パキスタン旅行の基本情報と絶景一覧(目次)

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パキスタンの基本情報・徹底解説

【2026年版】パキスタン旅行の基本情報と絶景一覧|旅の大事典

 

昔からバッグパッカーの間でフンザが高い人気を誇っているパキスタン。首都はイスラマバード。公用語は英語で、国語はウルドゥー語。宗教はイスラム教だよ。通貨はパキスタン・ルピーで、本日のレートはこちら。


 

【2026年版】パキスタン旅行の基本情報と絶景一覧|旅の大事典

 

人口は約2億777万人で世界5位。面積は日本の約2倍の79.6万km²。日本との大きさを比べてみるとこんな感じ。


【2026年版】パキスタン旅行の基本情報と絶景一覧|旅の大事典

photo by:thetruesize.com/

 

【2026年版】パキスタン旅行の基本情報と絶景一覧|旅の大事典

 

元々はイギリス領インドで、1947年に独立したよ。ヒンドゥー教のインドに対し、イスラム教のパキスタンとバングラディシュが独立して、当初バングラディシュは「東パキスタン」という名前だったんだ。「フンザ」などの定番観光地も良いけど、インドのアムリットサルからラホールに抜けるときの「ワガ国境」はとても面白いよ。


 

【2026年版】パキスタン旅行の基本情報と絶景一覧|旅の大事典

 

それでは観光の基本情報をまとめるよ。ヒンドゥー教とイスラム教が入り混じっているため、世界的に見てもカオスな国の1つなので、全体像の把握が重要。下記をしっかり読んで十分な準備をしていってね。


1・入国まで(←クリック)
①ビザ関係 ②入国に必要なパスポート残存期間 ③治安(外務省の海外安全情報の該当ページ) ④ガイドブック ⑤航空便例 ⑥時差 ⑦トラベルカレンダー ⑧様々な国別指数

 

2・空港に到着したら
⑨通貨 ⑩ATM事情 ⑪SIMカード ⑫タクシー事情 ⑬配車アプリ ⑭交通カード

 

3・滞在中
⑮Googleマップの精度 ⑯クレジットカードの普及率 ⑰トイレ事情 ⑱喫煙事情 ⑲コンタクト用品は買えるか? ⑳生理用品は買えるか? ㉑定番のスーパーやコンビニ ㉒定番の軽食やファーストフード ㉓犯罪や病気 ㉔緊急電話番号 ㉕チップ事情 ㉖電圧とプラグ ㉗現地で使える◯◯語(公用語) ㉘現地の日本大使館 ㉙この国の絶景一覧

 

ビザ関係 ビザ必須。2024年に導入された「126カ国対象の無料ビザ(VPA)」は、2026年1月1日に突然停止された。「e-Visa」と「アライバルビザ」があるが、パキスタンに関しては、より確実に「e-Visa」を申請するのが最適解。審査には通常7~10営業日が必要で、目的地によっては招聘状(LOI)のアップロードを求められる。
パスポート残存期間 6ヶ月以上が必要
治安 外務省・海外安全情報:パキスタン
ガイドブック パキスタンのガイドブック

旅の指差し会話帳(パキスタン)
旅の指差し会話帳(インド)
旅の指差し会話帳(英語)

航空便例 ・日本-バンコク(約7時間)

・バンコク-イスラマバード(約5時間半)

時差 -3時間半(サマータイム無し)
トラベルカレンダー 北東から南西に向かって広がる大きな国で、ヒマラヤに近い高地から、ジャングル、砂漠、海沿いエリアまで多様な自然が広がっている。

 

■1~2月
南部(カラチ)や中部(ラホール、パンジャブ州)は20度前後で、雨も少なく最も過ごしやすい時期だが、北部山岳地帯は-20度を下回る極寒となる。観光のハイライトは気候的に見て、ラホールの歴史的建造物や、南部の「モヘンジョダロ」を訪れるのに最適。イスラマバードより北のギルギット方面への幹線道路(KKH)は積雪で分断されることが多く、フンザなどの山岳観光は事実上のオフシーズン。食べ物の旬は、冬の定番「パヤ(羊の脚の煮込み)」や、濃厚な「ニハリ(牛・羊のシチュー)」。

 

■3~4月
厳しい冬が明け、北部の谷々に花が咲き乱れる、パキスタン観光のベストシーズン。3月21日はペルシャ圏の正月である「ノウルーズ(春分)」があり、北部ギルギット・バルチスタン州で盛大に祝われる。3月23日は「パキスタン・デー」で、イスラマバードで大規模な軍事パレードが開催。4月中旬には「パンジャブ州」でシク教の「バイサキ祭」が開催。「ハッサン・アブダル」などの聖地に世界中からシク教徒が集まり、色鮮やかな衣装で歌い踊る。

