ウルルは「地球のへそ」と呼ばれる世界最大級の一枚岩で、オーストラリアのほぼ中央に位置します。世界でもトップクラスのパワースポットであり、先住民族アボリジニの力強い文化に触れることもできます。
当サイトでは12ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。多分、日本で一番詳しい記事ですよ(^^) こちらのページは「⑥周囲の観光」になります。
①アクセスと高級ホテル
②安宿とキャンプ
③バスの使い方
④タウンスクエアと展望台
⑤ウルル登山
⑥周囲の観光
⑦サンライズとサンセット
⑧キャメル・ライド・ツアー
⑨セグウェイ・ツアー
⑩遊覧飛行ツアー
⑪その他のオプショナルツアー
⑫カタ・ジュタ
「⑥周囲の観光」徹底ガイド:目次
・赤:ウルル
・紫:Mutitjulu Car Park(ムティジュル・カーパーク):ムティジュルの滝
・黄:Kuniya Piti(クニヤピティ):名所の1つ
・青:Mala Car Park(マラ・カーパーク):登山口&トイレ
・緑:Culture Center(カルチャーセンター):レストランや土産物屋もあり
・黒:Sunrise(サンライズ):朝日を見るビューポイント
・灰:Sunset(サンセット):夕日を見るビューポイント
ウルルと聞くと、まずは登ることをイメージすると思います。残念ながら現在は登ることができないので「そうなると遠くから眺めるだけか~」と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません(^^)
エアーズロックはアボリジニの聖地なので、様々な壁画や伝承が残されていますし、ムティジュルの滝などの景勝地やカルチャーセンターなどもあります。
周囲は10.6kmにもなりますが、ベースウォークのコースが整備されているので誰でも一周することが出来ます。方法は、徒歩、自転車、セグウェイになるのですが、一番のオススメはセグウェイツアーです。
詳細は「⑨セグウェイ・ツアー」に記載しますが、確実に一番だと思います。セグウェイと聞くと、年配の方などは「コワイ」と思ってしまうかもしれませんが、乗ってみるとこれほど簡単な乗り物はなくて、車やバイクみたいにハンドル操作するわけでもなく、実質ただ立ってるだけで一切歩く必要も無いので、むしろ年配の方にオススメです。
どの方法を選ぶかは各人の自由なんですが、いずれにせよガイドを付けるのは必須だと思います。つけなくても支障なく回れるんですが、突き詰めると「ただの大きな岩山」なので、ガイドに説明してもらわないと高い確率ですぐに飽きると思います(^^;)
特に徒歩で一周するのは、よほど天気が気持ち良いときでないとオススメできません。所要時間は約4時間で「暑い」「疲れる」「準備する水の量が増えて重い」というのもあるんですが、一番の理由は現地には「あぜんとするほどの小バエがいる」ということなんです。
ぜひ動画をご覧ください。少し画質が低いですが、低くて逆に良かったと思うほどハエがいるのが分かります。特に00:27など横を向いたときが分かりやすいです。
「彼らのテリトリーに人間が入っていってる」というのが実際のところなんだと思いますが、とにかく現実問題すごい量がいます。誇張無く「顔から3cm以内に常に20匹以上のハエがいる」と思ってください。ホントです( ;∀;)
しかもこれが平気で顔にとまってきて、さらに歩きます。そして、目・鼻の穴・口などに入ってくるし、手で払っても動かなかったりするんですね。日本のハエが一般人だとすると、ここのハエはグリーンベレーのように鍛えられてる感じがします(=_=;)
蚊と違って地味に大きいですから手で叩いて潰すことも出来ないし…。ほんとに、軍隊アリやイナゴの大群と同じで大量の虫は無敵だなと思い知らされます。なので現地では「フライネット」が販売されています。タウンスクエアはもちろん、どの宿でも売っているはずです。1個約10A$、2個で15A$。
日本でも買えるので、行くことが決まっている方はこちらの「虫除けネット」をみてみてください。
無いと観光が無理かというと、無理ではないんですが120%煩わしいです。エアーズロック・リゾートとは量が違いますし、ウルルの上にはハエはいないので「周辺を歩いたことがある人」でないと知りません。あと、カタジュタの夕方とかもヤバいです…(ノД`) ぜひ使ってみてください。
「クニヤウォーク」というトレイルコースの途中にあります。このコースは「ムティジュルの泉」があることから「ムティジュルウォーク」とも呼ばれます。ガイドツアーもたくさん組まれていて、ウルルを代表するトレイルの1つです。
トレイル全体は往復1kmで、所要時間は約30分。平坦なコースなので車イスで行くことも可能です。起点となる「ムティジュル・カーパーク」へは「ホップオン・ホップオフ・バス」で行くことが出来ます。バスについては「③バスの使い方」をご覧ください。
途中には「ムティジュル洞窟」があります。アボリジニのアナング族が生活をしていた場所で鮮やかな壁画が残されています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
そして遊歩道を進むと、ウルル最大の水場「ムティジュルの泉」が登場します。
ガイドブックなどでは「年間を通して水が湧いている」と紹介されていたりしますが、シーズンによってはカラッカラになってます(^^;)
黒い線は水が流れた跡です。右の壁にはハート型のくぼみがあり女性に人気です。
場所はすぐに分かります。上のストリートビューはかなりズームしてあるので「-」ボタンを押して周囲を見てみてください。
この場所には、アナング族の伝説が残されています。
その昔、ウルル周辺には「クニヤ」というニシキヘビがいた。あるときクニヤの甥にあたる「クカクカ」が「リル」という毒ヘビに殺されてしまう。掟を破ったために殺されてしまったのだが、事情を知らないクニヤは激怒してリルと闘うことになる。
クニヤはリルを倒すが、リルが最後に放った毒におかされ、ムティジュルの泉へ向かう途中で息絶えてしまう。クニヤは「ワナンビ」という虹色のヘビに変わり、今でもムティジュルの泉に住んでいて、水を絶やさないように見守っている。
この荒涼とした大地において、はるか昔から水が湧き出ているというのは、本当に神聖な場所という感じがします。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
①アクセスと高級ホテル
②安宿とキャンプ
③バスの使い方
④タウンスクエアと展望台
⑤ウルル登山
⑥周囲の観光
⑦サンライズとサンセット
⑧キャメル・ライド・ツアー
⑨セグウェイ・ツアー
⑩遊覧飛行ツアー
⑪その他のオプショナルツアー
⑫カタ・ジュタ
ウルルは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ケアンズ(約7時間)
・ケアンズ-エアーズロック(約3時間) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 オーストラリア |
ガイドブック | オーストラリアのガイドブック |
ビザ | ・ビザかETASの取得が必要
・30日まで滞在可 |
パスポート残存期間 | 滞在日数分あればOK |
時差 | ・東部時間:+1時間(シドニーなど)
・中部時間:+30分(ウルルなど) |
チップ | ・基本的には無し
・タクシーなど:端数を切り上げて渡す |
日本への電話 | 0011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220/240V |
通貨 | オーストラリア・ドル(通貨コード:AUD、記号:A$)で補助通貨はセント(c)。1オーストラリア・ドル=100セント。
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日本大使館 | ・HP |
オーストラリアの絶景一覧 |
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