「ヴェルサイユ宮殿②内部の見どころ」(フランス):旅の大辞典

 

名称

ヴェルサイユ宮殿

(Château de Versailles)

場所

ヴェルサイユ

(Versailles)

時差

8時間

時期

春~秋

 

ヴェルサイユ宮殿は「太陽王」と呼ばれたルイ14世によって造られた壮大な宮殿で、フランスを代表する世界的観光地です。

 

こちらのページでは、ヴェルサイユ宮殿の見どころについてご紹介します。アクセスやチケットの購入などについては「ヴェルサイユ宮殿①アクセス方法とチケット購入」をご覧ください。

 

それではご紹介していきます。

 

 

■目次

 

 

■ヴェルサイユ宮殿の概要

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ヴェルサイユ宮殿はパリの南西約22km地点にあります。元々はルイ13世が狩りのために造らせた邸宅でしたが、1661年に「太陽王」と呼ばれたルイ14世が「有史以来、最も大きく、最も豪華な宮殿を」と建設を命じ、1682年に完成しました。

 

ルイ14世が、このような大宮殿に改造した理由は、彼の部下であるニコラ・フーケが自分の城として造った「ヴォー・ル・ヴィコント城」があまりに素晴らしく、それに嫉妬したという逸話が残っています。彼はニコラ・フーケを失脚させて、城を手掛けた建築家・造園家・画家を集め、自らの宮殿建設にあたらせました。

 

宮殿が完成すると、全ての貴族はヴェルサイユに移住させられ、政府機能も全て宮殿に移され、フランスの絶対王政が全盛期を迎えることとなります。宮殿はバロック建築の代表であり、フランス絶対王政の象徴とされ、以後のヨーロッパ各国の宮殿や政治に多大な影響を及ぼしました。

 

面積は1070ha。現在では年間で600万人以上が訪れる、フランスを代表する観光地となっています。

■ヴェルサイユ宮殿の営業時間
・4月~10月:9時~18時半
・11月~3月:9時~17時半
・11月~3月の第1日曜日は無料

 

■トリアノン宮殿の営業時間
・4月~10月:12時~18時半
・11月~3月:12時~17時半
・11月~3月の第1日曜日は無料

 

■庭園の営業時間
・4月~10月:8時~20時半
・11月~3月:8時~18時

 

 

■宮殿入り口

 

ヴェルサイユ宮殿は入り口からして広大です。まずお目見えするのは「太陽王」ルイ14世の銅像。この広大な宮殿を自分が指示して造らせることができるというのは…「朕は国家なり」と言ってしまうのも分かる気がします(^^;)

 

 

建物の左側に「入場口A」があり、チケットを事前購入した人専用の入口です。右側には「入場口B」があって、チケットを現地で購入する人はこちらに並びます。ここでは簡単なセキュリティチェックがあります。

 

また、中庭に入ったらオーディオガイドを受け取る場所があります。こちらにも列が出来ますので、周囲の絶景に浸る前に、まずは受け取ってしまってください。

 

 

■噴水庭園

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フランス式庭園の最高傑作と言われていて、100万平方mもの広さがあり、美しいシンメトリーのつくりになっています。宮殿自体よりも力を入れて造られていて、完成まで約40年を要しました。

 

ルイ14世のこだわりが随所に盛り込まれていて、大きく3つの建設意図があったとされています。

 

水の無い土地に水を引いて、王の力を知らしめる

 

ヴェルサイユには水を引けるような高地がないため、ルイ14世はセーヌ川に「マルリーの機械」という巨大な揚水装置を作り、同時に水道橋なども造って、20km離れた宮殿まで水を引きました。これらによって「自然をも従える力」を人々にアピールしたというわけです。

 

■マルリーの機械
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出典:ウィキペディア

 

噴水の造形で貴族を従わせる
■ラトナの噴水            ■太陽神アポロンの噴水

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庭園には「ラトナの噴水」と「太陽神アポロンの噴水」があります。それぞれギリシャ神話がモチーフで「ラトナの噴水」は「王に反抗する者を許さない」という意思表明であり「太陽神アポロンの噴水」は「自身はアポロン神と同じ存在である」ということを意味しています。

 

一般大衆の求心力とする

 

噴水をはじめとした贅を尽くした宮殿は、一般の人々にも公開されました。「王の庭園鑑賞法」というガイドブックまで作られて、人々は宮殿の凄さを理解すると共に、王の凄さを刷り込まれていったわけです。

 

 

■噴水ショー

 

噴水ショーは昼と夜があります。毎日行っているわけではなく、昼はパスポートで見られますが、夜は別途チケットの購入が必要になります。ショーの公式HPはこちらです。料金や開催日程も記されています。

 

■昼のショー

 

■夜のショー

 

 

■宮殿内部

 

宮殿は全長550mで、2300もの部屋があります。全てを見学できるわけではないのですが、それでもじっくり見ると2時間はゆうに経ってしまいます。

 

鏡の間

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宮殿で最も有名な場所で、全長73mの部屋に357もの鏡が設置されています。まだ電気が無かった時代なので、部屋に太陽光を多く入れるために、当時は高級品だった鏡を並べました。鏡はヴェネツィアが有名だったため、何人もの職人をヴェルサイユに招いたそうです。

