チャドの基本情報と絶景一覧(目次)
チャドの基本情報・徹底解説
最古の人類の一種であるアウストラロピテクスが暮らしていた土地・チャド。首都はンジャメナ。公用語はフランス語とアラビア語で、宗教はイスラム教とキリスト教が半々という感じ。通貨は中央アフリカCFAフランで、本日のレートはこちら。
人口は約1548万人で、面積は日本の約3.4倍にあたる128.4万km²。日本との大きさを比べてみるとこんな感じ。

photo by:thetruesize.com/
9世紀に興ったカネム王国に端を発する国で、12世紀頃にイスラム教に改宗したよ。19世紀にフランス領となり1960年に独立するも、2度のチャド内戦やチャド・リビア紛争などがあり、現在も不安定な状態が続いているんだ。観光の見どころは壮大な奇岩が並ぶ「エネディ山地」など。
それでは観光の基本情報をまとめるよ。チャドは非常に魅力的な国だけど、世界ワーストレベルに国内情勢が不安定な国なので、下記をしっかり読んで十分な準備をしていってね。
1・入国まで(←クリック)
①ビザ関係 ②入国に必要なパスポート残存期間 ③治安(外務省の海外安全情報の該当ページ) ④ガイドブック ⑤航空便例 ⑥時差 ⑦トラベルカレンダー ⑧様々な国別指数
2・空港に到着したら
⑨通貨 ⑩ATM事情 ⑪SIMカード ⑫タクシー事情 ⑬配車アプリ ⑭交通カード
3・滞在中
⑮Googleマップの精度 ⑯クレジットカードの普及率 ⑰トイレ事情 ⑱喫煙事情 ⑲コンタクト用品は買えるか? ⑳生理用品は買えるか? ㉑定番のスーパーやコンビニ ㉒定番の軽食やファーストフード ㉓犯罪や病気 ㉔緊急電話番号 ㉕チップ事情 ㉖電圧とプラグ ㉗現地で使える◯◯語(公用語) ㉘現地の日本大使館 ㉙この国の絶景一覧
| ビザ関係 | 必須。ただ「e-Visa」サイトはあるものの、安定性が低いため当てにならない。本気で渡航したければチャド大使館に行きビザを申請することになるが、日本にチャド大使館は存在しない。中国にはあるが、日本人は実質的に受付対象外。結論としては、旧宗主国であるフランス・パリのチャド大使館で申請するか、アフリカ連合(AU)の本部があるエチオピアのアジスアベバのチャド大使館で申請するのが現実的。
しかし、もちろん英語かフランス語でのやりとりになるため、ハードルは非常に高い。そのため、現実的には「日本の秘境専門旅行会社がツアーを催行した際に参加する」一択となる。滞在可能日数は通常30日間。アライバルビザは運用されていない。
入国後72時間以内に「外国人登録」が必要。初日に中級以上のホテルに泊まれば代行処理してくれるのが一般的で、チェックインの際に確認すればいい。ただ、上記のとおり、行くならツアーに参加しているはずなので、その場合はツアースタッフが全てやってくれるため心配ない。 |
|---|---|
| パスポート残存期間 | 6ヶ月以上が必要 |
| 治安 | 外務省・海外安全情報:チャド |
| ガイドブック | アフリカのガイドブック |
| 航空便例 | ・日本-アジスアベバ(約13時間)
・アジスアベバ-チャド(約4時間半) |
| 時差 | -8時間(サマータイム無し) |
| トラベル
カレンダー |
サハラ砂漠からサバンナまで南北に広がるチャドは、北部は乾燥砂漠気候、南部はサバンナ気候と、地域による差が極端に大きい。旅行者目線では「乾季(11~5月)」と「雨季(6~10月)」に大別され、特に北部は年間を通して極端に乾燥し、南部は雨季に降水が集中する。気温は年間を通して高く、4~5月は酷暑となる。観光・移動のしやすさは「気温と道路状況」に大きく左右されるため、時期選びが重要。
■1~2月
■3~5月
■6~8月
■9~10月
■11~12月 |
| 様々な
国別指数 |
・パスポートの強さ(信頼性)
・国際平和度(安全性) |
| 通貨 | 中央アフリカCFAフラン(通貨コード:XAF、記号:FCFA)。補助通貨は「サンチーム」だが使われていない。1CFAフラン=100サンチーム。
ユーロ固定相場なので、公定レートでOK。ただ、ATMやクレジットカードは期待できないため、滞在費全額分のUSドルかユーロを持参し、空港の両替所で両替するのがベスト。 |
|---|---|
| ATM | 高級ホテルにあるATMですら、故障・通信エラー・停電・現金切れが日常的。かつ、海外発行のクレジットカードは非対応の可能性が高いため、ATMでのキャッシングは一切期待できない。 |
| SIMカード | 大手は「Moov Africa」「Airtel」。e-SIMは実質的に無く、物理SIMでも通信は極めて不安定。チャドではネット利用自体を期待しないこと。 |
