ヴェネツィアは「水の都」として名高く、「ベネチア」「ベニス」とも表記されます。本土側とヴェネツィア本島に分かれているため、事前に情報を仕入れておくと効率的に観光できる典型的な場所です。
当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ヴェネツィア②アクセスと基本情報」になります(^^)
「ヴェネツィア②アクセスと基本情報」徹底ガイド:目次
1・ボローニャからヴェネツィア
2・ミラノからヴェネツィア
3・観光パス「ベニスカード」
3-1:カードの種類
3-2:ベニスカードで入れる施設
3-3:ベニスカードで入れる教会
3-4:ベニスカードで入れない場所
4・水上バスの乗り方
4-1:路線図
4-2:チケットの購入
5・ヴェネツィアの見どころ一覧
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
photo by:Twice25 & Rinina25
「ボローニャ中央駅」から「サンタ・ルチア駅」へ多くの列車が出ています。
・高速列車:約1時間20分、15~24€
・鈍行列車:約2時間、11~13€
■サンタ・ルチア駅
photo by:Marc Ryckaert
ボローニャのセントラルバスステーションから、ヴェネツィア本島にある「トロンケット・バスターミナル」まで長距離バスが出ています。空港やメストレ駅行きもあります。
・1日4本程度
・所要時間:約2時間
・料金:8~12€
■トロンケット・バスターミナル
■ミラノ中央駅
photo by:Daniel Case
ミラノ中央駅から、上記の「サンタ・ルチア駅」へ多くの列車が出ています。メストレ駅行きも多いです。
・高速列車:約2時間半、22~55€
・鈍行列車:約3時間半、20.70€
■ランプニャーノ・バスステーション
photo by:Guilhem Vellut
ミラノの「ランプニャーノ・バスステーション」から、上記の「トロンケット・バスターミナル」へ長距離バスが出ています。ミラノ市内から「ランプニャーノ・バスステーション」へは、地下鉄のM1線で行くことができます。M1線はドゥオーモ駅もそうです。
・所要時間:3~4時間
・料金:10€~
これが非常に難しいシステムで、まず理解するのが大変です(^^;) 公式HPはこちら。
内容 | サンマルコ広場シティパス | 普通のシティパス |
---|---|---|
ドゥカーレ宮殿・無料入場 | ○ | ○ |
市民博物館・無料入場 | 3ヶ所 | 10ヶ所 |
コールス加盟の教会・無料入場 | 3ヶ所 | 16ヶ所 |
ユダヤ博物館・無料入場 | ☓ | ○ |
料金 | ・29歳以下:21.9€
・30歳以上:28.9€ |
・29歳以下:29.9€
・30歳以上:39.9€ |
まず2つの「シティパス」があります。「サン・マルコ広場周辺のシティパス」と「普通のシティパス」です。これらに無料ツアーが付いたりして、また値段が変わるのですが、とりあえず、この2つを「シルバーシティパス」と呼びます。そして「普通のシティパス」に追加で付く内容によって「ゴールドシティパス」と「プラチナシティパス」に分かれます。
内容 | ゴールドシティパス | プラチナシティパス |
---|---|---|
普通のシティパス | ○ | ○ |
ACTV社の公共交通機関の
乗り放題チケット(3日間) |
○ | ○ |
24時間フリーWi-Fi | ○ | ○ |
コンタリーニ デル ボーヴォロ館への無料入場 | ☓ | ○ |
料金 | ・29歳以下:58.9€
・30歳以上:80.9€ |
・29歳以下:70.9€
・30歳以上:125.9€ |
という感じです。ですので、まずは「3日間滞在するのか」「公共交通機関をどれくらい乗るのか」を考えて、必要なパスを選択するという流れになります。
ただ、個別のパスも色々あるんですね。こちらが結構利用価値があります(^^;) なので、それぞれの旅程に合わせて最適なものを選んでみてください。
①ミュージアムパス
・ドゥカーレ宮殿
・市民博物館10ヶ所の無料入場
・29歳以下:18€
・30歳以上:24€
・「普通のシティパス」の教会とユダヤ博物館が付いていないバージョンです。
②サン・マルコ広場博物館パス
・ドゥカーレ宮殿
・市民博物館3ヶ所
(コッレール博物館、マルチャーナ図書館、ベネチア国立考古学博物館)
・「サンマルコ広場シティパス」の教会が付いていないバージョンです。
③ACTV社の公共交通機関の乗り放題チケット
・24時間:20€