 

また、第一次世界大戦の講和条約として有名な「ベルサイユ条約」も、この部屋で締結されました。

 

王妃の寝室

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歴代の王妃が使用した部屋で、かのマリー・アントワネットも1日の内の多くの時間をこの部屋で過ごしました。マリー・アントワネットと言えばフランス革命で処刑された「悪女」というイメージですが、時代に翻弄された悲しい女性でもあります。

 

当時のヴェルサイユ宮殿での生活は、起床から食事に至るまでルイ14世が決めたとおりに行わなくてはいけませんでした。挙句の果てには「夜の営み」や「出産」までも公開されるというほどのプライバシーの無い生活だったため、そのストレスが彼女を贅沢へと走らせていきました。

 

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出産が公開されたのは、子供が本物かどうかを証明するためだそうです。確かに新生児は顔の見分けがつかないですから、なんの科学的セキュリティも無い当時であれば、権力闘争に明け暮れる宮廷内で「赤ちゃんのすり替え」が起こる可能性は十分にありますから仕方ないかもしれませんが、公開される本人はきつかったと思います…。

 

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フランス革命時は民衆が宮殿にも押し入ったため、マリー・アントワネットはこの部屋にある隠し扉から逃げたという逸話が残っています。しかし、最後には捕まってしまいコンコルド広場で処刑されました。

 

オーストリアの女帝マリア・テレジアの11女として生まれたマリー・アントワネットがルイ16世に政略結婚で嫁がされたのは14歳の時。何不自由ない状況で、自由奔放に育ってきた女の子が、1人別な国の王妃となってがんじがらめの人生を強いられて、出来ることは贅沢だけだった。そして、王政の害悪の象徴として処刑されてしまった…。そんなことを思いながら見て回ると、また違ったヴェルサイユ観光になるかもしれません。

 

 

王の寝室
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広大な宮殿を所有する王が、唯一1人になれる空間が、この小さなベッドでした。床の間のように壁の一部がへこむ「アルコープ」と呼ばれるつくりになっています。宮殿のほぼ中央に位置していて、ルイ14世は、このベッドの上で亡くなったそうです。

 

アポロンの間

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自分を「アポロン神」とみなしていたルイ14世の部屋で、宮殿で最も豪華なつくりになっています。教科書などに載っているルイ14世の肖像画も飾られています。ただ、これはレプリカで本物はルーブル美術館に展示されています。

 

王室礼拝堂

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マリー・アントワネットとルイ16世の結婚式が行われた場所です。2階も見学することができて、美しい天井画を近くで見ることができます。

 

その他の部屋

■貴族の間               ■平和の間
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■大会食の間              ■衛兵の間
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■トリアノン宮殿周辺

大トリアノン(グラン・トリアノン)

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トリアノン宮殿は、王族が静かに過ごすための「離れ」でした。ただ、グラン・トリアノンはルイ14世が愛人と暮らすための隠れ家だったそうです。

 

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こちらも内部は豪華で見応えがあります。フランス革命後にはナポレオンが住んでいたこともあります。

 

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現在ではフランス首相官邸の1つでもあり、外交上の賓客をもてなす場としても使われています。

 

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出典:ヴェルサイユ宮殿公式HP

 

小トリアノン(プチ・トリアノン)

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ルイ15世が愛人のために造った建物ですが、ルイ15世の死後、ルイ16世がマリー・アントワネットに与えました。彼女はここに「王妃の村里」と呼ばれるイギリス式の小さい集落を造り、子供たちと静かに田園生活を楽しんだそうです。

 

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宮殿内で彼女が最も愛した場所といわれ、処刑後には彼女の幽霊を見たという人が相次ぎました。中でも1901年に起きた「トリアノンの幽霊」という出来事は、オカルト史上最も物議を醸した出来事の1つだそうです。

 

 

■プチ・トラン

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宮殿は広いのでプチ・トランという乗り物が巡回しています。料金は周遊券が8€です。1回券もありますが4.3€するため周遊券の方が良いと思います。運行時間は11時頃から17時頃まで。夏の間のみ19時頃まで運行しています。

■ルート
・「宮殿北テラス(Palace North Terrace)
  ↓
・「プチ・トリアノン(Petit Trianon)
  ↓
・「グラン・トリアノン(Grand Trianon)
  ↓
・「グラン・カナル(top of Grand Canal)
  ↓
・「宮殿北テラス(Palace North Terrace)

 

いかがでしたでしょうか。フランスの象徴「ベルサイユ宮殿」。ぜひ行ってみてください♪アクセスなどは「ヴェルサイユ宮殿①アクセス方法とチケット購入」をご覧ください。

 

ヴェルサイユ宮殿には日本語で予約出来る現地ツアーも数多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

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また、Wi-Fiのレンタルも日本語で可能です。都市ごとに対応したWi-Fiがあります。詳細はこちらからご覧ください。

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■備考

行き方

■航空便例
日本-パリ空港(約13時間、全日空)

 

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備考

 

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