス(メキシコ・コルテス海)
もう1つはレックダイビングになります。ただ、それほど良いポイントではありませんので、アシカポイントだけでも良いと思います(^^;)
■料金
・レック(沈船)ポイント:約4500円
・2ダイブ:約11000円
そして、プエルト・マドリンは沿岸の町だけあって漁業も盛んです。ですので食事は美味しいシーフードを堪能できます(^^) またパタゴニアの羊料理もおすすめです。
宿はたくさんありますので、こちらからチェックしてください。
■プンタ・トンボツアー
ここでは、プエルト・マドリンからのツアーをご紹介します。
プンタ・トンボはプエルト・マドリンから200km離れているので1日ツアーになります。途中、トニーナス(パンダイルカ)の生息エリアがあるため、トニーナスウォッチングもツアーに組み込めます。料金はプンタ・トンボツアーが約500ペソで、トニーナスウォッチングは約400ペソです。朝8時発の18時戻りといった感じです。
さて、プエルト・マドリンを出て1時間ほどバスを走らせると、トレレウの10kmほど東に位置する「ラウソン(Rawson)」という町に着きます。ここでさっそくトニーナスウォッチングが始まります♪
カッパを着込んでボートに乗り込みます♪
ややもすると、透明な水面に鮮やかな白黒模様が♪そこからは(動物なので、その日次第ではありますが、シーズンであれば間違いなく)トニーナス祭りの開幕です(^^)
なんでこんな色をしているんだろうΣ(゚д゚;) と自然の神秘に唸ってしまいます。
約1時間でトニーナスウォッチングは終了し、いよいよプンタ・トンボへ向かいます。ラウソンから車で2時間弱です。
プンタ・トンボは海岸であって町ではないので注意してください。入場には100ペソが別途かかります。
さて、バスを降りたら海岸まで決まった道を歩くのですが、そこはさすが南米最大の営巣地。もうペンギンだらけです。旭山動物園のペンギンパレードを超えるペンギンたちがすでにいます(^^;)
そして海岸にたどり着くと、このとおり!
ウジャウジャとはこのことですね(^^;)
ちなみに、浜辺にいるのは多くが子供なんだそうです。親は基本的に海に潜ってエサをとっているとのこと。子供と親の見分け方は「線がハッキリ浮き出しているのが親で、線がないのが子供」とのことなのですが、もはや何が何だか(^^;)
でも、とにかくカワイイです♪周りには穴ボコが山ほどあります。全てペンギンの巣なんです。
そーっと中をのぞくと、激萌えな赤ちゃんがピヨピヨしてたりします(*゚▽゚*)
道のそばも巣がいっぱい。
とにかくカワイイです。近づいても逃げないので、人生最高のペンギンタイムを過ごせること間違いなしです(*゚▽゚*)/ シーズンであれば、お母さんたちが卵を温めている、こんな光景にも出会えます♪
いかがでしたでしょうか?南米三大ペンギン営巣地のプンタ・トンボ。ぜひ行ってみてください♪
南米にはガラパゴス諸島を始め、イースター島やブラジルなど、世界的なダイブスポットがいくつもあります。中米に行けば、コスタリカやメキシコ、バハマなど、世界トップクラスの場所が無数にあります。
ダイビングの免許は3泊4日の「ライセンス取得ツアー」などでも取ることができますので、沖縄や伊豆などで、旅行しながら取得するのもオススメです♪下記の旅行会社でも沖縄からサイパン・グアムまで、幅広い場所でのライセンス取得ツアーをしていました。ピックアップしてみましたので、比較してみてください。
特に近年は東南アジアが安くて、食事も美味しくて、見どころもたくさんあって、大人気のようですね。様々なタイプのツアーがあるので、ご覧下さい。■ダイビングライセンス取得ツアー(海外)
そして一生に何度も行けないであろう南米を訪れるなら、水中カメラやハウジング付きデジカメは必ず持っていきましょう♪
水中カメラやハウジングは一昔前は両方とも高かったですが、今ではすごく安くなってますからね。防水カメラはこちら。ハウジングはこちらからご覧下さい。
もし買う時間がなければ、写るんです的なカメラにも水中カメラはありますので、ぜひ持って行ってください。(簡易的なものだと深度に限界がありますので、確認してください)
南米各国のガイドブック
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