クレルモン・フェランへの行き方

 

クレルモン・フェラン大聖堂は、第1回十字軍が呼びかけられた歴史的な場所で、玄武岩で造られた真っ黒い外観が特徴です。2つの尖塔は上に登ることができ絶景を一望することができます(^^)

 

 

「クレルモン・フェラン大聖堂」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

クレルモン・フェランへの行き方 

 

拠点の街はクレルモン・フェラン。ピュイ・ド・ドーム県の県庁所在地で、フランスで最も古くからある街の一つです。フランスの中央部に位置していて、北はパリ、東はリヨン、南はベジエ、西はボルドーへ道が延びています。人口は約14万人。

 

最寄りの空港はクレルモン=フェラン空港(CFE)。国内の2都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セントで、現地では「ウーロ」「サンチーム」と呼ばれています。本日のレートはこちら。

 

 

 

パリからのアクセス

鉄道でのアクセス

■ベルシー駅
クレルモン・フェランへの行き方 
photo by:Cramos

 

パリのベルシー駅からクレルモン・フェラン駅に直通列車が出ています。

・1日8本程度
・料金:35€~
・所要時間:約3時間半

 

■クレルモン・フェラン駅
クレルモン・フェランへの行き方 
photo by:Vida Nova

 

バスで行く

 

 

上記のベルシー駅近くにある長距離バスターミナルから、クレルモンフェランまで直通バスが出ています。

・1日:4本程度
・所要時間:約6時間
・料金::5~23€

 

■クレルモン・フェランのバスターミナル
 

 

 

リヨンからのアクセス

鉄道で行く

クレルモン・フェランへの行き方 
photo by:Velvet

 

リヨンの「リヨン・パール=ディユー駅」から上記の「クレルモン・フェラン」駅まで直通列車が出ています。

・1日8本程度
・料金:24.7~31.7€
・所要時間:約2時間半

 

バスで行く

クレルモン・フェランへの行き方 
photo by:Pymouss

 

リヨンの「Perrache駅」前の長距離バスターミナルから、上記の「クレルモン・フェラン」のバスターミナルまで直通バスが出ています。

・1日8本程度
・所要時間:約2時間半
・料金:7~12€

 

 

ベジエからのアクセス

クレルモン・フェランへの行き方 
photo by:Andrés Ignacio Martínez Soto

 

ベジエ駅から、上記の「クレルモン・フェラン」駅まで直通列車が出ています。ただ、本数は少ないです。

・1日4本程度
・所要時間:約7時間
・料金:約20€

 

 

ボルドーからのアクセス

■ボルドー・サン・ジャン駅
ピラ砂丘への行き方 
photo by:Marc Ryckaert

 

ボルドーからは、直通列車が無いですが直通バスが出ています。「FlixBus」と「Ouibus」がありまして「FlixBus」は「ボルドー・サン・ジャン駅」の前から、「Ouibus」はその少し北側にある「Ouibus」のオフィスから出ます。

■FlixBus
・1日2本程度
・所要時間:約5時間
・料金:5~10€

 

■Ouibus
・1日3本程度
・所要時間:約5時間
・料金:5~10€

 

 

クレルモン・フェラン

クレルモン・フェランへの行き方

 

クレルモン・フェランは火山性の玄武岩でできた台地で、西にはヨーロッパ最大級の休火山群「シェーヌ・デ・ピュイ」があります。

 

実は、我々日本人の生活にも深く関わっている場所でして、まず、大西洋から吹いた海風が「シェーヌ・デ・ピュイ」にあたって大量の雨を山に降らせます。「シェーヌ・デ・ピュイ」を構成する玄武岩は透水性が高く、結果、非常にクリアな地下水が山の麓から湧き出します。これが、あの「ボルヴィック」なんですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

そしてボルヴィックのラベルに描かれている山。これが「シェーヌ・デ・ピュイ」の最高峰であり、クレルモン・フェランの街を見守る「ピュイ・ド・ドーム」です。

 

クレルモン・フェランへの行き方

 

他にも、グルメガイドで有名なタイヤメーカーの「ミシュラン」の本社があったり、一度は聞いたことがあるであろう哲学者「パスカル」の出身地であったり、歴史的には「第1回十字軍」が呼びかけられた「クレルモン教会会議」が行われた場所でもあったりします。

 

■クレルモン教会会議
「クレルモン・フェラン大聖堂」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

クレルモン・フェラン大聖堂

クレルモン・フェランへの行き方 

 

正式には「ノートルダム・ド・ラサンプション大聖堂」といって、日本語では「被昇天聖母大聖堂」といいます。5世紀頃に最初の聖堂が建設され、増改築を経て14世紀頃にひとまずの完成に至りました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

溶岩が固まって出来た真っ黒い玄武岩が使用されていて、世界でも類の無い外観・雰囲気の教会となっています(,,゚Д゚)

 

 

建築様式はゴシック式。内部は広々とした荘厳な空間になっていて、特に美しいステンドグラスは必見です。

 

クレルモン・フェランへの行き方

 

西側にそびえる2本の尖塔は高さ96.1m。内部には約250段の階段があり、頂上からクレルモン・フェランの街並みを眺めることができます。

 

