「ヴェネツィア③サン・マルコ広場周辺」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ヴェネツィアは「水の都」として名高く、「ベネチア」「ベニス」とも表記されます。本土側とヴェネツィア本島に分かれているため、事前に情報を仕入れておくと効率的に観光できる典型的な場所です。

 

当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ヴェネツィア③サン・マルコ広場周辺」になります(^^)

 

 

「ヴェネツィア③サン・マルコ広場周辺」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

ヴェネツィアの見どころ一覧

 

ヴェネツィアには多くの見どころがありますが、ここは外せないという10ヶ所を厳選しました(赤と紫)。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

サン・マルコ広場

ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ 

 

「世界で最も美しい広場」と呼ばれ、周辺には「ドゥカーレ宮殿」「サン・マルコ寺院」「鐘楼」「コッレール博物館」「マルチャーナ図書館」「考古学博物館」などがあります。観光名所であり、ヴェネツィアの海からの玄関口です。

 

運河から陸に上がると「聖マルコと聖テオドーロの円柱」という2本の円柱が、カナル・グランデに面して建っています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

非常に立派ですが、実は中世の頃には、この柱の間に死刑執行台を設置していました。なので、それを知るヴェネツィアの人たちは柱の間を通り抜けないそうです(^^;) そして広場には、あの文豪ゲーテが訪れたカフェ「フローリアン」があります。時間があったら行ってみてください。

 

■カフェ・フローリアン
 

 

 

鐘楼

ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ

 

そして、広場の一角に立つヴェネツィアのシンボルが「鐘楼(しょうろう)」です。高さは98.6m。上部に5つの鐘があり、1日1回、正午に鐘の音が響き渡り渡ります。上部まではエレベーターで登ることができ、ヴェネツィアの街を一望できます(,,゚Д゚)

 

 

1514年に現在の形になりましたが1902年に崩壊したため、現在の鐘楼は1912年に再建されたものになります。この鐘楼は全世界で塔や高層ビルのデザインに大きな影響を与えていて、オーストラリアの「ブリズベン市庁舎」やニューヨークの「メトロポリタン・ライフ・タワー」などがそれにあたります。

 

■メトロポリタン・ライフ・タワー     ■ブリズベン市庁舎
ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ

■鐘楼
・営業時間:9時~21時
・料金:8€
・無休

 

 

サン・マルコ大聖堂

ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ

 

サン・マルコ広場に面していて、ヴェネツィアで最も有名な大聖堂です。完成は1090年代ですが、その後に何度も増築されています。そのため、ロマネスク式、ゴシック式、ルネサンス式と、様々な建築様式が混在しています。

 

 

内部はきらびやかというよりは圧倒的な歴史の重みを感じさせます。祭壇には2000個もの宝石が埋め込まれた黄金の衝立(ついたて)がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ 2階から見るサン・マルコ広場も絶景です。大きなバッグは持ち込み不可なので注意してください。

 

■サン・マルコ大聖堂
・水上バス1・2番「サンマルコ」駅
・無休
・営業時間:9時45分~17時
・パラ・ドーロ:2€、宝物館:8€、博物館:5€

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

ドゥカーレ宮殿

ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ

 

こちらもサン・マルコ広場に面していて、ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁だった建物です。「ドゥカーレ」は英語では「ドージェ」といって「総督」を意味します。つまり「総督の家」ということになり、イタリア各地に同じ名前の建物があります。

 

ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ
photo by:Kent Wang

 

14世紀から16世紀にかけて何度も改修を重ねて現在の形になっていて、運河を挟んで対岸にある牢獄跡とは「ため息橋」で結ばれています。現在内部は美術館として公開されています。

 

■天国
ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ

 

見どころは、この「世界最大の油絵」と言われている「天国」。大きさはなんと25m×7mΣ(゚∀゚ノ)ノ 「最も高貴な国」と言われた当時の繁栄を感じられる場所です。

■ドゥカーレ宮殿
・4月~10月:8時半~19時
・11月~3月:8時半~17時半
・元旦とクリスマスは休み
・料金:20€

 

 

コッレール博物館

ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ
photo by:Derek Winterburn

 

サン・マルコ広場に面していて、彫刻家カノーヴァ、風景画家カナレット、ルネサンスの巨匠カルパッチョなどの貴重な作品が展示されています。こちらも内部が非常に美しいので「ベニスカード」がある方は、ぜひ行ってみてください。

■コッレール博物館
・11月~3月:9時~17時
・4月~10月:10時~18時
・元旦とクリスマスは休み
・料金:19€

 

世界の他の博物館や美術館については「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。

 

 

ため息橋

ベネチアのサンマルコ広場周辺の見どころ 

 

16世紀にかけられた橋で、石でできた格子の付いた窓が付けられています。「囚人が投獄される前に見るヴェネツィアの最後の景色」だったため「ため息橋」と名付けられました。

 

「恋人同士がこの橋の下で日没時にゴンドラに乗ってキスをすると永遠の愛が約束される」という言い伝えがあり、ヴェネツィアを代表する名所の1つとなっています。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

ヴェネツィアは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ヴェネツィア③サン・マルコ広場周辺」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ワルシャワ(約11時間)

・ワルシャワ-ヴェネツィア(約2時間)

ベストシーズン 2月~3月(カーニバルの時期)
外務省 海外安全情報 イタリア
ガイドブック イタリアのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国出国時90日以上
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシー:10%程度

・レストラン:基本的には不要
・ホテルで荷物を運んでもらう:1~5ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるイタリア語 ①おはよう。

Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

②こんにちは。
Buon giorno.(ボン ジョルノ)

 

③こんばんは。
Buona sera.(ボナ セーラ)

 

④ありがとう。
Grazie.(グラッツェ)

 

⑤さようなら。
Ciao.(チャオ)

 

⑥はい・いいえ。
Si・No.(スィ・ノ)

 

⑦~へ行きたい。
Voglio andare ~.(ヴォリオ アンダーレ~)

 

⑧これがほしいです。
Voglio questo.(ヴォリオ クエスト)

 

⑨これはいくらですか?
Quanto costa?(クワント コスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Un po’ di scont, per Favore?
(ウン ポ ディ スコント ペル ファボーレ?)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

イタリアの絶景一覧

イタリアの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

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