「モン・サン・ミシェル②内部の見どころ」(フランス):旅の大辞典

 

名称

モン・サン・ミシェル

(Mont Saint-Michel)

場所

ノルマンディー

(Normandie)

時差

8時間

時期

春と秋

 

モン・サン・ミシェルは「西洋の驚異」「海のピラミッド」と呼ばれる修道院で、フランスを代表する世界的観光地です。パリから直行バスで行くことが出来ますが、できれば1泊はしておきたいところです。

 

こちらのページでは、モン・サン・ミシェル内の見どころをご紹介します。アクセスなどについては「モン・サン・ミシェル①アクセスと宿泊」をご覧ください。

 

それではご紹介していきます。

 

 

■目次

 

 

■モン・サン・ミシェルの概要

「モン・サン・ミシェル②内部の見どころ」(フランス):旅の大辞典 

 

モン・サン・ミシェルは、ノルマンディー地方南部のサン・マロ湾にある周囲950mの岩山と、その上に建つ修道院をさします。サン・マロ湾は、ヨーロッパで最も干満の差が大きな場所で、その差は最大で15mにもなります。

 

満月と新月の翌日には干満差が最も大きくなり、引き潮によって沖合18kmまで引いていた潮が一気に陸地に向かいます。このため昔は多くの巡礼者が波に飲み込まれたそうです。

 

 

この動画は、干潟を歩いていた観光客が押し寄せる波によって陸地に戻れなくなった様子です。この後、ヘリコプターで救出されたそうですが、予想以上の速さで潮が満ちていく様子が分かります。

 

このため1877年に対岸と地続きの道が造られて、いつでも島へ渡れるようになったのですが、潮の流れをせき止めてしまったため、100年間で2mもの砂が堆積し陸地化が進んでしまいました。

 

■2004年のモン・サン・ミシェル
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そこで、昔の「海に浮かぶ修道院」に戻そうということで、2009年に道が取り壊されて2014年に橋が完成しました。

 

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年に数回ある大潮の日には潮の高さが15mにもなるため、橋は飲み込まれて「海に浮かぶ修道院」を見ることができます。

 

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「モン・サン・ミシェル」とは「聖ミカエルの山」を意味します。708年にノルマンディー司教のオーベールが大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」というお告げを受けて礼拝堂を造ったことに由来します。修道院の尖塔の頂上にはミカエルの金色の像が置かれています。

 

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その後、966年には修道院が建てられて、13世紀頃には現在の姿になりました。

 

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19世紀には要塞や牢獄としても使われますが、ナポレオン3世の命によって再び修道院として管理が行われ、1974年には世界遺産に指定されました。現在では年間で300万人が訪れる世界的観光地になっています。

 

 

■モン・サン・ミシェルの見どころ(修道院以外)

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出典:HIS「モン・サン・ミッシェル -フランス旅行特集」

 

モン・サン・ミシェルの内部は狭いようで広く、広いようで狭いです。滞在時間が多くある人は良いですが、日帰り旅行の方などは見どころを知ってから行った方が効率的に動けると思います。ここでは島に到着してから、ゴールとなる修道院までの見どころを順番にご紹介します。

 

グランド・リュ通り

 

島の入り口から修道院までのメインストリートの事で、レストランやホテルが並んでいます。土産物屋も多く観光客で混雑しています。

 

ラ・メール・プラール

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モン・サン・ミシェルの名物として有名なのがオムレツです。1888年に創業した、こちらの「ラ・メール・プラール(La Mere Poulard)」というお店が、巡礼者にオムレツを振る舞っていたという歴史があり、現在では名物として様々なお店で食べることができます。お店の前には「プラールおばさん」の看板が出ているので、すぐに分かると思います。

 

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「値段が高い割に美味しくない」という評判が多いのですが、おそらく現代の(それも日本の)美味しいオムレツを想像して食べると、そういった感想になるのかなと思います。

 

「オムレツ」というよりも、上記のとおりの「19世紀から巡礼者のお腹を満たしてきた伝統的な食べ物」と捉えて、当時に思いを馳せながら食べると良いと思います。例えば、朝から何も食べないで、最後の橋だけでも自分で歩いて、お腹が空いた状態で食べたら、また違った味わいになるのではないでしょうか。ぜひ試してみてください(^^)

 

そして、せっかくですので、ここでモン・サン・ミシェルのグルメをまとめてご紹介します。

 

