「カルパティア地方の木造教会群」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

カルパティア地方の木造教会群

(Wooden Tserkvas of the Carpathian)

場所

ポーランド&ウクライナ

(Poland and Ukraine)

時差

夏:6時間/冬:7時間

時期

6月~8月(夏)

 

カルパティア地方の木造教会群は、ポーランドとウクライナの国境地域に点在する16の木造教会のことです。2013年に、世界で初めて国境を超えて「世界文化遺産」に登録されました。

 

それではご紹介していきます。多分、日本で一番詳しいページですよ(^^)

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

 

 

拠点の街はリヴィウ。5世紀の人の痕跡が残っている土地で、近年に至るまで様々な国・勢力の支配を受けてきた街です。ポーランドの国境までは約70kmで、人口は約83万人。

 

最寄りの空港はリヴィウ空港(LWO)。国内外合わせて26都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、少し動かしてみてください)

リヴィウ
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■空港から市内への移動

 

 

空港は市内中心部から南西に約6km離れています。市内への移動方法は、バス、トロリーバス、タクシーの3種類です。

 

バスで行く

・「48番」の路線バス
・料金:4フリヴニャ
・所要時間:約30分

 

トロリーバスで行く

・「9番」のトロリーバス
・料金:2フリヴニャ
・所要時間:約30分

 

タクシーで行く

・所要時間:約15分
・料金:約150フリヴニャ~

 

 

■カルパティア地方の木造教会群

 

合計16個の教会は、ポーランド(赤)とウクライナ(青)に8個ずつあります。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。写真はウイキペディアからお借りしています。

 

実はこのエリアには16~19世紀に建てられた木造教会が約650も存在します。建築様式が大きく5つに分かれていて「前期ハールィチ型」「後期ハールィチ型」「ボイコ型」「フツル型」「レムコ型」があります。そして、それぞれの様式を代表する教会が合計で16個選出されて世界遺産となっています。

 

元々は全て東方カトリック教会や東方正教会が建てたものですが、現在は他の宗派が利用していたり博物館になっていたりします。こちらのページではウクライナの8教会(青)についてご紹介します。

 

■①Drohobych-Tserkva of Saint George

 

 

日本語にすると、ドロホビッチにある「聖ジョージ教会」となります。15世紀から16世紀初頭にかけられ建てられた教会で、1678年から1711年にかけて改修されました。

 

 

木造の古い教会ですから当然内部は「年季が入ってるな~」という感じですが、古びた木組みの中に美しく保たれた祭壇の姿は、周辺の住民に長い間大切にされてきたことが分かり、より一層神聖な空気を感じます。

 

 

■②Holy Trinity Church, Zhovkva

 

 

1720年に建てられた教会で、それまでに同地にあった教会が消失したことで造られました。内部は非常に美しく、映画に出てくるような素晴らしい雰囲気になっています。

 

 

約50にもなるイコン(聖人画)は、18世紀の初頭に芸術学校の教師たちが描いたものです。とにかく美しい場所なのでオススメです(^^)

 

 

■③Yasynia-Tserkva of Our Lord’s Ascension

 

 

1824年に建てられた教会で、高さ11mの鐘楼は1895年に他の教会から移築されてきたものです。建造については逸話が残されています。

数百年前、イヴァン・ストルックという羊飼いが羊と共にこの地に訪れた。すると大雪が降ってしまい、イヴァンは羊たちを連れて元の土地へ戻ることは不可能と考える。イヴァンは、その土地に納屋を建てて、羊たちの安全を祈願して、一人元の土地へ戻っていった。雪が溶けて再び礼拝堂に行くと、なんと全ての羊が生き残っていた。イヴァンはその土地に礼拝堂を建て、人々の信仰の場になっていった。

 

 

こちらも内部はとても良い雰囲気。日本人が教会で結婚式を上げるのは、よく考えると違和感がありますが、欧米の人たちは長い間こういった場所で結婚式を上げてきたんだろうなと感じます。まさに日本における神社なんですね(^^)

 

 

■④Uzhok-Tserkva of the Synaxis of the Archangel Michael

 

 

1745年に建てられた教会で、保存状態の良い屋根の傾斜が独特な雰囲気を発しています。まるで魔法使いの家のような外観はマンガやアニメの世界に迷い込んだようです。

 

「カルパティア地方の木造教会群」徹底ガイド:旅の大辞典

 

隣接するビリヤ村とティキヒ村の村長が主導して建てたもので、3つの身廊とレンガ造りの祭壇で構成されています。

 

「カルパティア地方の木造教会群」徹底ガイド:旅の大辞典

 

内部はとても狭いのですが、しかし可愛らしく装飾が施されていて「手作りの教会」といった印象を与えます。とてもオススメの教会です(^^)

 

 

 

■⑤Rohatyn-Tserkva of the Descent of the Holy Spirit

 

 

1598年に建てられた教会で、地下には数百メートル離れた教会への地下通路が造られていました。現在は通路は塞がれていますが、地下の入口部分は見ることが出来ます。敵に襲われたときに、住民は全員この教会に避難して鍵をかけ、地下通路から外部へ逃げたそうです。

 

 

内部は非常にシンプルですが、多くのイコンが飾られ、美しく装飾された祭壇が見事です。

 

 

■⑥Nyzhniy Verbizh-Tserkva of the Nativity of the Blessed Virgin Mary

 

 

1788年に建てられた教会で、フツル様式の独特な外観が特徴です。屋根がシルバーに輝いているのは、補強のためにスズで加工されているからです。

 

グレゴリー・セメニウクという大工さんが造ったのですが、なんと完成時には102歳だったと言われていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 内部は外観同様に絢爛豪華に仕上がっています。

 

 

 

■⑦Matkiv-Tserkva of the Synaxis of the Blessed Virgin Mary

 

 

1838年に、それまでに建てられていた教会が老朽化したことにより、新しく建てられた教会です。内部は木造感が少なく、頑丈な印象を受けます。

 

 

南西に併設されている鐘楼は3階建てで、2階に登れるようになっています。

 

「カルパティア地方の木造教会群」徹底ガイド:旅の大辞典

 

 

■⑧Potelych-Tserkva of the Descent of the Holy Spirit

 

 

世界遺産に登録されている16の教会の中で最古のもので、1502年に建てられています。コロンブスがアメリカ大陸を発見したのが1492年、ヴァスコ・ダ・ガマがインドに到達したのが1498年ですから、その時代に建てられたということですねΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

内部もさすがに素朴で、16の教会の中で最も簡素なつくりですが、やはりその分、より神聖な感じがします。

 

以上になります。どれも素晴らしい教会ですので、ぜひ行ってみてください♪

 

 

■備考

行き方

■航空便例
日本-ワルシャワ空港(約11時間半)

 

ワルシャワ空港-リヴィウ空港(約1時間)

 

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備考

 

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