This photo of Cathedrale Notre-Dame-de-l Assomption is courtesy of Tripadvisor

 

夜になると真っ黒さが際立ち、まるでドラキュラでも現れるかのような雰囲気になります(,,゚Д゚)

 

クレルモン・フェランへの行き方

■クレルモン・フェラン大聖堂
・無休
・無料
・営業時間:7時半~12時/14時~18時

 

以上になります。世界でも珍しい真っ黒い教会。ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

世界の独創的な外観・内装の教会

■ハットルグリムス教会(アイスランド)

アイスランドの首都レイキャビクにあるロケットのような形の教会です。詳細は下記からご覧ください。

「レイキャビク②オーロラ」徹底ガイド

■カルパティア地方の木造教会群(ウクライナ・ポーランド)

photo by:Elke Wetzig (Elya)

16の木造教会が世界遺産に登録されています。どれもこれも、おとぎ話に出てくる建物のようです。詳細は下記からご覧ください。

「カルパティア地方の木造教会群」徹底ガイド

■サントリーニ島の教会(ギリシャ)

サントリーニ島には、有名な「青い屋根の教会」をはじめとしてフォトジェニックな教会が多数建てられています。詳細は下記からご覧ください。

「サントリーニ島②観光の見どころ」徹底ガイド

■サグラダファミリア(スペイン)

言わずとしれた「未完の大聖堂」で、アントニオ・ガウディが生涯をかけて建設に取り組みました。詳細は下記からご覧ください。

「ガウディの建築群②サグラダファミリア」徹底ガイド

■グルントヴィークス教会(デンマーク)

1940年に完成した教会で「表現様式」という珍しい様式で建てられています。詳細は下記からご覧ください。

「コペンハーゲン③新しい見どころ」徹底ガイド

■ラ・アルタグラシア聖堂(ドミニカ共和国)

モダン建築の独特なデザインと、ステンドグラスに彩られた幻想的な内部が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ラ・アルタグラシア聖堂」徹底ガイド

■トロムスダーレン教会(ノルウェー)

トロムソは北欧北部の「ラップランド」と呼ばれるエリアにあり、シャチをスノーケリングで見られるスゴイ場所です。その街のランドマークの教会で「北極大聖堂」とも呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「トロムソのシャチ・スノーケリング」徹底ガイド

■ヘルシンキの教会(フィンランド)

ヘルシンキは知る人ぞ知るアーティスティックな都市で、教会や礼拝堂も面白いデザインのものが多くあります。詳細は下記からご覧ください。

「ヘルシンキ③観光の見どころ」徹底ガイド

■ブラジリア大聖堂(ブラジル)

ブラジリアの象徴ともいえる建築物で、内部も教会とは思えない近未来なデザインになっています。詳細は下記からご覧ください。

「ブラジリア②観光の見どころ」徹底ガイド

■リオデジャネイロ大聖堂(ブラジル)

1976年に造られたモダン建築の教会で、リオデジャネイロのランドマークの1つです。詳細は下記からご覧ください。

「リオ・デ・ジャネイロ②セントロの見どころ」徹底ガイド

■タンディン教会(ベトナム)

見事なピンクの教会で、ホーチミンでは「サイゴン大聖堂」に次いで2番目の大きさです。詳細は下記からご覧ください。

「タンディン教会」徹底ガイド

■ポルトの教会(ポルトガル)

ポルトは「アズレージョ」と呼ばれるブルータイルが名産で、教会や駅などが唯一無二の外観になっています。詳細は下記からご覧ください。

「ポルト③6つの教会」徹底ガイド

■モルドヴィア地方の教会群(ルーマニア)

ルーマニア北部のスチャバ県に点在する8つのルーマニア正教会を指します。一般的な教会と違って建物の外壁部分にフレスコ画が描かれているのが特徴です。詳細は下記からご覧ください。

「モルドヴィア地方の教会群」徹底ガイド

■キジ島の木造教会(ロシア)

キジ島は木造の巨大建築物であるプレオブラジェンスカヤ教会などが有名で、それらの教会は世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。

「キジ島②観光の見どころ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-パリ(約13時間)
ベストシーズン 春~秋
外務省 海外安全情報 フランス
ガイドブック フランスのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・レストラン:基本的には不要

・荷物を運んでもらう:2~5ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるフランス語 ①おはよう。

Bonjour.(ボンジュール)

 

②こんにちは。
Bonjour.(ボンジュール)

 

③こんばんは。
Bonsoir.(ボンソワー)

 

④ありがとう。
Merci.(メルシー)

 

⑤さようなら。
Au revoir.(オゥ ルヴォワー)

 

⑥はい・いいえ。
Oui・Non.(ウイ・ノン)

 

⑦~行きたい。
Je voudrais aller à ~(ジュ ヴドゥレ アレ ア)

 

⑧これがほしいです。
Je veux ceci.(ジュ ヴ ススィ)

 

⑨これはいくらですか?
C’est combien?(セ コンビアン?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Pourriez-vous baisser le prix?(プリエ ヴ ベッセ ル プリ?)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

フランスの絶景一覧

フランスの絶景

 

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