アル・ワバ・クレーターへの行き方

 

アル・ワバ・クレーターは日本ではほとんど知られていない絶景クレーターで、火口までをハイキングしたり、クレーターの外周をトレッキングしたりすることができます。手つかずの大自然が残る場所なのでオススメです(^^)

 

 

「アル・ワバ・クレーター」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

ジェッダは約2500年前には漁村があったことが確認されています。647年にメッカへの大巡礼のための港が整備されて以来、東西交易における重要な港町として栄えてきました。人口は約340万人。

 

最寄りの空港はジェッダにあるキング・アブドゥルアズィーズ国際空港(JED)。国内外合わせて約100都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「ジェッダ:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はサウジアラビア・リヤル(通貨コード:SAR)で、補助通貨はハララ。1リヤル=100ハララで、本日のレートはこちら。

 

 

 

アル・ワバ・クレーター

 

 

アル・ワバ・クレーターは「マール」と呼ばれる火山地形の1つです。この地形は、マグマと大量の水が急激に反応して「水蒸気爆発」を起こした結果生まれます(,,゚Д゚)

 

アル・ワバ・クレーターへの行き方
出典:https://sites.google.com

 

公共交通機関ではアクセスできなくて、タクシーチャーター、レンタカー、現地ツアー参加などになります。ジェッダからだと約4時間、メディナやタイフからだと約3時間の距離ですε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

日帰りも可能ではありますが、現地のキャンプ場で宿泊することができます。宿泊すれば素晴らしい夕日・星空・朝日を鑑賞できるので、時間が取れる方は宿泊するのがオススメです。

 

 

レンタカーだと24時間で約250リヤル。周辺にはレストランや売店などが無いため、キャンプグッズや食料・飲料水など全て持ち込む必要があります。

 

ツアーは1泊2日で約700リヤルです。高いように見えますが、移動費・入場料・キャンプの準備・宿泊費・食費・ガイド代などが全て含まれるわけなので、実はあまり変わらないと思います(^^) そして到着。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

直径約2km、深さ250mという巨大なクレーターで、中心には塩湖が広がっています(,,゚Д゚) 少し近くで見てみてましょう。

 

 

圧巻の世界ですよね。嬉しいことに火口に降りることが出来て、下りが約1時間、上りが約1時間半かかります。夏には気温が50度を超えるそうで全く現実的ではありません(^^;)

 

また、整備されたトレッキングコースではないので、できるだけしっかりしたクツで行くのが望ましいです。下まで降りないでクレーターの外周を一周するのもオススメです。いわゆる「お鉢巡り」ですね。

 

 

こちらが火口からの眺めです。見てのとおり日陰は一切無いので帽子・サングラス・飲料水は必携です。この地には伝説も残されています。

~ここには昔「タミア(女)」と「コットン(男)」という2つの山があった。タミアはコットンのことが好きで(恐らく人の姿などで)コットンのもとに行こうとしていた。すると、タミアのいとこの山であるシェルマンが嫉妬して、タミアに矢を放ち地面に落ち落とし、そのときの衝撃でクレーターが誕生した~

 

なんとなくサウジアラビアには似つかわしくない伝承な気がしますが、どこの国にもこのような言い伝えはあるんですね(*´ω`*)

 

アル・ワバ・クレーターへの行き方

 

以上になります。サウジアラビアの絶景クレーター。ぜひ行ってみてください(^^)

 

サウジアラビアは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。ただ、メッカなどムスリム以外は入れない場所もあります。その他、念の為事前に「外国人のムスリム以外でも参加可能か」を問い合わせてみてください。

「アル・ワバ・クレーター」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の観光できるクレーター

「クレーター」は「巨大な窪地の総称」であり、「隕石の衝突による窪地」のみを表す言葉ではないそうです。また「カルデラ」は「火山活動による窪地の中でも大規模なもの」を指す言葉で、「火山活動による小さい窪地」はクレーターと呼ぶそうです(^^)

■ヴィーティ(アイスランド)

アイスランドの「ダイヤモンドサークル」と呼ばれるエリアにあります。美しいカルデラ湖は入ることもできるようです。詳細は下記からご覧ください。

「ダイヤモンドサークル②観光の見どころ」徹底ガイド

■ケリズの火口跡(アイスランド)

アイスランドのハイライト「ゴールデンサークル」の周辺にある火口跡です。詳細は下記からご覧ください。

「ゴールデンサークル」徹底ガイド

■アリゾナ大隕石孔(アメリカ)

