「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ザ・ロウズは城郭都市チェスターの中心部に広がるエリアで、白の壁と黒い木組みの美しい町並みが有名です。他にも様々な見どころがあるので合わせてご紹介します(^^)

 

 

「ザ・ロウズ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 

 

チェスターはウェールズとの境にある街で、極めて保存状態が良い城郭都市として有名です。人口は約8万人。

 

最寄りの空港はリバプール・ジョン・レノン空港(LPL)。国内外合わせて約60都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンスです。本日のレートはこちら。

 

 

 

ロンドンからチェスター

■ユーストン駅
「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 
photo by:Richard Rogerson

 

ロンドンのユーストン駅からチェスター駅までの直通列車が出ています。

・1時間に1本
・料金:61ポンド~
・所要時間:約2時間半

 

■チェスター駅
「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 
photo by:Tagishsimon

 

 

リヴァプールからチェスター

■ジェームズストリート駅
「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 
photo by:Hammersfan

 

リヴァプールの中心駅であるジェームズストリート駅から、チェスター駅までの直通列車が出ています。

・頻繁に運行
・料金:7.7ポンド
・所要時間:約40分

 

その他、ライムストリート駅からも本数は少ないですが直通列車が出ています。

 

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 
photo by:Rodhullandemu

・1~2時間に1本運行
・料金:6ポンド
・所要時間:約1時間

 

 

マンチェスターからチェスター

■ヴィクトリア駅
「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 
photo by:Paul Hermans

 

マンチェスターからは、いくつかの駅から直通列車が出ていますが、ヴィクトリア駅からが一番安いです(^^)

・1時間に1本運行
・料金:8ポンド
・所要時間:約1時間

 

 

ザ・ロウズ

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 

 

ザ・ロウズは、チェスター観光における最大の見どころの1つで、白い壁と黒い木組みが特徴的な「チューダー様式」の建物が並んでいる一角をさします。駅からは徒歩で15分ほど。

 

 

街の中心部「チェスター・クロス」の周辺に広がっていて、建物の中にはカフェやブティックなどが入っています。

 

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

一見すると、同じデザインの建物が複数並んでいるように見えますが、実は2階部分はアーケードになっていて繋がっていますΣ(゚∀゚ノ)ノ 厳密にはその部分を「ザ・ロウズ(The Rows)」と呼ぶそうです。

 

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ザ・ロウズが出来たのは13世紀で、重要文化財建物にも登録されています。日本でいうと鎌倉時代ですから、その頃の建築物が残っていて普通に生活の場になっていると思うとスゴイです(^^;)

 

 

 

チェスターの見どころ

イーストゲート時計台
「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 

 

1897年に、ヴィクトリア女王の即位60年を記念して建てられました。イギリスではロンドンのビッグベンの次に有名な時計台です。

 

 

時計台はフォトジェニックなので、自分が時計の下に入り、下の道路から写真を撮ってもらうのが定番です(^^)

 

 

そして、実は4方向全てに時計が設置されていますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

 

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】
出典:http://ontheworldmap.com/ ※拡大できます

 

チェスターは、イギリスで最も保存状態の良い城郭都市で、街を約3.2kmの城壁が囲んでいます。上は歩けるようになっていて、ノンビリ歩いて一時間半くらいで一周できます。

 

 

上への階段は色々な場所にありますが、上記のイーストゲート時計台の近くに階段があるので、そこを起点にすると良いと思います。ちなみに、城壁はなんと1世紀に造られたもので、2000年の歴史がありますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】 

 

10世紀に修道院として建てられ、16世紀に大聖堂に変わりました。様々な様式が混ざったつくりになっていて、美しいステンドグラスが見ごたえがあります(,,゚Д゚)

 

 

ため息が出る美しさですね…。全長108mで、塔の高さは39m。赤色の砂岩で造られているため強度が弱く汚れやすいという特徴があり、幾度となく改修が行われています。入場料は無料なんですが、観光客は寄付金を払うのが通例になっていて3~4ポンドが相場です。