 

観光のハイライトは「フンザ」。3月下旬には数千本の「杏(あんず)の花」が満開となり、白銀の峰々とピンクの花の対比は「桃源郷」そのもの。食べ物の旬は、春の訪れを告げるイチゴや、北部で採れる新鮮なハーブ。

 

※2026年2月下旬に、パキスタンはアフガニスタンとの戦争状態にあることを宣言。北西部ペシャワール周辺への立入りは厳禁で、フンザ方面への移動も軍による外国人エスコート(護衛)が義務化されている。

 

■5~6月
南部・中部平原地帯は45~50度に達するため、旅行者は一斉に北部へ避暑に向かう。観光のハイライトは標高2500m以上の「スカルドゥ」や「フェアリーメドウズ」。平界の酷暑を忘れさせる冷涼な気候となる。食べ物の旬は、パキスタン名産のマンゴーが出回り始める。世界一と称される糖度と香りなのでオススメ。

 

■7~9月
モンスーンによる雨季に入り、各地で激しい雨が降る。観光のハイライトは、北部の高地で高山植物が一斉に開花する。ただ、大雨による土砂崩れが頻発するため、陸路での移動は非推奨。南部ではデング熱やマラリアの感染リスクが最大となる。食べ物の旬は、完全にマンゴー。

 

■10~11月
パキスタン観光のベストシーズン。雨が無くなり、空気が澄み渡る。観光のハイライトは北部の紅葉で、10月下旬からフンザやギルギットの谷はポプラや杏の木で黄金色に染まる。また、イスラマバードなどの都市部も非常に過ごしやすい。11月にはラホール近郊の「ナンカナ・サーヒブ」にて、シク教創始者の生誕を祝う「グル・ナーナク生誕祭」が開催。世界中から数万人の巡礼者が集まり、ラホール周辺の活気は最大級となる。食べ物の旬は、収穫されたばかりのリンゴや、冬に向けたドライフルーツ(杏、胡桃)。また、脂の乗った「マスのグリル」も北部の名物。

 

■12月
再び寒さが訪れ、パンジャブ州(ラホールなど)では深い霧が発生。イスラマバードやラホールの空港が閉鎖されたり、高速道路が通行止めになったりすることが多いため、移動スケジュールに注意が必要。食べ物の旬は、寒い夜に屋台で食べる揚げたての「ジャレビ(甘い揚げ菓子)」と「カシミール・ティー(ピンク色の塩味のお茶)」。

 

【観光についての重要事項】
①連邦制に注意。パキスタンは「4つの州」「連邦直轄領(イスラマバード)」「特別な地位にある地域」から成る連邦制で、州ごとに治安状況や外国人への渡航制限が大きく異なる。

 

②軍事エスコートの義務化。アフガニスタンとの開戦を受け、特にカイバル・パクトゥンクワ州(ペシャワール等)やバロチスタン州では、外国人旅行者に対して武装警察や軍による強制的な護衛がつく。自由行動はほぼ不可能であり、宿泊先や移動ルートは当局の厳格な管理下に置かれる。

 

③ポリオの対策。パキスタンは世界でも稀な「ポリオ常在国」で、他にはアフガニスタンのみ。2026年3月現在、4週間滞在した場合はWHO(世界保健機関)の決まりにより出国時に「ポリオワクチン接種証明書(イエローカード等)を提示する必要がある。これは「国際的な感染拡大を防ぐため」で、提示できない場合は、その場(空港)の「ポリオデスク」で摂取し、証明書を発行してもらう。

 

④宗教的・政治的デモの懸念。金曜の礼拝後などに、宗教的・政治的な理由で大規模デモが突発的に発生する。これに巻き込まれると「通信遮断」や「道路封鎖」に遭うため、デモの気配を感じたら即座にホテルへ戻ること。

様々な

国別指数

パスポートの強さ(信頼性)

国際平和度(安全性)
女性の危険度(性犯罪)
幸福度ランキング
ビックマック指数(物価)
観光開発指数(旅の難易度・魅力度)
英語能力指数(通じやすさ)

通貨 パキスタン・ルピー(通貨コード:PKR、記号:Rs)で補助通貨は「パイサ(P)」(流通していない)。1ルピー=1--パイサ。
ATM 空港ATMや都市部の銀行併設ATMのみをあてにすること。地方や山間部はそもそもATMが皆無、または機能していないのが一般的。都市部でも路上の単独ATMは数が少なく、あっても機能していないか、使えてもスキミングの可能性がある。また、一度に引き出せる額が少ないため(1~2万ルピー程度)、ベストはUSドルの現金を持参し、現地の正規の両替所で両替すること。闇レートもあるが、パキスタンの場合は、レートのメリットよりも偽札リスクのデメリットの方が大きいため行わないこと。

