「モスクワ④市内中心部の見どころ」徹底ガイド 【旅の大辞典】

 

モスクワは、ロンドン・パリに次ぐヨーロッパ3番目の経済都市圏で多くの見どころがあります。当サイトでは7ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「モスクワ④市内中心部の見どころ」になります(^^)

 

 

「モスクワ④市内中心部の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

モスクワの見どころ一覧

 

モスクワには多くの見どころがありますが、ここは外せないという17ヶ所を厳選しました。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

赤の広場

 

 

モスクワの中心部に位置する広場で、長さ695m、道幅約130m、面積は73000㎡にもなります。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

1493年にモスクワ大公国のイヴァン3世が造らせた広場で、ロシア語では「クラスナヤ広場」なのですが、「クラスナヤ」は「赤」の他に「美しい」という意味があり、実は「美しい広場」が正しい呼称になります(^^)

 

 

周辺には「聖ワシリイ大聖堂」「レーニン廟」「クレムリン」「ロシア国立歴史博物館」「カザンの聖母聖堂」「グム百貨店」などモスクワ観光のハイライトが並んでいて、夜もキレイなので1日過ごすことができます。

 

 

聖ワシリイ大聖堂

 

 

1559年に建てられた大聖堂で、日本語では「堀の生神女庇護大聖堂」と言うそうです。また「ポクロフスキー聖堂」とも呼ばれます。中央の塔の高さは46m。

 

 

テトリスの画面に登場することで有名で、そのオモチャのような唯一無二の外観が特徴的です。ただ、完成時には現在のような色はつけられておらず、19世紀までの間に塗装されていきました。

 

モスクワの見どころ
出典:https://foma.ru/

 

中央の主聖堂の周りを8つの小聖堂が囲んでいて、見る場所によって全く違った顔を見せてくれます。ストリートビューで周囲を回れるので動かしてみてください(^^) ちょっと天気が悪いのが残念ですが。

 

 

内部は壁も天井もフレスコ画や彫刻で埋め尽くされています。天井が低く、明かりも暗いので西ヨーロッパの大聖堂とは全く違う印象を受けます(,,゚Д゚)

 

■聖ワシリイ大聖堂
・入場時間:10時~18時
・料金:250ルーブル
・公式HP

 

 

グム百貨店

 

 

1893年に建てられた百貨店で、1917年のロシア革命の段階で1200店が入る世界最大のショッピングモールでした。建物の全長は約200m、3階建てで、現在も200店以上が営業しています。

 

 

屋根はガラス張りなので常に明るく、多くの観光客で賑わっています(^^) ロシアの土産物はここで全て揃います。「グム」は「国営百貨店」を意味しているので、モスクワ以外にも同名の百貨店があります。

■グム百貨店
・営業時間:10時~18時
公式HP

 

 

カザンの聖母聖堂

 

 

1612年に造られた新古典主義様式の教会で、1936年に「パレードの邪魔」との理由でスターリンによって破壊されてしまいました(´Д`) その後、1990年に教会修復プロジェクトの一環として再建が始められ、1993年に完成しました。

 

 

周辺にはクレムリンなど名だたる名所があるので印象が薄いですが、赤レンガに白い装飾がほどこされたカワイイ外観は、観光客にも地元の人にも人気があります。

■カザンの聖母聖堂
・入場時間:6時半~20時
・礼拝時は入場不可

 

 

ロシア国立歴史博物館

 

 

先史時代から20世紀初期のロマノフ王朝までの史料が展示されていて、その数は450万点以上にもなりますΣ(゚∀゚ノ)ノ 35の部屋があり、テーマごとに分かれています。

・1~7:古代史
・8~14:旧ロシア帝国時代
・15~21:中央集権化された国家形成と国境の拡大
・22~35:18~20世紀

 

「ムスティスラフゴスペル」という12世紀の本や、スキタイ人の金の装飾品など貴重な品々を見ることができます。

 

■ムスティスラフゴスペル         ■装飾品
モスクワの見どころ モスクワの見どころ

photo by:Д.Колосов

■ロシア国立歴史博物館
・営業時間:10時~18時
・料金:400ルーブル
公式HP

 

世界の博物館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。

 

 

レーニン廟

 

 

1917年にロシア革命を指導したレーニンの霊廟です。中には防腐処理を施されたレーニンの遺体が入ったガラスケースが安置されていて、1924年に他界したときのままの姿を見ることができますΣ(・∀・;)

 

 

世界には他にも死後に保存された指導者がいて、まずは中国の毛沢東。「毛主席紀念堂」に遺体が安置されています。

 

■毛主席紀念堂
 

 

そしてベトナムのホーチミン。ホーチミン廟に遺体が安置されています。

 

■ホーチミン廟
「モスクワ④市内中心部の見どころ」徹底ガイド 【旅の大辞典】 

 

これらの遺体は「世界三大保存遺体」とも言われているそうです。

■レーニン廟
・入場時間:10時~13時
・休み:月・金・日
・無料

 

世界のすごいお墓関係は「サプンツァ:徹底ガイド」のページなどに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

ボリショイ劇場

 

 

1825年に造られたロシアを代表する歌劇場で、正しくは「国立アカデミー・ボリショイ劇場」といいます。「ボリショイ」とは「大きい」という意味で、客席数は約1700。2011年に改修が行われ現在の姿になっています。

 

 

有名な初演作品としては「ドン・キホーテ(1869)」「白鳥の湖(1877)」「シンデレラ(1945)」などがあります。ロシアには「ボリショイ」と名がつく劇場は他にもありますが、一般的にはモスクワの劇場をさします。

■ボリショイ劇場
・ドレスコード:無し
公式HP

 

 

救世主キリスト大聖堂

 

 

1883年に建てられた世界最大級の「正教会の大聖堂」です。高さは103mで、正教会の大聖堂としては世界最高です。「救世主ハリストス大聖堂」とも言われます。

 

 

1931年にはスターリンの指示により爆破され、一時は温水プールになってしまいましたΣ(・∀・;)

 

モスクワの見どころ
photo by:Fmaschek

 

その後、2000年に再建され現在に至ります。内部は圧倒的に美しいので、ぜひ行ってみてください。

 

■救世主キリスト大聖堂
・入場時間:10時~18時
・料金:無料
・アクセス:地下鉄1号線「クロポトキンスカヤ駅」下車

 

世界のすごい教会については「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

モスクワは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「モスクワ④市内中心部の見どころ」徹底ガイド 【旅の大辞典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-モスクワ(約10時間)
ベストシーズン 6月~8月
外務省 海外安全情報 ロシア
ガイドブック ロシアのガイドブック
ビザ 必要
パスポート残存期間 出国時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 ・全部で11のタイムゾーンがある

・サマータイムは無し
・モスクワで6時間、ウラジオストクは1時間

チップ レストランで10%程度
日本への電話 8-10(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
8-10+81+3+9999-9999

現地で使えるロシア語 ①おはよう。

Доброе утро.(ドーブラエ ウートラ)

 

②こんにちは。
Добрый день.(ドーブライ ヂェン)

 

③こんばんは。
Добрый вечер.(ドーブライ ヴェーチェル)

 

④ありがとう。
Спасибо.(スパシーバ)

 

⑤さようなら。
До свидания.(ダスヴィダーニャ)

 

⑥はい・いいえ。
Да・Нет.(ダー・ニェット)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ルーブル(通貨コード:RUB、記号:₽)で補助通貨はカペイカ(kopek)。1ルーブル=100カペイカ。

 

日本大使館 HP

ロシアの絶景一覧

ロシアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
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