カルタヘナは、スペインがアメリカ大陸に最初に造った植民地であり、逆に黒人奴隷が解放された最初の場所でもあります。美しいビーチ、かわいらしい色の建物や道路、新鮮なシーフード、音楽が鳴り止まないナイトライフなど多くの魅力があります。
こちらのページでは、空港から市内への移動や治安などについてご紹介します。観光の見どころについては「カルタヘナ②」をご覧ください(^^)
「カルタヘナ①アクセスと基本情報」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
2-1:バスで行く
2-2:タクシーで行く
2-3:空港送迎で行く
3・カルタヘナへの長距離バス
3-1:ボゴタから行く
3-2:メデジンから行く
4・治安
5・カルタヘナ観光の概要
6・世界のすごい城壁都市
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点となるのはカルタヘナ。カリブ海に面した常夏の都市で、コロニアルな建物が残る歴史地区は世界遺産に登録されています。国内きっての観光地であり富裕層のリゾート地でもあります。人口は約90万人。
最寄りの空港はカルタヘナの「ラファエル・ヌニェス国際空港」(CTG)。国内外合わせて約10都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はコロンビア・ペソ(通貨コード:COP、記号:$)。補助通貨は「センターボ(¢)」ですが、ほとんど使われていません。1ペソ=100センタボスで、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:F Delventhal
空港は市内中心部から北西に約15km離れています。市内への移動方法は、バス、タクシー、空港送迎の3つです。
「T102線」が市内と空港をつないでいます。空港を出て「カジェ70」を西に進み「カレーラ1」に入って少し歩いた場所にある「クレスポ(Crespo)」というバス停から出発します。600mくらいあるので荷物が大きいと大変ではあります。
セントロに行くバスは、基本的に「インディア・カタリーナ像」に行き、その後「サン・フェリペ要塞」を通り中心地へと向かいます。空港からセントロまでの所要時間は約25分、料金は2500ペソです。
■サン・フェリペ要塞
この要塞は正式には「サン・フェリペ・デ・バラハス城」といいます。1657年にスペインがイギリスとの戦争の際に建設しました。丘の上に建てられているため頂上からは素晴らしい景色を見ることができ、夜には見事にライトアップされます。
・旧市街:約14000ペソ
・新市街:約20000ペソ
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
ボゴタやメデジンから、カルタヘナへの直通バスが出ています。
・所要時間:約22時間
・料金:約10万ペソ
・北バスターミナルに発着
・所要時間:約14時間
・料金:約12万ペソ
コロンビアに行くとき、どうしても気になってくるのが治安です。上の地図はJICAが発行している治安マップで、赤で網掛けされている地域が「犯罪多発地域」です。つまり、確かに市内に危険な地域はあるということです。ただ、ここはいわゆるスラム街であり、そもそも普通の観光客が行く場所ではありません。
観光客が行く場所は、コロニアルな街並みが広がる「セントロ・ヒストリコ」(赤)と、高層ホテルが並ぶ「ボカグランデ地区」(青)です。
スラム街とは場所が全く違いますよね。この2つのエリアは常に観光客で賑わっていて、夜遅くまで音楽が聞こえるような感じです。油断は禁物ですが、最新の安全情報を確認した上で、安心して楽しんでください(^^)
カルタヘナはいくつかの地域に分かれているのですが、観光の中心となる旧市街は城壁に囲まれていて、出入り口は時計塔が目印です。城壁の中は「セントロ」「サンディエゴ」「ヘッツェマニ」「ラ・マトゥナ」というエリアに分かれています。「ヘッツェマニ」は最も古い地域で、500年の歴史を持つ城郭が見事に残っています。
カルタヘナは、エメラルドをはじめとする宝石が南米中から集まる港でした。そのため海賊による攻撃の対象となり、次第に見事な城壁や要塞が築かれていきました。気温は年間を通じて18~30度。平均気温は27.7度と非常に過ごしやすい気候が人気です。
以上になります(^^) 続きまして「カルタヘナ②観光の見どころ」をご覧ください。
日本で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
都市単位でピックアップしているので、城・要塞・ロシアのクレムリンなどは含めておりません(^^)
■サナア(イエメン) |
|
---|---|
サナアは世界最古の町の1つとされていて、昔から旅人の中で「城壁をくぐった途端にアラビアンナイトの世界になる」と言われてきました。詳細は下記からご覧ください。 | |
■チェスター(イギリス) |
|
ウェールズとの境にある街で、極めて保存状態が良い城郭都市として有名です。チェスター様式の建物が並ぶ「ザ・ロウズ」は、映画の世界に入ったようでオススメです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■エルサレム(イスラエル) |
|
エルサレム旧市街は全長4.5kmの城壁で囲まれています。城壁の上は歩けるようになっていて、11の門と43の見張り塔があり、その内部は4つの地区と「神殿の丘」に分かれています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ルッカ(イタリア) |
|
壮大な城壁に囲まれた街で、日本では「進撃の巨人」の世界観に似ていると人気です。コンパクトながら見どころは多く、丸1日とってノンビリと観光したい街です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ヒヴァ(ウズベキスタン) |
|
中央アジアは城壁によって「イチャン・カラ(内城)」と「デシャン・カラ(外城)」に分けられることが多く、ヒヴァのイチャン・カラは最も有名な場所として知られています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ドブロブニク(クロアチア) |
|
「アドリア海の真珠」と称される美しい街で、旧市街は世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ルツェルン(スイス) |
|
スイスでも屈指の美しい街で、元々は街全体を囲んでいた「ムゼック城壁」が900mほど今に残されています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ローテンブルク(ドイツ) |
|
「おとぎの国」「中世の宝石箱」と称されるほどカワイイ町並みが人気で、全体が城壁で囲まれています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■カルカッソンヌ(フランス) |
|
ヨーロッパ最大の城壁都市で、全長3kmにも及ぶ2重の城壁で囲まれています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■マラケシュ(モロッコ) |
|
旧市街のメディナが城壁に囲まれていて、たくさんの門が設置されています。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-ニューヨーク(12時間半)
・ニューヨーク-カルタヘナ(約5時間) |
---|---|
ベストシーズン | 12月~5月 |
外務省 | 海外安全情報 コロンビア |
ガイドブック | コロンビアのガイドブック |
ビザ | 90日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | ・3ヶ月以上
・未使用ページが2ページ必要 |
時差 | -14時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)の次にコロンビアの電話会社の識別番号「9/7/5」のどれかをつけ、さらに81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・110V~120V |
通貨 | コロンビア・ペソ(通貨コード:COP、記号:$)で、補助通貨は「センターボ(¢)」。1ペソ=100センタボス。
|
日本大使館 | ・HP |
コロンビアの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国に細かい見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。