| タクシー | 交渉制。公認タクシーは、首都・ンジャメナでは黄色の車体だが、本当に公認なのかは外国人には判断が難しい。配車アプリも存在しないため、チャドでは「ホテル配車のタクシー」か「ツアーの専用車」での移動となる。 |
| 配車アプリ | 存在しない |
| 交通カード | 存在しない |
| Googleマップ | 利用可能だが、精度が低い場所も多い |
|---|---|
| クレジットカード | そもそも使える場所が極端に少ない。また、端末の故障・通信エラー・停電などで使える保証が無い。そもそも海外発行のクレジットカードは非対応の可能性が高い。よって一切期待せず、現金一択で考える。 |
| トイレ | 高級ホテル以外はアフリカの中でも低いレベル。トイレットペーパーやハンドシャワーは設置されておらず、手桶で水を汲み自分で洗うのが一般的。トイレットペーパー、抗菌ウェットティッシュ、消毒ジェルなどを常に持参し、流さずゴミ箱に捨てること。 |
| 喫煙 | 屋外なら寛容。1箱1000~2000XOF。 |
| コンタクト用品 | 入手不可。持参必須。 |
| 生理用品 | 入手困難。持参必須。 |
| スーパーやコンビニ | ■コンビニ
チェーンは無く、キオスクやガソリンスタンド併設店がコンビニ代わり
■スーパー
■ドラッグストア |
| 定番の軽食や
ファーストフード |
チャドの食文化は「キビやモロコシを中心とした主食」「シンプルな肉と野菜のソース」「サヘル(乾燥地帯)とフランス文化の影響」が特徴。外食はローカル食堂や屋台が中心で、マクドナルドなど世界的チェーンは進出していない。
■主食・軽食
■肉・魚・メイン料理
■デザート・飲み物 |
| 犯罪や病気 | チャドの治安は明確に悪い。一般犯罪は、スリや置き引きのような軽犯罪だけでなく、武装強盗や夜間の襲撃などが起こる。砂漠地方に近づくと、より治安が不安定になり、反政府ゲリラと軍の武力衝突などが起こるエリアもある。そして、四方はスーダン・リビア・ニジェール・中央アフリカなどと国境を接しているが、国境付近は武装勢力や難民が流入し、別世界レベルの危険性となる。よって、やはり現実的にガイドツアー以外は不可能な状態といえる。
狂犬病、マラリア、コレラ、麻疹などのリスクがある。もし上記の感染症と思われる重い症状が現れた場合、即旅行を中止して病院に行かなくてはいけない。特に狂犬病は発症してしまうと現状100%死に至るため迅速な対応が急務。具体的には、咬まれてから数時間以内の「曝露後ワクチン(ばくろごワクチン/PEP)」接種が絶対条件で、まずは石鹸で15分以上患部を洗い、イソジンやアルコールで消毒する。
その間にタクシーや救急車など移動手段を手配しておき、すぐに首都・ンジャメナの私立病院へ向かい、ワクチン接種を含む応急処置を受けられるか確認すること。ただ、応急処置以上は実質的に不可能なため、すぐにエチオピアかエジプトへ向かい治療を受けること。両方とも通常時ならチャドからの直行便があり、飛行機で4時間~4時間半で到着する。狂犬病ではなく、多少時間に余裕があるのであれば、旧宗主国のフランスも直行便(約6時間半・深夜便中心)がある。
よって大切なのは、自分の旅程に合った海外旅行保険を契約すること。通常の枠を超えた高額な補償の保険であることはもちろん、現地での支払いが不要で後日完全に保険会社が支払う「キャッシュレス診療対応保険」、別な国への緊急搬送ができる「海外医療搬送対応保険」などをしっかり検討するのが大事。ちなみに「戦争」に対応する海外旅行保険は、一般旅行者向けには無い。正規メディア、プロのジャーナリスト、政府や軍事関係者などに超高額の保険があるのみ。
■アジスアベバの高度な病院
■カイロの高度な病院 |
| 緊急電話番号 | ・警察:17/消防:18
・基本的にフランス語 |
| チップ | 基本的には不要だが、外国人は求められることもある。レストラン:10%/ポーター:1000XAF程度。
検問や役所で不当に金銭を要求されることがある。チップではなく賄賂に近い。この点からもガイドツアー参加が現実的。 |
| 電圧とプラグ | ・電圧:220V
|
| 現地で使える
フランス語 |
①おはよう。
ボンジュール
時間帯を問わず使える万能表現
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
返答は「ドゥ リアン(どういたしまして)」
⑤さようなら。
カジュアルな「サリュ」や「バイ」も使われる。
⑥はい/いいえ
「ダコール(OK)」「ノン・メルシー(いいえ、ありがとう)」もよく使われる。
⑦~行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
| 日本大使館 | ・公式HP
・在カメルーン日本国大使館が兼轄 |
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