カリーの巨木への行き方

 

カリーの巨木は、ペンバートン周辺の「上まで登ることが出来る、高さ50m以上の3本の巨木」を指します。2019年に1つ閉鎖されたので残りは2つとなっています(^^)

 

 

「カリーの巨木」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はペンバートン。グロスター国立公園の入口にある町で、パースからは南に約330km離れています。カリーの巨木の他にも観光鉄道やカヌーなどのアクティビティが充実していて観光業で賑わっています。人口は約700人。

 

最寄りの空港はパース空港(PER)。国内外合わせて約40都市に就航しています。2019年の9月から、成田からの直行便が運行しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「ロッキンハム:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はオーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セントです。本日のレートはこちら。

 

 

 

パースからペンバートン

 

パースからペンバートンへはレンタカーが基本になります。公共交通機関の場合「電車+バス」と「バス+バス」になり、どちらもバンバリーを経由します。ただ、本数が週に数本しかないので現実的ではありません。

 

 

3つのカリーの巨木

 

3つのカリーの巨木とペンバートンの位置関係はこのようになります。

・赤:ペンバートン
・紫:グロスター・ツリー
・緑:バイセンテニアル・ツリー
・青:ダイヤモンド・ツリー

 

グロスター・ツリーはペンバートンの中心部から東に約3km、バイセンテニアル・ツリーは南西に約10km離れていて、それぞれ国立公園の入園料が12A$かかります。ダイヤモンド・ツリーは北東に約17km離れていて、無料で登ることが出来たのですが、現在は老朽化などの危険性から閉鎖されてしまいました。

 

車があればグロスター・ツリーとバイセンテニアル・ツリーは1日で回れますが、登って降りるのはとても体力を使いますし、木には安全設備が無いので決して無理はしないようにしてください。

 

「カリーの巨木」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

カリーの木はコアラのエサとして有名な「ユーカリ」の一種です。普通でも10~60mに育ち、最高では90mにもなります。オーストラリアのみならず世界でもトップクラスに高くなる木で、なんと根も50mほど地中に伸びているそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

グロスター・ツリー

カリーの巨木への行き方

 

木にハシゴのように打ち込まれた153本の金具を登っていきます。上まで登りきれるのは挑戦者の20%ほどとのことですΣ(・∀・;)

 

カリーの巨木への行き方

 

高さは53m。命綱や落下防止網などが設置されていないところがスゴイです(^^;) 真ん中に人がいるのでアップしてみてください。

 

 

足元はこんな感じです( ̄▽ ̄;)

 

カリーの巨木への行き方

 

すれ違う場所は無いので下から人が登ってきたら登りきるしかありません(^^;) そして頂上に到着です。

 

カリーの巨木への行き方

 

頂上はこのようになっています。

 

カリーの巨木への行き方

 

実はこちら、元々は周辺の火事を発見するための見張り台として造られました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

確かに見張り台にはピッタリですね。オーストラリアは雷による山火事で甚大な被害を受けてしまう国なので、昔から対策が取られてきたことが分かります。降りるときも焦らずゆっくり降りてください(^^;)

 

 

バイセンテニアル・ツリー

カリーの巨木への行き方

 

ウォーレン国立公園にあり、オーストラリアの200周年を記念して1988年にハシゴと展望台が設置されました。見張り台も兼ねていますが観光がメインになります。高さは3つの中で最も高い65mで、足場は165本。頂上からの景色はこちらです。

 

 

 

ダイヤモンド・ツリー

 

樹齢250年の巨木で高さは52m。1940年に見張り台に選ばれました。70年代の中頃まで見張り塔として使われ、90年代半ばから観光に使われてきましたが、2019年に人工物の老朽化などの危険から、登ることは禁じられてしまいました。

 

 

以上になります。世界に「背の高い木」は多々ありますが、それに登ってもいいという場所は珍しいので、ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

世界の巨木スポット

■エンジェル・オーク・ツリー(アメリカ)

「カリーの巨木」徹底ガイド 【旅の大事典】 サウスカロライナ州にある巨木で、ミシシッピ川より東のエリアでは、現存する最古の生命体の1つと言われています。詳細は下記からご覧ください。

「エンジェル・オーク・ツリー」徹底ガイド

■カリフォルニア州のセコイア(アメリカ)

「カリーの巨木」徹底ガイド 【旅の大事典】 カリフォルニア州には、高さ80mに達する世界有数の巨木「セコイア」が群生していて、たくさんの見どころが点在しています。詳細は下記からご覧ください。

「カリフォルニア州の巨木スポット4選」徹底ガイド

■モアナルア・ガーデン(アメリカ)

「カリーの巨木」徹底ガイド 【旅の大事典】 ハワイの名所で、日本人にとって最も有名な木といっても過言ではない「この木なんの木」があります。詳細は下記からご覧ください。

「ハワイ②オアフ島の見どころ」徹底ガイド

■巨大な合歓の木(タイ)

「カリーの巨木」徹底ガイド 【旅の大事典】 ハワイにあることで有名な「この木なんの木」ですが、実はタイにもあります。詳細は下記からご覧ください。

「カンチャナブリ③そのほかの見どころ」徹底ガイド

■トゥーレの木(メキシコ)

「カリーの巨木」徹底ガイド 【旅の大事典】 オアハカにある巨木で「世界一太い木」としてギネスブックに登録されています。詳細は下記からご覧ください。

「オアハカ①アクセスとトゥーレの木」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な植物系スポットがたくさんあります。興味のある方は「世界の植物の名所総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい69ヶ所を8つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-パース(約10時間)
ベストシーズン 12月~3月
外務省 海外安全情報 オーストラリア
ガイドブック オーストラリアのガイドブック
ビザ ・ビザかETASの取得が必要

・30日まで滞在可

パスポート残存期間 滞在日数分あればOK
時差 ・東部時間:+1時間(シドニーなど)

・中部時間:+30分(ウルルなど)
・西部時間:-1時間(パースなど)
・サマータイム:あり(1時間すすめる)

チップ ・基本的には無し

・タクシーなど:端数を切り上げて渡す
・高級レストランなど:10~15%
・ルームサービスなど:2~5A$

日本への電話 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
0011+81+3+9999-9999

公用語 英語
電圧とプラグ 220/240V

コンセントタイプ

通貨 オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。

 

日本大使館 HP

オーストラリアの絶景一覧

オーストラリアの絶景

 

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