太古の昔に隕石が衝突して出来たクレーターで、保存状態が極めて良いことで知られています。詳細は下記からご覧ください。

「アリゾナ大隕石孔」徹底ガイド

■クレーターレイク国立公園(アメリカ)

オレゴン州にあるカルデラ湖で、非常に透明度の高い湖と、そこに浮かぶフォトジェニックな島々、そして可愛らしいリスなどの動植物が魅力です。詳細は下記からご覧ください。

「クレーターレイク国立公園」徹底ガイド

■ダイヤモンド・ヘッド(アメリカ)

ワイキキビーチから見える雄大なダイヤモンドヘッドは誰もが認めるハワイのシンボルです。詳細は下記からご覧ください。

「ハワイ②オアフ島の見どころ」徹底ガイド

■ハレマウマウ・クレーター(アメリカ)

世界遺産に登録されている「ハワイ火山国立公園」のハイライトです。以前は赤く輝く溶岩が見られたのですが、2018年に噴火が起こって地形が変わり見られなくなってしまいました。詳細は下記からご覧ください。

「ハワイ④ハワイ島の見どころ」徹底ガイド

■クリ・ムトゥ山(インドネシア)

山頂にある3つのカルデラ湖が全て違う色をしていることで有名です。詳細は下記からご覧ください。

「クリ・ムトゥ山」徹底ガイド

■サンタアナ火山(エルサルバドル)

エメラルドグリーンの美しい火口湖を持つ活火山で、比較的簡単に登頂できるので観光客に人気があります。詳細は下記からご覧ください。

「サンタアナ火山」徹底ガイド

■マウントガンビアのブルーレイク(オーストラリア)

冬は灰色の水面なのに、夏になると見事なコバルトブルーになるという神秘の湖です。詳細は下記からご覧ください。

「マウントガンビア②周辺の見どころ」徹底ガイド

■城山日出峰(韓国)

韓国最大の島・済州島のハイライトです。詳細は下記からご覧ください。

「済州島②東側の見どころ」徹底ガイド

■カルデラ・デ・バンダマ(スペイン)

カナリア諸島のグラン・カナリア島にある巨大なカルデラです。詳細は下記からご覧ください。

「カナリア諸島⑤グラン・カナリア島」徹底ガイド

■ティマンファヤ国立公園(スペイン)

カナリア諸島のランサローテ島にある国立公園で、1730年代に100以上の火山が噴火し「月面」と称されるほどの奇景となっています。詳細は下記からご覧ください。

「カナリア諸島④ランサローテ島」徹底ガイド

■ラ・カルデラ・デ・タブリエンテ国立公園(スペイン)

カナリア諸島のラ・パルマ島にある世界最大のカルデラです。詳細は下記からご覧ください。

「カナリア諸島③ラ・パルマ島」徹底ガイド

■ンゴロンゴロ クレーターロッジ(タンザニア)

南北約16km・東西約19kmという巨大な「ンゴロンゴロ クレーター」を見渡せる高級ホテルです。下記からご覧ください。

「タンザニアのすごいホテル3選」徹底ガイド

■トンガリロ国立公園(ニュージーランド)

映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地となった壮大な公園で、大規模なクレーターを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。

「トンガリロ国立公園」徹底ガイド

■セテ・シダーデス(ポルトガル)

アゾレス諸島にある村で3つの絶景カルデラ湖があります。近くには「森の中の温泉」として有名な「カルディラ・ヴェーリャ」もあります。詳細は下記からご覧ください。

「カルディラ・ヴェーリャ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な山がたくさんあります。興味のある方は「世界の『旅行で行けるスゴい山』総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にスゴい74ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-ジェッダ(約3時間)

ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 サウジアラビア
ガイドブック 中東のガイドブック
ビザ ビザ取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 -6時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるアラビア語 ①おはよう。

サバーフ ルハイル

 

②こんにちは。
アッサラーム・アライクム
マルハバン(午前中)
マサーウルハイリ(午後)

 

③こんばんは。
マサーウルハイリ

 

④ありがとう。
シュクラン

 

⑤さようなら。
マアッサラーマ

 

⑥はい・いいえ
ナアム・ラー

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ
コンセントタイプ
コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 サウジアラビア・リヤル(通貨コード:SAR)で、補助通貨はハララ。1リヤル=100ハララ。

 

日本大使館 HP

サウジアラビアの絶景一覧

サウジアラビアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

スポンサーリンク