イスファハーンは「ここには世界の半分がある」と称されたイマーム広場を中心に、美しい青タイルを基調としたイスラム建築の傑作が並びます。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「イスファハーン③観光の見どころ」になります(^^)
「イスファハーン③観光の見どころ」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
イスファハーンには多くの見どころがありますが、ここは外せないという7ヶ所を厳選しました。このページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
1657年にサファヴィー朝のシャー・アッバース2世が造った迎賓館で、名前は「40本の柱」を意味します。といっても実際に立っている柱は20本で、正面の池に写り込んだ柱を合わせて40本です。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
ちなみに、ウズベキスタンの「ブハラ」にも「ボラハウズ・モスク」という全く同じコンセプトの建物があります。詳細は「ブハラ②観光の見どころ」をご覧ください。
さて、チェヘル・ソトゥーン宮殿に戻りまして、柱の奥にはイスラム建築特有のイーワーンという門があります。
スゴいですね(,,゚Д゚) イマーム・モスクのイーワーンと同じ「ムカルナス」という様式で、鍾乳洞をイメージしています。そして、内部も圧巻です。
「さすが迎賓館!」という感じです(^^) 色使いが独特で、世界のモスクや教会を見渡しても珍しいデザインだと思います。特に6枚の巨大な壁画はクオリティも保存状態も素晴らしいです。
イマーム・モスクから西に10分ほど歩くと到着するのでアクセスも簡単です(^^)
【チェヘル・ソトゥーン宮殿】
・営業時間:9時半~16時半
・料金:5000リヤル
イスファハーンの街を東西に貫くザーヤンデルード川。たくさんの石橋がかかっていますが、その中で最長なのがスィー・オ・セ橋です。全長は297.76m。1602年にシャー・アッバース1世によって建てられました。
「スィー・オ・セ」は「33」という意味で、名前のとおり33の橋脚があります。イスファハーンのランドマークの1つで、夜には美しくライトアップされます(,,゚Д゚)
川はシーズンによっては水が流れていません。雨季だけ水が流れる川というのが中東には多く見られ、「涸れ川」を意味する「ワディ」と呼ばれています。24時間通行可能です(^^)
1666年に造られた2層構造の橋で、上も下も歩くことができますΣ(゚∀゚ノ)ノ 全長133m、幅12m。23のアーチがあり、ダムとしても機能していて、「イランで最も美しく優れた橋」と称されています。
「ハージュ」には「裕福」という意味があり、中央には王様が宴を催したという八角形のテラスもあります。人々の憩いの場になっていて、橋のたもとのライオン像にまたがると結婚運が良くなるという言い伝えがあります(*´ω`*)
photo by:Alireza Javaheri
世界の橋については「世界のすごい橋総特集」をご覧ください。
ヴァーンク教会は「アルメニア使徒教会」の1つなので、イランでは珍しいキリスト教の教会ということです。1605年に最初の教会が建てられ、1655年に再建されました。内部は圧巻のフレスコ画が広がっています。
とんでもないですねΣ(゚∀゚ノ)ノ キリスト教会とはいえ「イランクオリティ」というか…。小さな部屋までビッシリです。
2階のストリートビューもありました。天井の装飾が本当にスゴいです(,,゚Д゚) 一般客の立ち入りは出来ないと思います。
また、この教会には重さ0.7gという世界最小の聖書が展示されています。訪れた際はぜひ見てみてください(^^)
世界の教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。
771年に建造されたイスファハーン最古のモスクです。名前には「金曜モスク」という意味がありますが、これは「金曜日に人々が集まって礼拝を行うモスク」に共通して付けられている名前で、世界各地に同名のモスクが存在します。
幾度となく増改築が行われていて、どこが何時代の何様式なのか特定できないほどで「建築様式の博物館」とも称されています。四方にイーワーンが造られていて、装飾は豪華絢爛というわけではありませんが、逆に圧倒的な歴史を感じられる佇まいになっています(^^)
貝殻博物館
photo by:Mostafameraji
最後に少し変わったスポットをご紹介します。その名も「イスファハーン・シーシェル・ミュージアム」。イランは中東なので砂漠などのイメージが強いと思いますが、南部はペルシャ湾に面していて、北部にはカスピ海があります。そこで採れる貝殻や甲殻類を中心に展示がなされていて、昆虫の標本なども充実しています。
【貝殻博物館】
・営業時間:8時~18時
・入場料:18万リヤル
世界の博物館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。
以上になります(^^) 3ページに渡りイスファハーンをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
航空便例 | ・日本-ドバイ(約11時間)
・ドバイ-イスファハーン(約2時間) |
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ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 イラン |
ガイドブック | 中東のガイドブック |
ビザ | ビザ取得が必要 |
時差 | 夏:-4時間半/冬:-5時間半 |
チップ | ・ツアーガイドなど:10%程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるペルシャ語 | ①おはよう。
ソブ ベヘイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | イラン・リヤル(通貨コード:IRR、記号:Rls)で、現地では「トマーン」と呼ばれる。補助通貨はディナールだが流通していない。1リヤル=100ディナール。
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日本大使館 | ・HP |
イランの絶景一覧 |
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