「ゴールデンサークル」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ゴールデンサークルは、アイスランド観光のメインディッシュで「シンクヴェトリル国立公園」「グトルフォス」「ゲイシールの間欠泉」の3つを中心に様々な見どころがあります(^^)

 

 

「ゴールデンサークル」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はレイキャビク。アイスランドの首都で、アイスランド人口の約3分の2が集中しています。首都としては世界最北で、地熱エネルギーの利用や水素燃料による路線バスの運行など、クリーンエネルギーが発達しています。人口は約12万人。

 

最寄りの空港はケプラヴィーク国際空港(KEF)。国内外合わせて20以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「レイキャビク①空港から市内」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はアイスランド・クローナ(通貨コード:ISK、記号:kr)。補助通貨はオイラル(eyrir)で、1クローナ=100オイラルですが使われていません。本日のレートはこちら。

 

 

 

ゴールデンサークルの概要

 

アイスランドが誇る景勝地密集エリア「ゴールデンサークル」。具体的には「グトルフォス」「ゲイシール間欠泉」「シンクヴェトリル国立公園」の3つを指します。アクセスはツアーかレンタカーになります。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

■移動時間の目安
・レイキャビク→シンクヴェトリル国立公園:約45分
・シンクヴェトリル国立公園→ゲイシールの間欠泉:約1時間
・ゲイシールの間欠泉→グトルフォスの滝:約20分

 

 

シンクヴェトリル国立公園

 

 

レイキャビクを出発して最初に訪れる場所で、アイスランドに3ヶ所ある国立公園の1つです。「ギャオ(Gjá)」と呼ばれる「大陸プレートの境目」を見ることが出来る貴重な場所で、公園の西側は「北米プレート」、東側は「ユーラシアプレート」になります。

 

アイスランドは、この2つのプレートに引っ張られているために、毎年2.5cmずつ国土が広がっているそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

シンクヴェトリル国立公園は、930年より「アルシング」という議会が置かれた場所で、「シンクヴェトリル」という名前にも「議会の場所」という意味があります。

 

アルシングでは、古くは「国教をキリスト教にする決定」にはじまり、中世には「魔女裁判」が行われ、近代では「デンマークからの独立宣言」が発せられるなど、非常に重要な場として機能してきました。

 

「ゴールデンサークル」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

今ではアルシングもレイキャビクに移っていますが、歴史的に重要な場所なので元の場所にはアイスランドの国旗が建てられています。周辺にはビジターセンターやトイレがあり遊歩道も整備されています。そして最大の見どころが、透明度世界一の湖「シルフラ」です。

 

「ゴールデンサークル」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

雪解け水が大地に染み込む中で濾過されて、それがプレートの割れ目に染み出してきて誕生した淡水湖で、年間を通して水温が2~3℃と低いため微生物の発生も少なく、なんと100~120mという透明度になっていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

「ゴールデンサークル」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ドライスーツという温度が保たれるダイビングスーツを着て、スノーケリングやダイビングをすることができます。

 

 

世界のダイビングスポットについては「世界のすごいダイビング&スノーケリングスポット総特集」をご覧ください。

 

 

グトルフォス

 

 

アイスランド最大の滝で、名前は「黄金の滝」を意味します。2段になっていて、1段目の落差が15m、2段目の落差は30m、幅は70mになります。最も水量の多い時期には毎秒140m3の水が流れ落ちます(,,゚Д゚)

 

 

20世紀初頭には水力発電所を造る計画が持ち上がったのですが、シグリットという少女が工事に反対し、ときには滝に飛び込もうとしたり、ときにはレイキャビクまでの200kmの道のりを歩いたりして、工事中止を訴えたそうです。

 

それですぐに工事が中止になったわけではないのですが、事態を知った国民からの批判が相次いで工事が延期になり、最終的に資金不足なども加わり計画は白紙になりました。滝壺には彼女の銅像も建っています。

 

「ゴールデンサークル」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

周辺にはレストランとトイレがあり、トイレは有料です。滝へは遊歩道があり、夏なら滝の間近へ行くことができます。滝の上から下まで歩けるので、様々なアングルで写真を撮れます(^^) 冬には道も凍ってしまって危ないので、遠くから眺めるだけになります。

 

 

世界の滝については「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。

 

 

ゲイシールの間欠泉

 

 

ホイカダールル渓谷にある間欠泉なのですが「ゲイシール」自体は今は活動をしておらず、少し北にある「ストロックル間欠泉」が活発に活動しています。(01:36~)

 

 

大体10分おきに噴出してくれているので、ほぼ確実に噴出を見ることができます(^^) 高さは20~40mも吹き上がるので大迫力です。本当に熱いので、ガイドの指示に従い風上に立つようにしてください。

 

ゲイシールが活動していた頃は高さ100mまで吹き上がったそうで、最近では2000年の噴出が高さ122mを記録しています。周辺にはレストランやカフェだけでなくホテルなどもあります。

 

 

そのほかの見どころ

ケリズの火口跡
 

 

約6500年前に誕生したカルデラ湖で、夏の紺碧の水面も、冬の雪化粧の姿も非常に美しいです。私有地にあるので別途で400クローナ必要です。

 

 

 

 

1891年に造られた温水プールで、ブルーラグーンより小規模ですが、大自然の圧倒的な開放感の中で入浴することができます(^^)

 

 

 

 

非常に美しい滝でレンタカーでアクセスできます。ただ、ここは私有地なのですが、2018年6月から一般客の立ち入りが禁止されてしまい、現在は行くことができません。

 

 

以上になります。途方も無い大自然が広がるゴールデン・サークル。ぜひ行ってみてください(^^)

 

空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。

「ゴールデンサークル」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ヘルシンキ(約10時間)

・ヘルシンキ-レイキャビク(約4時間)

ベストシーズン 6月~8月
外務省 海外安全情報 アイスランド
ガイドブック アイスランドのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄2ページ以上
時差 9時間(サマータイム無し)
チップ 無し
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるアイスランド語 ①おはよう。

Góðan daginn.(ゴウザン ダイイン)

 

②こんにちは。
Halló.(ハロー)

 

③こんばんは。
Góða kvöldið.(ゴーザ クヴォルディズ)

 

④ありがとう。
Takk.(タック)

 

⑤さようなら。
Bless.(ブレッス)

 

⑥はい・いいえ。
Já・Nei.(ヤオ・ネイ)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 アイスランド・クローナ(通貨コード:ISK、記号:kr)。補助通貨はオイラル(eyrir)で、1クローナ=100オイラル。

 

日本大使館 HP

アイスランドの絶景一覧

アイスランドの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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