名称 |
ガラパゴス諸島
(Islas Galápagos) |
---|---|
場所 | エクアドル
( Ecuador) |
時差 | 15時間 |
時期 | 9月(8月中旬~10月中旬) |
進化論の舞台として有名なガラパゴス諸島は、日本から約15,000km離れた地球の反対側に位置します。
チャールズ・ダーウィンが1859年に「種の起源」を出版したことで、一躍、世界の注目を浴びることになったガラパゴスは、以降、本格的なツーリズムが始まり、さらにその名を世界中に轟かせました。しかし、環境破壊も同時に進行してしまい、1978年に世界遺産第一号に登録されました。
このページでは「各島の特徴と見どころ」についてご紹介していきます。
アクセスや拠点となるサンタクルス島については「ガラパゴス諸島①」を。代表的な動物たちについては「ガラパゴス諸島②」を。
ガラパゴス諸島のメインであるスキューバダイビングについては「ガラパゴスダイビング」のページをご覧下さい♪
■目次
■ガラパゴス諸島を構成する19の島々
ガラパゴス諸島にある主な島の数は19。その他にも小さな島や岩礁があります。
諸島は約97%は国立公園に指定されていて自由に見学はできません。島やビジターサイトごとに見られる動物も異なるので、あらかじめチェックして、目的に会ったクルーズやツアーを選んでください。動物の特徴については「ガラパゴス諸島②~代表的な動物たち~」をご覧下さい。
それでは知りたい島をクリックしてください。
他の島々から離れ、北西端に位置する島。「究極のダイビングスポット」と
世界的に名高い。こちらは「ガラパゴス諸島のスキューバダイビング」の
ページをご覧ください。
⑪ヘノベサ島:赤道の北側のビジターサイトとなる貴重な島。
⑫ラビダ島:赤茶けたビーチが印象的な島。
⑬サウス・プラザ島:最も小さいのに最も生物相が豊かな島。
⑭フロレアーナ島:4つある有人島の1つ。
上記の5つについては、このページに掲載しています。
【その他の島】
■トルトガ島 ■ピンタ島 ■マルチェナ島 ■ピンソン島 ■サンチャゴ島
諸島の中で最も美しいと言われる、ターコイズブルーの入江が人気です。ガラパゴス観光の拠点となるサンタクルス島の南東に位置するため、プエルト・アヨラの町からも見ることができます。
この島には、サンタフェリクイグアナ、ウミイグアナ、アシカ、グンカンドリ、ノスリ、サンタフェコメネズミ、ウチワサボテンなどを見ることができます。
固有種であるサンタフェリクイグアナやサンタフェコメネズミを見るだけでも価値がありますし、諸島でも特に巨大なウチワサボテンの林は圧巻です。
諸島の北東の端にあります。高さ約30mもの崖に囲まれたダーウィン湾は圧巻。クルーズで周辺をスノーケリングをすると、ハンマーヘッドシャークに出会うこともあります。諸島内には多くの島がありますが、赤道の北側にあるビジターサイトは少なく、貴重な観察が出来る地といえます。
別名「鳥の島」と呼ばれるほど、様々な種類の鳥を観察することができます。
アカアシカツオドリ、ナスカカツオドリ、オオグンカンドリ、アメリカグンカンドリ、アカメカモメ、ガラパゴスシラガゴイ、ヨウガンカモメなどなど。
他にも、ウミイグアナ、ヨウガントカゲなどを観察できますが、特にウミイグアナは諸島で最も小形な種が生息していますので注目です♪
「鳥の島」の何ふさわしい光景が見られる玄人好みのビジターサイト♪
本来敵対関係にある「アカアシカツオドリ」と「グンカンドリ」が同じ場所に営巣したり、世界で唯一、夜行性のスワローテイルガルが岸壁に営巣しているのを見ることもできます。また、グンカンドリは「オオグンカンドリ」と「アメリカグンカンドリ」の2種が生息し、その数は諸島でもトップクラスになります。