 

「With Conversion(自国通貨に換算して決済)」と「Without Conversion(現地通貨で決済)」の選択肢が表示されたら、必ず「Without Conversion(現地通貨で決済)」を選択すること。前者だと「銀行手数料が上乗せされた非常に悪いレートが適用」され大損してしまうため。稀に前者だけ目立つ色や大きく表示されるATMがあるため、勢いで選択しないように注意。

SIMカード 大手は「Jazz(最大手)」「Zong(中国系・4Gに強い)」「Telenor」。e-SIMも存在するが、手続きが複雑なのと、通信不安定な場所が多いため物理SIM一択。ただ、国境付近は治安維持のため当局により通信が遮断されることが頻繁にある。
タクシー 交渉制でメーターは無いか、あっても使われない。公認タクシーは黄色の車体だが減少傾向にあり、つまり基本的に白タク(個人が勝手に営業しているタクシー)となる。夜間や流しのタクシーは誘拐や強盗など身体的な危険性もあるため使わないこと。パキスタンでは、ガイドツアー参加、ホテルにタクシーを手配してもらって一定時間チャーターする、配車アプリ、の三択となる。
配車アプリ 「InDrive」が主流で「Uber」「Bykea」も利用可能。
交通カード イスラマバードやラホールのメトロバス(BRT)で使える「Metro Card」がある。空港からの電車は無いため、空港からの移動には使えない。クレジットカードやスマホのタッチ決済は一切不可で、窓口での現金購入・カードチャージのみ。

Googleマップ 利用可能だが精度が低い場所も多い
クレジットカード 都市部の高級ホテル・高級レストラン・ショッピングモールなどでは利用可能だが、基本は現金一択。
トイレ 都市部の高級ホテル・高級レストラン・ショッピングモールなどは清潔だが、それ以外はインド同様に劣悪な環境が多い。トイレットペーパーは無く、ハンドシャワーが基本。それを使いたくない場合はトイレットペーパーを常に持参すること。ただ、流すと排水管が詰まってしまうためゴミ箱に捨てる必要があるが、ゴミ箱が設置されていなければハンドシャワーを使うしか無い。
喫煙 屋外なら寛容だが、公共の場では控えること。1箱300~600ルピー程度。
コンタクト用品 主要都市ではドラッグストアで購入可能だが、地方や山間部では入手不可
生理用品 主要都市ではスーパーなどで購入可能だが、地方や山間部では難しい
スーパーやコンビニ ■コンビニ

稀に「7-Eleven」があるのみ。ガソリンスタンド併設のキオスクがコンビニ代わり。

 

■スーパー
「Imtiaz Super Market」「Carrefour」「Metro」

 

■ドラッグストア
「D.Watson」「Shaheen Chemist」

定番の軽食や

ファーストフード

パキスタンの食文化は、インド料理・ペルシャ料理・中央アジア料理の影響を受けながら発展しており、スパイスを効かせた肉料理や小麦を使った料理が中心。都市部には高級レストランから庶民的な食堂まで幅広く揃っており、屋台文化も盛んで、本格的な料理を手頃な価格で楽しめる。

 

国産チェーンでは、ファストフードの「Student Biryani」や「OPTP(One Potato Two Potato)」などが人気。世界的チェーンでは、マクドナルド・ケンタッキー・ピザハット・バーガーキングなどが主要都市に展開している。日本食レストランはカラチやラホール、イスラマバードなどにあり、寿司やラーメンを食べられる。

 

■主食・軽食
・ビリヤニ:スパイスと羊肉や鶏肉を炊き込む香り豊かな炊き込みご飯/・ナン:タンドール窯で焼き上げる平焼きパン/・チャパティ:全粒粉を使った薄焼きパン/・サモサ:スパイスで味付けした具材を包んで揚げる軽食/・ニハリ:牛肉や羊肉を長時間煮込む伝統料理

 

■肉・魚・メイン料理
・カラヒ:肉をトマトやスパイスと一緒に炒め煮する代表料理/・シークカバブ:ひき肉を串に巻き付けて炭火で焼き上げる/・チキンティッカ:スパイスに漬け込んだ鶏肉を香ばしく焼き上げる/・ハリーム:小麦や豆、肉を長時間煮込んだ濃厚なシチュー/・パヤ:牛や羊の脚をじっくり煮込む伝統料理

 

