ルーブル美術館の見どころ

 

パリは、古くから「花の都」と呼ばれるフランスの首都です。同国の最大の都市であり、紀元前3世紀からの記録が残る古都でもあります。たくさんの見どころがあるため、当サイトでは6ページに渡り特集しておりますので、下記からご覧ください。こちらのページは「パリ②ルーブル美術館」になります(^^)

 

 

「パリ②ルーブル美術館」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

パリの見どころ一覧

 

パリには多くの見どころがありますが、ここは外せないという23ヶ所を厳選しました。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

ルーブル美術館へのアクセス

ルーブル美術館の見どころ 

 

メトロで行く

地下鉄1番線か7番線に乗り「パレ・ロワイヤル/ミュゼ・デュ・ルーヴル駅」(Palais-Royal/Musée du Louvre)で下車。

 

バスで行く

路線バスの「21」「24」「27」「39」「48」「68」「69」「72」「81」「95」が停車。

 

水上バス(バトビュス)で行く

「ケ・フランソワ・ミッテラン」(quai François Mitterrand)沿いの「ルーヴル」乗り場で下車。

 

オルリー空港からのアクセス

①「RER・C線」で「シャン・ド・マルス‐トゥール・エッフェル方面」行き(direction Champs de Mars-Tour Eiffel)に乗り「サン・ミッシェル-ノートル・ダム駅」(Saint-Michel Notre-Dame)で下車。

 

②セーヌ川沿いの通り「Quai des Grands Augustins」にあるバス停「サン・ミッシェル」(Saint-Michel)で「サン・ラザール」(Saint Lazare)行きの「27番」バスに乗車。ピラミッド前のバス停「ミュゼ・デュ・ルーヴル」(Musée du Louvre)で下車。

 

シャルル・ド・ゴール空港からのアクセス

①「RER・B線」で「パリ市内方面行き」(B2かB4)に乗り「シャトレ・レ・アール駅」(Châtelet les Halles)で、地下鉄1番線か14番線に乗り換え。

 

②地下鉄1番線の場合は「パレ・ロワイヤル/ミュゼ・デュ・ルーヴル駅」(Palais-Royal/Musée du Louvre)で下車。

 

③地下鉄14番線の場合は「サン・ラザール行き」(Saint-Lazare)に乗り「ピラミッド駅」(Pyramides)で下車。オペラ大通りをオペラを背にして直進。

 

 

ルーブル美術館の概要

 

年間で約1000万人が訪れる世界最大の美術館で、パリ中心部である1区のセーヌ川右岸にあります。面積は6万600平方m。収蔵品数は約38万点で、3万5千点以上の美術品が展示されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

そもそもはフランスの歴代王家が宮殿として使用してきましたが、ルイ14世がヴェルサイユに宮殿を移したことで、美術品の収蔵場所になっていきました。正式に美術館として開館したのは1793年。

 

最初の収蔵品は537点でしたが、ナポレオンが諸国から美術品を収奪していったことで増大しました。敷地内には「チュイルリー庭園」と「ウジェーヌ・ドラクロワ美術館」が含まれています。

 

営業時間

【ルーブル美術館】
■月・木・土・日:9時~18時
■水・金:9時~21時45分
■休館日:火曜
■第1土曜の18時~21時45分までは無料

 

【チュイルリー庭園】
■7時~21時

 

【ウジェーヌ・ドラクロワ美術館】
■9時半~17時半(火曜を除く)

 

料金

・当日券:15€
・ネット予約:17€
・観光パスにも含まれています。詳細は「パリ①観光の基本情報」をご覧ください。

 

オーディオガイド

・日本語あり
・料金:5€
・レンタル場所:ピラミッド下、ドゥノン翼・シュリー翼・リシュリュー翼の各入口

 

館内のルール(禁止事項)

・常設展示室での写真やビデオ撮影は可。フラッシュは不可。
・企画展示室での写真やビデオ撮影は不可。
・携帯電話の使用
・喫煙
・飲食
・大声で話すこと
・作品に手を触れること
・展示室内で走ること

 

 

館内のつくり

ルーブル美術館の見どころ
出典:公式HP ※拡大できます

 

画像はそれぞれ拡大できます。館内は2階建てで、北側が「リシリュー翼」、南側が「ドゥノン翼」、東側が「シュリー翼」と呼びます。

 

「古代エジプト美術部門」「古代オリエント美術部門」「古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門」「イスラム美術部門」「彫刻部門」「工芸品部門」「絵画部門」「素描・版画部門」の8部門に分かれています。

 

ルーブル美術館の見どころ
ルーブル美術館の見どころ
出典:公式HP ※拡大できます

 

各エリアの概要はこのようになっています。

 

ルーブル美術館の見どころ
ルーブル美術館の見どころ
出典:公式HP ※拡大できます

 

 

主要作品

7月28日-民衆を導く自由の女神

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 ウジェーヌ・ドラクロワ

 

【部門】
 絵画部門

 

【展示場所】
 ドゥノン翼2階・展示室700

 

モナ・リザ

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 レオナルド・ダ・ヴィンチ

 

【部門】
 絵画部門

 

【展示場所】
 ドゥノン翼2階・国家の間・展示室711

 

ルイ14世の肖像

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 イアサント・リゴー

 

【部門】
 絵画部門

 

