エルサレムの見どころ

 

エルサレムは世界屈指の古都であり、3つの宗教の聖地として複雑な歴史を歩んできたことで知られています。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「エルサレム⑥そのほかの見どころ」になります(^^)

 

 

「エルサレム⑤そのほかの見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

当ページの観光スポット一覧

 

ここまでの5ページで、観光の見どころとしては「城壁と門」「神殿の丘(岩のドーム・嘆きの壁)」「悲しみの道(ヴィア・ドロローサ)」「聖墳墓教会」をご紹介してきました。

 

しかし、まだまだ見どころは無数にあるので、一般的な観光客の目線でここは外せないという場所を9ヶ所厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。また、旧市街はこのようなつくりになっています。

 

エルサレムの見どころ
photo by:Obendorf

 

 

ダビデの塔

 

 

旧市街西部のヤッフォ門に隣接する城塞で、紀元前1世紀から現在に渡り増改築が繰り返されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 現在は歴史博物館として使用されていて、2000年に及ぶイスラエルの歴史を学べます。ここに行くときはガイドブックを持参するか、むしろガイドを付けてしっかり説明してもらうのがオススメです。

 

一番高い「ファサエルの塔」からは旧市街を一望することができ、岩のドームなども良いアングルで写真に撮ることができます。(正面中央の金色のドームがそうです。)

 

 

ここでは、城壁を使ったプロジェクション・マッピング・ショーが行われています。内容はイスラエルの壮大な歴史がテーマになっています。チケットは予約制で公式HPから予約できます。

 

【ダビデの塔】
■営業時間:9時~16時(8月は17時まで)
■料金:40シェケル
■音と光のショー
・1日2~3回
・ダビデの塔との共通券:80シェケル

 

 

聖アンナ教会

 

 

聖母マリアが誕生したとされる場所で、5世紀頃に教会が造られました。地下には洞窟があり、そこでマリアが生まれたとされています。

【聖アンナ教会】
■営業時間
・夏:8時~12時/14時~18時
・冬:8時~12時/14時~17時

 

■料金
・10シェケル

 

 

聖ヤコブ大聖堂

 

 

アルメニア人地区最大の見どころで、エルサレムで最も美しい宗教建築物と言われています。入場時間が15:00~15:30と限られていて、自由見学ではなく儀式を見学します。黒装束の司祭たちが現れて行うので、まるで中世にタイムスリップしたかのようです(^^)

 

【聖ヤコブ大聖堂】
・営業時間:15時~15時半
・料金:無料

 

 

オリーブ山

 
photo by:Gilabrand

 

旧市街の東にある山で、旧市街と同じくらいの面積があります。イエスの足跡(そくせき)が残っている場所が多く、キリスト教徒にとって重要な場所になっています。しかし同時に、ユダヤ教の巡礼の終着地点でもあります。主な建築物をご紹介します。

 

 

 

イエスが復活40日後に弟子たちの目の前で昇天した場所で、昇天した際につけたとされる足跡(あしあと)が残っています。入場料は5シェケルです。

 

 

 

 

聖母マリアが埋葬されているとされる教会です。墓石には3つの穴が空いていて中を触ることができますΣ(゚∀゚ノ)ノ 内部はとてもキレイに装飾されています。入場料は無料です。

 

 

マップの表示が「マリア永眠教会」となっていますが「聖母マリア墳墓教会」で大丈夫です。

 

 

 

ロシア正教の教会で、特徴的なタマネギドームが7つ金色に輝いています。2人のマリアを記念して築かれた教会で、1人はマグダラのマリア。諸説ある人物で、イエスにつき従った女性、イエスの伴侶、復活したイエスを最初に目撃した女性、などが挙げられます。

 

もう1人はロシア皇帝アレクサンドル3世の母マリアで、地下聖堂に今も眠っています。旧市街を一望できるビュースポットでもあります。入場料は無料です。

 

 

このほか、エルサレム発祥の地と言われる「ダビデの町」、ダビデの町と旧市街の間に広がる岩窟墓エリア「ケデロンの谷」などが有名です。

 

