「メッカ」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

メッカ

(Makkah)

場所

サウジアラビア

(Saudi Arabia)

時差

-6時間

サマータイム:無し

時期

春と秋

 

メッカはイスラム教の聖地で、観光ビザが発給されるようになった現在も、残念ながらイスラム教徒以外は街自体に入ることが出来ません。有名なマスジド・ハラームもさることながら、その前にそびえ立つアブラージュ・アル・ベイト・タワーズが圧巻です。

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

 

 

メッカは、2世紀には「マコラバ」という名前で記録が残っている古都で、イスラム教最大の聖地です。イスラム教徒は1日5回礼拝を行うことで知られていますが、世界のどこにいてもメッカの方角に向かって礼拝をしています。人口は約130万人。

 

最寄りの空港はジェッダにあるキング・アブドゥルアズィーズ国際空港(JED)。国内外合わせて約100都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

メッカ
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■イスラム教の誕生

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出典:https://www.nybooks.com

 

西暦570年頃、サウジアラビアのメッカにムハンマドが誕生します。裕福な家に生まれ、美しい奥さんをもらい幸せに暮らしていたムハンマドですが、40歳の頃から洞窟にこもるようになります。そこに大天使ガブリエルが現れ、ムハンマドに自分が預言者であることを自覚させます。

 

そして621年。奥さんを亡くして失意の底にいたムハンマドの前に再びガブリエルが現れ、天馬にムハンマドを乗せます。天馬は一瞬でエルサレムの神殿の丘へ跳び、さらに天に登ります。天にはユダヤ教の預言者であるアブラハムやモーセ、そしてキリスト教の開祖であるイエスなどがいて、その奥に唯一の神(アッラー)がいました。

 

「アッラー」はアラビア語で「神」を意味する言葉で、英語でいうと「The God」です。つまり、例えばヒンドゥー教のシヴァ神のような「特定の神様の名前」ということではなく「神様自体を表す言葉」です。実はユダヤ教やキリスト教の神様であるヤハウェと同じ存在を差していますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

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出典:http://www.newmuslim.net

 

アッラーはムハンマドに1日5回礼拝をすることを許し、さらに様々な啓示をしました。これらを戒律としてまとめたものが「コーラン」です。ちなみに「イスラム」という言葉は「神に全てをゆだねること」を意味しています。

 

地上に戻ったムハンマドはメッカやメディナの町を征服し、アラビア半島も支配下に治めていきます。そして、彼の死後の638年には「昇天の地」であるエルサレムをも攻め落とし、ユダヤ教の神殿があった場所に「岩のドーム」を建設しました。これを持ってエルサレムもイスラム教の聖地の1つになります。

 

ちなみに、アブラハム、モーセ、イエス、ムハンマドに、ノアの方舟で有名なノアを加えた5人を「5大預言者」と呼ぶそうです。

 

 

■マスジド・ハラーム

 

 

アラビア語で「聖なるモスク」という意味があり「メッカの大モスク」とも呼ばれます。毎年、イスラーム暦の12月8日~12日までは「ハッジ」という大巡礼が行われ、世界中から300万人以上といわれる信者がメッカに集まります。これはイスラム教徒である以上、財力が許す限り、一生に一度は行わなければいけない義務とされています。

 

■ハッジの際のマスジド・ハラーム
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出典:https://www.independent.com

 

マスジド・ハラーム内部の様子はユーチューブでライブ配信されています。

 

 

カーバ神殿

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出典:https://ja.wikipedia.org

 

マスジド・ハラームの中庭にある、イスラム教で最も神聖な聖殿で、イスラム教が成立する以前から多神教の神殿として存在していました。マスジド・ハラームはカーバ神殿を祀り保護するためのモスクといえます。

 

伝承によれば、カーバ神殿は神様がアダムとイヴに造らせた神殿であり、神様は「天上の神の玉座と、それを周る天使の再現」として、アダムに神殿の周囲を周ることを命じたそうです。

 

ムハンマドは630年にカーバ神殿を征服して、360以上もあった神像を全て破壊してイスラム教の聖殿にしました。その際、唯一破壊しなかったのが「カーバの黒石」と呼ばれる御神体です。

 

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出典:https://ja.wikipedia.org

 

カーバ神殿の南東隅(①の場所)に安置されている約30cmほどの黒曜石で「イスラムの至宝」とされ銀色のカバーで保護されています。訪れたイスラム教徒は神殿の周囲を歩いて周りますが、その際、黒石に7度のキスを試みます。

 

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出典:https://ja.wikipedia.org

 

ハッジ(大巡礼)の際に黒石に触れることが出来ると、大変な幸運が訪れるとされていて、見てのとおりの大スペクタクルになります(^^;) しかし大多数の人はキス出来ないので、その場合は神殿を7度周る度に黒石を指差すことで同様のご利益があるそうです。

 

マカーム・イブラーヒーム

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photo by Time Light

 

「アブラハムの御立ち処」という意味で「最初の預言者」といわれるアブラハムの足跡が刻まれているとされる石が祀られています。

 

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出典:https://www.tripadvisor.co.uk

 

サファーとマルワ

 
出典:https://ja.wikipedia.org

 

マスジド・ハラームの中にある2つの丘で、訪れた信者は2つの間を7往復します。これは神様が預言者アブラハムの妻ハジャールに与えた試練を再現していて、片道約450mなので7往復すると約3.2kmになります。

 

■往復する人々
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出典:https://ja.wikipedia.org

 

ザムザムの泉

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出典:https://ja.wikipedia.org

 

ハジャールは、息子のイスマーイールに飲ませる水を探してサファーとマルワの間を7往復しました。すると天使が現れて、翼で地面を叩いて水を湧き出させました。これが今に伝わるザムザムの泉で、マスジド・ハラームを訪れた信者は、儀式の後にザムザムの水を飲むのが慣例となっています。「聖水」として有名なので、お土産にも売られています。

 

 

■アブラージュ・アル・ベイト・タワーズ

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出典:https://commons.wikimedia.org

 

マスジド・ハラームを見下ろすように建てられた7つの超高層ビル群で、2012年に全てのビルが完成・開業しています。ハッジが行われるメッカ待望の超大規模建築群で、全体で10万人以上が宿泊できますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

高さは上から順に「601m、260m、260m、250m、250m、240m 、240m」。最も高い「メッカ・ロイヤル・クロック・タワー・ホテル」は、ドバイのブルジュ・ハリファ (828m) と上海タワー(634m)に次いで、世界で3番目に高いビルです。タワーも入れると東京スカイツリーも入るので4番目となります。

 

 

世界最大の時計台でもあり、頂上の時計はなんと直径46mΣ(゚∀゚ノ)ノ 長針の長さが23mもあり、200万個のLEDが使われていて、25km先からも視認できます。時計台の上部は屋外展望台になっていて、メッカの街を一望できます。

 

 

さらに、時計台の上には93mのミナレット(尖塔)が設置されていて、最上部には三日月が輝いています。この三日月も23mという大きさですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

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規模といい、ロケーションといい、ドバイのブルジュ・ハリファに匹敵する規模なので、イスラム教徒じゃないといけないのが残念なばかりです(T^T)

 

 

以上になります。イスラム教最大の聖地メッカ。行くことが出来るようになる日を願うばかりです(^^)

 

 

■備考

行き方

■航空便例
日本-ドバイ空港(約11時間)

 

ドバイ空港-ジェッダ空港(約3時間)

 

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サウジアラビアの設定です。

備考

 

⇒中東のガイドブック

 

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