・48時間:30€
・72時間:40€
・7日間:40€
・コッレール博物館
・マルチャーナ図書館
・ベネチア国立考古学博物館
・カ・レッツォーニコ
・カ・ペーザロ
・カルロ ゴルドーニの家
・ムラーノ・ガラス美術館
・モチェニゴ博物館
・レース博物館
・ベネチア市立自然史博物館
・サンタ・マリア・デル・ジッリオ教会
・サン・スタエ教会
・サント・ステファノ教会
・サンタ・マリア・フォルモーザ教会
・サン・ピエトロ・ディ・カステッロ聖堂
・サンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会
・サン・ジョバンニ・エレモシナリオ教会
・サン・ポーロ教会
・サン・セバスティアーノ教会
・サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
・サン・ジャコモ・デローリオ教会
・サン・ジョッベ教
・サン・ジュゼッペ教会
・ジェスアーティ教会
・レデントーレ教会
・サン・マルコ時計塔
※割引が効くことがあります
水上都市ヴェネツィアを観光する上で必ずお世話になるのが水上バスです。「ヴァポレット」といって「Alilaguna社」と「ACTV社」の2社が運行しています。ただ「ベニスカード」を利用する場合は上記のとおり「ACTV社」しか乗れませんので注意してください。
出典:https://www.veneziaunica.it ※拡大できます
「ベニスカード」の場合は公式HPから購入できます。現地では、サンタ・ルチア駅の前にある「フェロヴィア」の停泊所の券売機で購入できます。チケットの種類と料金ですが、前記したものに「75分有効券」が加わります。
・75分有効券:7.5€
・24時間:20€
・48時間:30€
・72時間:40€
・7日間:40€
乗車する際は、チケットを停留所の入り口にあるチケット刻印機に通します。刻印を忘れてしまうと罰金になるので注意してください(ノД`) 乗り放題チケットでも刻印が必要です。スーツケースなどが2個以上になると3€追加になります。
ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅(緑)に到着すると、目の前にはヴェネツィア本島をS字に走る大運河「カナル・グランデ」があります(,,゚Д゚)
全長3800mの運河沿いには12~17世紀にかけての美しい建物が並んでいて、ヴェネツィアを象徴する景色が連続します。カナル・グランデを始めとして、街には大小150以上の運河があり、水上バスやゴンドラで市内を巡るのが定番です。空から見るとスケールの大きさが分かりますΣ(゚∀゚ノ)ノ
有名な見どころはS字の反対側の「サン・マルコ広場周辺」(赤)に集中しています。なので、あらかじめサン・マルコ広場周辺に宿をとっておき「Ferrovia A」の船着き場(青)から水上バスに乗ってサン・マルコ広場へと移動すると効率の良い観光になります。
ヴェネツィアは様々な作品のモデルになっていますが、日本では「ONE PIECE」の「ウォーターセブン編」でおなじみです。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
ヴェネツィアは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ワルシャワ(約11時間)
・ワルシャワ-ヴェネツィア(約2時間) |
---|---|
ベストシーズン | 2月~3月(カーニバルの時期) |
外務省 | 海外安全情報 イタリア |
ガイドブック | イタリアのガイドブック |
ビザ | シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。 |
パスポート残存期間 | シェンゲン協定加盟国出国時90日以上 |
時差 | 夏:-7時間/冬:-8時間 |
チップ | ・タクシー:10%程度
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるイタリア語 | ①おはよう。
Buon giorno.(ボン ジョルノ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V |
通貨 | ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
イタリアの絶景一覧 |
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