名称 |
バオバブ街道
(Baobab Avenue) |
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場所 | マダガスカル
(Madagascar) |
時差 | -6時間
サマータイム:無し |
時期 | 5月~10月
(乾季) |
バオバブ街道は、マダガスカルのみならず東アフリカを代表する世界的観光地で、その唯一無二の幻想的な姿を求めて世界中から多くの人々が訪れます。朝日から星空まで全ての時間帯が美しいスゴイ場所です。
それではご紹介していきます。
■目次
拠点の街はアンタナナリボとムルンダヴァです。
アンタナナリボは、島のほぼ中央に位置するマダガスカルの首都で「千の町」という意味があります。標高1200mに位置するため過ごしやすい気温が特徴です。人口は約210万人。
最寄りの空港はアンタナナリボ空港(TNR)。国内外合わせて20都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。
宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
アンタナナリボ

ムルンダヴァは島の中部西岸に位置する町で、港や空港もある交通の要衝です。バオバブ街道、ツィンギ・ベラハマ国立公園、キリンディーミテア国立公園などの拠点になります。人口は約38000人。
最寄りの空港はムルンダヴァ空港(MOQ)。アンタナナリボとのみ就航しています。宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ムルンダヴァ

空港は市内中心部から北に約15km離れています。市内への移動方法は、ミニバス、タクシー、空港送迎の3つです。
空港を出て少し歩くとバス乗り場があります。バス停があるわけではないので、人が集まっている場所を目印にしてください。市内行きのミニバスは、車体の正面に「TANA」や「D」の表示があります。
・所要時間:約1時間
・料金:500アリアリ(約13円)
■降車場所
市内中心部からは約3km離れていて、徒歩かタクシーで移動します。タクシーだと約5000アリアリ(約130円)です。アンタナナリボは治安に不安のある街なので、日が暮れてきたらタクシーを使ってください。
タクシーは交渉制で、市内までは約4万アリアリです(約1100円)。
空港送迎は日本語で申し込めます。詳細はリンクからご覧ください。
アンタナナリボからムルンダヴァは陸路だと700km離れています。これは東京から広島の厳島神社までの直線距離に相当しますので、飛行機も選択肢に入れて検討してみてください。
アンタナナリボから約1時間で到着します。ムルンダヴァ空港は市内中心部から東に約5km離れていて、市内への移動方法はタクシーになります。
■アンタナナリボのCotisse Transport社
陸路で行く場合「Cotisse Transport社」のミニバスを使うのが定番です。後ろの席だと狭くて大変なので、助手席など広い席を確保するのがオススメです。
・所要時間:約13時間
・料金:45000アリアリ(約1200円)
・公式HP
■ムルンダヴァのCotisse Transport社
タクシーブルースは、見た目は普通の乗り合いワゴンなんですが、とにかく詰め込まれるので非常に過酷な乗り物です。道も悪路ですしね。これが1時間くらいであればまだ大丈夫なのですが、10時間以上となると本当にキツイのであまりオススメできません。
・所要時間:約15時間
・料金:35000アリアリ(約940円)
バオバブ街道はムルンダヴァ中心部から車で約15km離れています。朝日、昼、夕日、星空と全ての時間帯で幻想的な姿を見せてくれるので、朝から夕方はプライベートツアーを組んで周り、夜はタクシーで往復するのが基本です。
ツアーはツアー会社に申し込むわけではなくて、町中でタクシーやトゥクトゥクのドライバーと交渉したり、宿で4WDを手配します。行き先にベローシファカ(キツネザル)を見られる「キリンディ森林保護区」を入れる場合はタクシーか4WDになります。
・赤:ムルンダヴァ
・青:バオバブ街道
・紫:愛し合うバオバブ
・緑:キリンディ国立公園
ツアーは朝日から夕日までを見る人がほとんどで、バオバブだけであれば20万アリアリ(約5500円)、キリンディ国立公園を含めると25万アリアリ(約6800円)を目安にしてください。昼に到着して夕日と「愛し合うバオバブ」だけ見に行く場合は5~6万アリアリが相場です。
町を出て約15分、ついに到着です。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
実はバオバブは複数の種類があって、オーストラリアに2種類、アフリカ大陸に1種類、そしてマダガスカルには8種類の固有種が存在します。最大のバオバブは南アフリカにある「Sagole Baobab」です。
■Sagole Baobab
そんな中で最も有名なのがマダガスカルのバオバブ街道なんです。ベストシーズンは乾季とされていますが、雨季もまた良しです。比べると雰囲気が全く違うことが分かります。
■乾季
■雨季
出典:https://www.easyvoyage.co.uk
乾季はバオバブも地面も茶色一色ですが、雨季にはそこに緑が加わります。美しさとしては雨季に軍配が上がるのではないでしょうか。ただ、乾季は晴天が多くなり朝日や夕日がより美しく輝きます。
夜も満天の星空が見られる可能性が高くなります。
バオバブ単体としては「愛し合うバオバブ」と「双子のバオバブ」も人気です。
■愛し合うバオバブ ■双子のバオバブ
キリンディ国立公園のシファカもマダガスカル名物なので、周遊するわけではない人にはオススメです。
また、バオバブといえばサン・テグジュペリの名作「星の王子さま」ですよね。しかし「バオバブが星の王子さまに出てくることは知っているけど、ストーリーはちゃんとは知らない」という人も多いと思います。オリエンタルラジオの中田敦彦さんがユーチューブで取り上げていますので、ぜひ見てみてください。
以上になります。多くの旅人の憧れ「バオバブ街道」。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
ムルンダヴァ