 

最後の晩餐の部屋

 

 

旧市街の南西部にあるシオン門を出ると「シオンの丘」に出ます。ここもイエスの足跡(そくせき)が多いエリアです。中でも必見なのは、有名な「最後の晩餐」が行われた部屋です。ダビデ王の墓がある建物を出て、裏の階段から2階に上がります。

 

 

イエスが「この中に私を裏切る者がいる」と言った部屋ですね。伝説の中の世界という感じがします(,,゚Д゚) ただ、現在の建物は十字軍が建てたそうです。入場料は無料です。

 

ちなみに、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、イタリア・ミラノの「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」にあります。詳細は「ミラノ③観光のモデルルート」をご覧ください。

 

 

マリア永眠教会

 

 

こちらもシオン門のすぐ南にあるエルサレムで最も大きな教会です。1910年に建てられた比較的新しい教会なので内部もキレイです。ここにはマリアの像が横たわっています。こちらも入場料は無料です。

 

 

上でも少し触れましたがグーグルマップの表記は間違っていて、こちらが「マリア永眠教会」です。

 

 

イスラエル博物館

 

 

イスラエルの国立博物館で、写真の「聖書館」には「新世紀エヴァンゲリオン」で一躍有名になった「死海文書」が保存されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

死海文書は、紀元前2世紀頃に書かれた972の古文書の総称で、1947年頃にベドウィンの少年たちが洞窟の中で偶然発見したとされています。それまでの最古の写本よりも1000年以上古いもので、20世紀最大の考古学的発見と言われました。

 

エルサレムの見どころ

 

中央のケースの中に一部が展示されていて、オバマ大統領が訪れたことでも知られています。

 

【イスラエル博物館】
・営業時間:10時~17時
・料金:54シェケル

 

世界の博物館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。

 

 

ヤド・ヴァシェム

 

 

日本語だと「ホロコースト博物館」で、大戦中にナチス・ドイツによって虐殺された600万人以上のユダヤ人を慰霊するために建てられました。特に「ホール・オブ・ネームズ」という部屋には、200万人以上の個人名と、その人生の記録が保存されています。そして、天上のドームには犠牲者600人の顔写真が貼ってあります。

 

エルサレムの見どころ
photo by:Israel_photo_gallery

【ヤド・ヴァシェム】
・営業時間:9時~17時
・料金:無料

 

 

ベツレヘムの生誕教会

 

 

イエスは、エルサレムから南に約10km離れたベツレヘムという町の洞窟で生まれたとされています。その洞窟の上に聖堂が建てられていて、カトリック教会・東方正教会・アルメニア使徒教会が区分けして管理しています。特にクリスマスになると大勢の観光客が訪れます。こちらも無料で入れます。

 

【ベツレヘムの生誕教会】
■営業時間
・夏:6時~19時半
・冬:5時半~17時

 

世界の教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。

 

 

以上になります(^^) 6ページに渡りエルサレムをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。

 

エルサレムは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「エルサレム⑥そのほかの見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-エルサレム(約12時間半)
ベストシーズン 春と秋
外務省 海外安全情報 イスラエル
ガイドブック 中東のガイドブック
ビザ 90日以内の観光ならビザ不要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 夏:-6時間/冬:-7時間
チップ 基本的に不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるヘブライ語 ①おはよう。

Shalom(シャローム)

 

②こんにちは。
Shalom(シャローム)

 

③こんばんは。
Shalom(シャローム)

 

④ありがとう。
Toda raba. (トダ ラバ)

 

⑤さようなら。
Lehitraot(レヒットラオート)

 

⑥はい・いいえ
Ken・Lo(ケン・ロー)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 シェケル(通貨コード:ILS、記号:₪)で、補助通貨は「アゴラ(Agora)」。1シェケル=100アゴラ。

 

日本大使館 HP

イスラエルの絶景一覧

イスラエルの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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個別のガイド記事です。

 

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大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国の中で同系統の見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

 

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