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周辺はムール貝の産地で、美味しいムール貝料理を堪能することができます。シーズンは7月~2月で、9月が最盛期です。

 

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こちらは子羊のロースト。モン・サン・ミシェルの周辺では羊が飼育されているのですが、海水がたっぷり染み込んだ土地に育つ牧草を食べているので、そこで育った子羊は「プレ(牧草地)・サレ(塩分を含む)」と呼ばれています。

 

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普通の羊よりも肉が柔らかくて美味しいと評判です。ぜひ食べてみてください。

 

王の門

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外からの侵入者を防ぐための跳ね橋が残っていて、要塞だった時代の名残が感じられます。

 

観光案内所

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王の門のすぐ先にあり、壁にATMがあります。日本語のマップももらえるので、立ち寄ってみてください。

 

サン・ピエール教会

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修道院のふもとにある教会で、入り口には大天使ミカエルのお告げを聞いて、イギリスとの100年戦争を勝利に導いたジャンヌ・ダルクの銅像が建てられています。

 

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教会の奥に飾られたかわいらしいステンドグラスが人気です。

 

ガブリエルの塔

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こちらも要塞の名残を感じられる場所で、1524年に造られた見張り塔です。現在は灯台として機能しています。

 

 

■モン・サン・ミシェル修道院

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修道院はさすがに立派で、所要時間は1時間~1時間半というところです。三層構造になっていて複雑ですが、示された順路通りに行けば迷いません。長い間に増築が重ねられたため、カロリング期の様式、ノルマン様式、ロマネスク様式、ゴシック様式と、様々な様式が混在しています。

 

西のテラス

 

モン・サン・ミシェル随一の絶景ポイントです。広大な干潟をずーっと見ていることができます。

 

ラ・メルヴェイユの列柱廊

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13世紀に造られた修道院の居住空間にあたるゴシック様式の建築物です。「ラ・メルヴェイユ」とは「驚嘆に値するもの」という意味で、中庭の周りを列柱が囲み非常に美しい空間になっています。

 

サン・マルタン礼拝堂

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11世紀に造られた部分がそのまま残っている貴重な場所です。

 

大車輪

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牢獄時代の名残が残っている場所で、大きな車輪の中に6人ほどの囚人が入って、ハムスターの用に歩いて車輪を回して、上の階に荷物や食料、石材などを届けたそうです。

 

騎士の間

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修道士たちの仕事場として使われていて、アーチ型の天井が見ものです。

 

モン・サン・ミシェル歴史博物館

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1000年に以上に渡るモン・サン・ミシェルの歴史が展示されています。小さい模型で各時代の姿が分かるようになっていて意外と楽しいですよ(^^) ここを含めて、モン・サン・ミシェルには4つの博物館があります。

 

 

■クエノンダム

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対岸の駐車場からほど近い場所にあり、川の流れを止めて一気に放出することで、堆積した砂を押し戻す役目を担っています。モン・サン・ミシェルのビューポイントとして有名です。

 

 

■その他、観光のポイント

雨具

 

モン・サン・ミシェルの天気は変わりやすいので、折りたたみ傘やカッパなど、雨具は忘れないようにしてください。

 

トイレ

 

モン・サン・ミシェル内の無料トイレは2ヶ所しかありません。それ以外は有料の上、お釣りは無いので小銭が多くあると便利です。

 

荷物

 

修道院には一辺が40cmを超える大きさの手荷物は持ち込めませんので注意してください。

 

上着

 

夏でも朝晩は気温が下がりますので、上に羽織るものを何か必ず持っていってください。

 

大潮

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できればやはり「海に浮かぶ修道院」を見たいですよね。上の画像から観光局のHPにいけますので、真ん中のカードのような画像をクリックしてください。するとカレンダーが表示されまして、赤くなっている日が大潮の日になります。時刻もしっかり表示されています。

 

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基本情報

・5~8月:9~19時
・9~4月:9時30分~18時
・料金:10€(一般)/8€(18~25歳)
・11~3月の第1日曜日は無料
・音声ガイド(日本語):3€

 

 

以上になります。日本語で予約出来る現地ツアーも数多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

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また、Wi-Fiのレンタルも日本語で可能です。都市ごとに対応したWi-Fiがあります。詳細はこちらからご覧ください。

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■備考

行き方

■航空便例
日本-パリ空港(約13時間、全日空)

 

パリ-モン・サン・ミシェル(バスで約5時間)

 

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外務省

 

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フランスの設定です。

備考

 

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