また、ヘノベサ島にはウミイグアナ以外の爬虫類が一種類もいません。
ゾウガメやリクイグアナも居ないために、普通は硬いウチワサボテンのトゲが、うぶ毛のように柔らかくもなっています。また、ウミイグアナは諸島で最小の種となります。
諸島の中央に位置するラビダ島は、赤茶けた海岸が印象的な小さい島です。
ダーウィンフィンチ、マネシツグミなど、鳥たちの観察に適した島で、ブラウンペリカンの巣を見ることもできます。スノーケリングの場所としても人気があり、東の海岸一帯で、たくさんの魚達がサンゴに集まっています。アシカたちも楽しそうに群れを作っています。
この島では、アシカ、フラミンゴ、セイタカシギ、ホウジロオナガガモ、アオアシカツオドリ、ペリカン、パロサントなどを見ることができます。
サンタクルス島の東・数百mに位置する、南北に並んだ島の南島です。北島は研究目的のみで使用されていて観光客は入島できません。
諸島の中で「最も小さな島なのに最も豊かな生物相に恵まれた島」でもあります。
最大の特徴は「スカーレットアイスプラント」の絨毯が広がる風景。ガラパゴスとは思えない紅葉の地に、ウチワサボテンが背高くそびえて実をつけているという、不思議な光景が広がり、あたかも別な星に舞い降りてしまったようです。
この島ではリクイグアナ、ウミイグアナ、ベニイワガニ、アシカ、アカメカモメ、アカハシネッタイチョウ、ナスカカツオドリ、ウチワサボテン、セスビューム、などを見ることが出来ます。
特筆すべきは、島の西側にある、ガラパゴス諸島で最大のアシカのコロニー。
アシカの身体から落ちる油で、地面の岩が磨かれたように輝いています。
また、この島は「リクイグアナの楽園」ともいうべき場所で、諸島内でもトップクラスの数を誇ります。ウミイグアナとのハイブリッドイグアナが発見されたのもこの島で、今までに3頭が発見されている。
また、海ではマンタのように大型の海洋生物も見られます。
フロレアナ島は、ガラパゴス諸島に4つある有人島の1つで、最初の移住者が住み着いた島です。その昔、海賊の隠れ家があったり、捕鯨船が給水のために立ち寄った基地があったり、犯罪者の島流しの場として使われたりしてきました。
現在は約200人が住んでいます。
この島ではグンカンドリ、アシカ、ウミイグアナ、シラガゴイ、ペリカン、ゾウガメ、ダーウィンフィンチ、マネシツグミなどを見ることが出来ます。
20世紀の初め、この島に立ち寄る船が「樽をポスト代わりにして手紙を置いておくと、その後に立ち寄った船が、自国行きの郵便を持ち帰ったくれた」という風習があり、それがビーチの名前の由来となっています。
今でも観光用に樽ポストが置かれていて、訪れる観光客が自分の手紙を残し、代わりに他人の手紙を持ち帰るという観光名所になっています。砂浜では海水浴も楽します。ポストの奥には溶岩トンネルがあります。
アシカのコロニーがあるビーチ、海水浴とスノーケルが楽しめます。岬の反対側にはシーズンになるとウミガメが産卵にやってくる美しいビーチがあります。サメとエイが居るので遊泳は禁止です。海岸にはツノメガニやベニイワガニもいます。
写真は「デビルズ・クラウン」といって海洋生物の宝庫です。スノーケリングでは濃い魚影に驚かされ、また、カツオドリやオナガガモなど、海鳥たちの観測地としても知られています。
ガラパゴス諸島で一番小さな町で約200人が住んでいます。
町の桟橋周辺には大型のウミイグアナが生息しています。ペンギンの生息地もあるので、町の海岸で出会うこともあります♪1軒だけペンションがあります。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
また、Wi-Fiのレンタルも日本語で可能です。
キト