■デザート・飲み物
・グラブジャムン:ミルク生地を揚げてシロップに漬ける伝統菓子/・キール:米や牛乳を使った甘いライスプディング/・マンゴー:5~8月頃が旬で、世界有数の生産量を誇る特産品/・チャイ:スパイスやミルクを加えて煮出す甘いミルクティー/・ラッシー:ヨーグルトを使った定番の飲み物

犯罪や病気 元々は「一般犯罪よりも、武装勢力のテロ、外国人を狙った誘拐、アフガニスタンとの戦争など、軍事的・政治的危険性が最大のリスク」だった。しかし、特にコロナ禍以降の経済的困窮によって、一般犯罪も増加・凶悪化の傾向にある。

 

バザールやモスクなど混雑した場所でのスリや置き引き、観光地でのボッタクリ(追加料金を後出ししてくるなど)、性的嫌がらせ、偽警官や偽ガイドなどに加え、特にカラチやラホールでは「バイクに乗った2人組による銃を使った強盗」も増えている。個人行動には最大級の警戒が必要で、可能ならガイドツアーが推奨。もし強盗に遭遇したら絶対に抵抗しないこと。

 

2026年2月末、パキスタンは「アフガニスタンと戦争状態にある」ことを宣言した。ペシャワールを含む国境付近では空爆や地上戦が激化しており、民間人の立ち入りは極めて危険。

 

バロチスタン州では独立派武装勢力(BLA)による大規模な同時多発テロや自爆テロが頻発しており、外国人は誘拐の最優先ターゲット。ただ、中国人や建設関係者が主なターゲットで、観光客がターゲットになることは少ないが、それは「そもそも観光客がほぼいないから」でもあるため油断は禁物

 

カラチ等の都市部では武装強盗などの一般凶悪犯罪が多発していたが、2015年以降の治安作戦により改善傾向にある。ただ、油断は禁物。

 

狂犬病、マラリア、デング熱のリスクがある。イスラマバードやラホールには、これらに対応できる高度な病院があるので、慌てず冷静に対応すること。地方だと難しいため、場合によっては他国への移動も選択肢に入ってくる。パキスタン周辺で最も高度な医療が可能な国はタイとドバイ。

 

よって大切なのは、自分の旅程に合った海外旅行保険を契約すること。短期旅行ならそれほど心配する必要は無いが、長期であれば、通常の枠を超えた高額な補償の保険であることはもちろん、現地での支払いが不要で後日完全に保険会社が支払う「キャッシュレス診療対応保険」、別な国への緊急搬送ができる「海外医療搬送対応保険」などをしっかり検討するのが大事。

 

■パキスタンの高度な病院
【イスラマバード】
Shifa International Hospital」:パキスタン最高水準の私立病院。24時間救急対応可能で、感染症内科が非常に充実している。狂犬病の事後曝露(PEP)やデング熱の集中治療に最も定評がある。/「Kulsum International Hospital」:ブルーエリア(中心部)に位置し、外国人や外交官の利用が多い病院。

 

【ラホール】
Shaukat Khanum Memorial Cancer Hospital & Research Centre」:癌専門だが、感染症管理のレベルが極めて高く、緊急時の受け入れ態勢が整っている。/「Doctors Hospital & Medical Centre」:24時間対応の総合病院で、マラリアやデング熱の迅速診断が可能。

 

【カラチ】
Aga Khan University Hospital(AKUH)」:パキスタン最高レベルの医療機関。国際的なJCI認証を受けており、感染症研究の拠点でもあるため、デング熱やマラリアに関しては世界トップクラスの知見がある。

緊急電話番号 ・警察:15/救急:115/消防:16

・観光ヘルプライン:1422(英語が通じる)

チップ 定着しており、期待されている。レストラン:5~10%/ホテルのポーター:100~200ルピー/ガイドやドライバー:1日500~1000ルピー
電圧とプラグ ・電圧:230V

コンセントタイプ
コンセントタイプ

現地で使える

ウルドゥー語

①おはよう。

アッサラームアレイクム

 

②こんにちは。
アッサラームアレイクム

 

③こんばんは。
アッサラームアレイクム

 

いずれの場合も、相手から言われた場合は「ワ・アライクム・アッサラーム」(あなたにも平和がありますように)と返すのが本来。

 

④ありがとう。
シュクリア

 

より丁寧にいうなら「ボハット・シュクリア」。「サンキュー」と「サンキューベリーマッチ」の違い。

 

⑤さようなら。
アッラーハフェズ

 

「バイバイ」も普通に使われている。

 

⑥はい/いいえ
ジー・ハーン/ジー・ナヒーン

日本大使館 公式HP
パキスタンの

絶景一覧

パキスタンの絶景

 

 

パキスタンの絶景一覧(50音順)

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