【展示場所】
 シュリー翼3階・ルイ14世の画家たち
 展示室916

 

レースを編む女

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 ヨハネス・フェルメール

 

【部門】
 絵画部門

 

【展示場所】
 リシュリュー翼3階・37・38号室

 

ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 ジャック=ルイ・ダヴィッド

 

【部門】
 絵画部門

 

【展示場所】
 ドゥノン翼2階

 

ミロのヴィーナス

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 不明

 

【部門】
 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門

 

【展示場所】
 シュリー翼1階・パルテノンの間
 展示室346
 photo by:Shawn Lipowski

 

サモトラケのニケ

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 不明

 

【部門】
 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門

 

【展示場所】
 ドゥノン翼1階・サモトラケのニケの階段
 展示室703

 

バビロンの王のハンムラビ法典

ルーブル美術館の見どころ【作者】
 不明

 

【部門】
 古代オリエント美術部門 : メソポタミア

 

【展示場所】
 リシュリュー翼1階・展示室227

 

 

訪れる際のポイント

展示作品は変わる

展示作品は他美術館や他国への貸し出しなどにより変更されることがあるので、モナ・リザなど「これだけは絶対に見たい」というものがあれば「現在、展示されているのか」を確認しておくと安心です。

 

展示場所の把握がカギ

展示品は35000点に及び、面積は6万平方mを超える巨大美術館ですが、肝心の作品についていうと「教科書で見たことがある超有名作品」は実は上に挙げたものくらいしかありません。ですので、上に記載しました展示場所を頭に入れてから行かないと迷子になる可能性が高いです。

 

荷物は少なく

空港並の厳重な荷物チェックを受けるので、できるだけ少ない荷物で行く方が自分のためになります。館内には無料のロッカーがあります。

 

夜間営業が狙い目

水曜と金曜は21時45分まで営業しています。人が少ないですので、全てがスムースに行きます。ピーク時はモナ・リザなんて人垣で見えないですからね(^^;) ただ、30分前から閉室が始まるので、お目当てのものを素早く効率的に周ることが大事です。

 

無料の日もある

オフシーズンの10月~3月は「第1日曜日」が無料になります。また、上記のとおり「第1土曜日の18時~21時45分」も無料です。

 

スリに注意

フランスは残念ながらスリが多い国です。ルーブル美術館でもスリが多発しているので、注意してください。

 

ちなみに、大ヒット映画「ダヴィンチコード」はルーブル美術館での事件が発端となり物語が進んでいきます。行く前にぜひ見てみてください。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

ルーブル美術館は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「パリ②ルーブル美術館」徹底ガイ 【旅の大事典】

 

 

世界のすごい博物館・美術館

■大英博物館(イギリス)

ロンドンにある世界最大級の博物館の1つで、約800万点が収蔵されており、そのうち約15万点が展示されています。詳細は下記からご覧ください。

「ロンドン②大英博物館」徹底ガイド

■考古学博物館(エジプト)

カイロにある博物館で約20万点が収蔵されていましたが、2021年にギザ近くの「大エジプト博物館」に主要な10万点以上が移転されました。こちらの記事は移転前の内容になりますが、興味のある方はご覧ください。

「カイロ②考古学博物館」徹底ガイド

■紫禁城(中国)

世界最大の木造建築群であり、世界最大の宮殿でもあります。現在は「故宮博物院」という博物館になっています。詳細は下記からご覧ください。

「北京②紫禁城(故宮)」徹底ガイド

■国立故宮博物院(台湾)

台北にある博物館で、紆余曲折を経て流れ着いた「流転の秘宝」の数々は必見です。詳細は下記からご覧ください。

「台北②国立故宮博物院」徹底ガイド

■国立人類学博物館(メキシコ)

photo by:Wolfgang Sauber

中米の古代文明の重要なものが全て集められた世界的な博物館です。詳細は下記からご覧ください。

「メキシコシティ②観光の見どころ」徹底ガイド

■エルミタージュ美術館(ロシア)

サンクトペテルブルクにある巨大な美術館で約300万点を収蔵しています。同市内にある「国立ロシア美術館」も見応えがあります。詳細は下記からご覧ください。

「サンクトペテルブルク③2つの美術館」徹底ガイド

 

世界には他にも無数の博物館や美術館があります。興味のある方は「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中からオススメの108ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-パリ(約13時間)
ベストシーズン 春~秋
外務省 海外安全情報 フランス
ガイドブック フランスのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・レストラン:基本的には不要

・荷物を運んでもらう:2~5ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるフランス語 ①おはよう。

Bonjour.(ボンジュール)

 

②こんにちは。
Bonjour.(ボンジュール)

 

③こんばんは。
Bonsoir.(ボンソワー)

 

④ありがとう。
Merci.(メルシー)

 

⑤さようなら。
Au revoir.(オゥ ルヴォワー)

 

⑥はい・いいえ。
Oui・Non.(ウイ・ノン)

 

⑦~行きたい。
Je voudrais aller à ~(ジュ ヴドゥレ アレ ア)

 

⑧これがほしいです。
Je veux ceci.(ジュ ヴ ススィ)

 

⑨これはいくらですか?
C’est combien?(セ コンビアン?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Pourriez-vous baisser le prix?(プリエ ヴ ベッセ ル プリ?)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(¢)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

フランスの絶景一覧

フランスの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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