■チェスター大聖堂
・平日:9時~17時
・日曜:12時~16時

 

以上になります。他にも「ローマ円形劇場」「チェスター城」「チャールズ王の塔」「ディー川」など見どころは色々ありますが、とりあえず上の3つと「ザ・ロウズ」を押さえれば、チェスター観光はバッチリです。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ザ・ロウズ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界のすごい城壁都市

都市単位でピックアップしているので、城・要塞・ロシアのクレムリンなどは含めておりません(^^)

■サナア(イエメン)

サナアは世界最古の町の1つとされていて、昔から旅人の中で「城壁をくぐった途端にアラビアンナイトの世界になる」と言われてきました。詳細は下記からご覧ください。

「サナア」徹底ガイド

■エルサレム(イスラエル)

エルサレム旧市街は全長4.5kmの城壁で囲まれています。城壁の上は歩けるようになっていて、11の門と43の見張り塔があり、その内部は4つの地区と「神殿の丘」に分かれています。詳細は下記からご覧ください。

「エルサレム③城壁の門と神殿の丘」徹底ガイド

■ルッカ(イタリア)

壮大な城壁に囲まれた街で、日本では「進撃の巨人」の世界観に似ていると人気です。コンパクトながら見どころは多く、丸1日とってノンビリと観光したい街です。詳細は下記からご覧ください。

「ルッカ①アクセスと城壁」徹底ガイド

■ヒヴァ(ウズベキスタン)

中央アジアは城壁によって「イチャン・カラ(内城)」と「デシャン・カラ(外城)」に分けられることが多く、ヒヴァのイチャン・カラは最も有名な場所として知られています。詳細は下記からご覧ください。

「ヒヴァ①アクセスと概要」徹底ガイド

■ドブロブニク(クロアチア)

「アドリア海の真珠」と称される美しい街で、旧市街は世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。

「ドブロブニク①アクセスと城壁」徹底ガイド

■カルタヘナ(コロンビア)

コロンビアの有名なリゾート地で、旧市街がグルっと城壁に囲まれています。出入り口はフォトジェニックな時計台で、この内外で治安が変わるので注意が必要です。詳細は下記からご覧ください。

「カルタヘナ②観光の見どころ」徹底ガイド

■ルツェルン(スイス)

スイスでも屈指の美しい街で、元々は街全体を囲んでいた「ムゼック城壁」が900mほど今に残されています。詳細は下記からご覧ください。

「カペル橋」徹底ガイド

■ローテンブルク(ドイツ)

「おとぎの国」「中世の宝石箱」と称されるほどカワイイ町並みが人気で、全体が城壁で囲まれています。詳細は下記からご覧ください。

「ローテンブルク②町の見どころ」徹底ガイド

■カルカッソンヌ(フランス)

ヨーロッパ最大の城壁都市で、全長3kmにも及ぶ2重の城壁で囲まれています。詳細は下記からご覧ください。

「カルカッソンヌ②観光の見どころ」徹底ガイド

■マラケシュ(モロッコ)

旧市街のメディナが城壁に囲まれていて、たくさんの門が設置されています。詳細は下記からご覧ください。

「マラケシュ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な街や村がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい街や村総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい151ヶ所を9つのエリアに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-ロンドン(約12時間半)
ベストシーズン 6月~8月
外務省 海外安全情報 イギリス
ガイドブック イギリスのガイドブック
ビザ 6ヶ月以内の観光はビザ不要
パスポート残存期間 帰国時まで有効なもの
時差 夏:-8時間/冬:-9時間
チップ ・タクシー:10~15%

・レストラン:基本的には不要
・ポーターやベッドメイキング:1ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

公用語 英語
電圧とプラグ 220-240V

コンセントタイプ

通貨 ポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンス。

 

日本大使館 HP

イギリスの絶景一覧

イギリスの絶景

 

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