ロンドンは世界で最も外国人観光客が訪れる都市の1つで、たくさんの見どころがあります。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ロンドン②大英博物館」になります(^^)
「ロンドン②大英博物館」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ロンドンには多くの見どころがありますが、ここは外せないという場所を12ヶ所厳選しました。こちらのページでは緑のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
世界最大級の博物館の1つで、約800万点が収蔵されており、そのうち約15万点が展示されています。展示室は「ルーム」と呼ばれ60以上の常設ルームがあります。
■営業時間
・土~月:10時~17時半
・金:10時~20時半
■料金
・入場料:無料
・2~5ポンドの寄付が望ましい
■最寄り駅
・ホルボーン駅(Holborn Station)
・ラッセル・スクウェア駅(Russell Square Station)
・グージ・ストリート駅(Goodge Street Station)
・トッテナム・コート・ロード駅(Tottenham Court Road Station)
■セキュリティ
入り口ではセキュリティチェックがあります。また、スーツケースなどの大きな荷物は持ち込むことは出来ず、クロークでも預かってもらえません。
■写真撮影
フラッシュをたかなければ大丈夫です。三脚の使用は禁止されています。
入り口を入ってすぐのスペースをグレートコートと呼びます。有料のカラーマップ(2ポンド)、無料の白黒マップ(2ポンドの寄付推奨)、日本語ガイドブック(6€)、音声ガイド(7€)などを手に入れることができます(^^) 音声ガイドは日本語もあります。貸し出しは10時~16時半で、料金は7€です。
英語が出来る方であれば、ここで90分のガイドツアーも申し込めます。
18世紀を中心にした「啓蒙主義時代」がテーマで、日本から輸入された「人魚」のミイラがあります。当時、日本では「サルと魚を使って人魚のミイラを作る職人」がいたとも言われていて、本物の人魚では無いものの、本物のサルと魚のミイラではあります(^^;) 人魚のミイラは日本でも見ることが出来ます。
古代エジプトがテーマで、大英博物館の最大の目玉である「ロゼッタ・ストーン」が展示されています。ロゼッタ・ストーンは1799年にナポレオンがエジプト遠征の際に発見し、1874年に大英博物館に展示されました。
■1874年
同じ文章が、上から順に「古代エジプトのヒエログリフ(神聖文字)」「古代エジプトのデモティック(民衆文字)」「ギリシア文字」の3種類で書かれていて、これを研究することで、それまで不可能だったヒエログリフの解読に成功しました。それ以降、他のエジプト語の解読も進み、古代エジプト文明の解明が進められていきました。
photo by:Speedster photo by:EinsamerSchütze
その他「ラムセス2世像(左)」「アンダーソンの猫(右)」なども有名です。ラムセス2世はエジプトで最も有名なファラオで、111人の息子と69人の娘がいたそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ
アッシリア時代がテーマで「ライオン狩りのレリーフ」が有名です。アッシリアは紀元前にイラク北部に広がっていた勢力のことで、オリからライオンが1頭ずつ出され、部下がライオンを王の元に追いやり、王がトドメを差すというライオン狩りが娯楽として行われていました。壁画は実際に壁に並んでいるので、非常に規模が大きくて迫力があります。
photo by:Carole Raddato
ギリシャのパルテノン神殿がテーマで「セレネの馬」「フリーズの旗手」などが有名です。パルテノン神殿関係は1817年から常設展示されていますが、ギリシャから返還を求められています(^^;)
photo by:Another Believer photo by:Mike Peel
オセアニアやポリネシアがテーマで、イースター島から運ばれた本物のモアイ像や、ハワイのマヒオレ(フェザーヘルメット)、オーストラリア先住民の工芸品などが展示されています。
photo by:Denis Bourez photo by:Denis Bourez
メキシコがテーマで、マヤ文明やアステカ文明などの収蔵品が展示されています。「双頭の大蛇」が特に有名で、1本の杉の木から切り出され、サンゴや貝殻の粉末などで装飾されています。そのほか「ケッツァルコアトルの仮面」など、現存するアステカ文明のトルコ石モザイク55点の内、9点が大英博物館に所蔵されています。
photo by:BabelStone
中世ヨーロッパがテーマで「ロイヤルゴールドカップ」や「ルイス島のチェス駒」が有名です。「ルイス島のチェス駒」はセイウチの牙やクジラの歯で作られていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
photo by:BabelStone
古代イランがテーマで、アフガニスタンで発見されたアケメネス朝ペルシャ時代の宝物「オクサスの遺宝」が展示されています。
メソポタミアがテーマで、イラクの約2600年前の古代都市ウルから出土した「ウルのスタンダード」が有名です。用途は未だわかっていませんが、4つの側面にラピスラズリ、貝殻、赤の石灰岩による見事な装飾が施されています。
photo by:Ricardo Tulio Gandelman
ルーム61~66までは再びエジプトがテーマになっていて、大英博物館のハイライトの1つです。ルーム61には色鮮やかな「ネバムンの墓の壁画」を始めとした、古代エジプトの役人や貴族に関する収蔵品が展示されています。
古代エジプトにおける「死と来世」がテーマで、見事な「フネフェルの死者の書」やミイラの数々を見ることができます。ミイラの中にはネコのミイラもありますΣ(・∀・;)
photo by:Mogadir photo by:Ricardo Tulio Gandelman
photo by:Marie-Lan Nguyen photo by:Marie-Lan Nguyen
古代ローマ帝国がテーマで、西暦25年頃に作られた濃紺と白のコントラストが美しい「ポーランドの花瓶」や「ウォーレンカップ」が有名です。
こちらは日本がテーマになっています。昔の甲冑や陶磁器、屏風などが展示されています。また、人間国宝に指定されている三代徳田八十吉氏による「黎明(1992年)」も素晴らしいです。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
ロンドンは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
■大英博物館(イギリス) |
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ロンドンにある世界最大級の博物館の1つで、約800万点が収蔵されており、そのうち約15万点が展示されています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■考古学博物館(エジプト) |
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カイロにある博物館で約20万点が収蔵されていましたが、2021年にギザ近くの「大エジプト博物館」に主要な10万点以上が移転されました。こちらの記事は移転前の内容になりますが、興味のある方はご覧ください。 | |
■紫禁城(中国) |
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世界最大の木造建築群であり、世界最大の宮殿でもあります。現在は「故宮博物院」という博物館になっています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■国立故宮博物院(台湾) |
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台北にある博物館で、紆余曲折を経て流れ着いた「流転の秘宝」の数々は必見です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ルーブル美術館(フランス) |
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年間で約1000万人が訪れる世界最大の美術館で、パリ中心部である1区のセーヌ川右岸にあります。詳細は下記からご覧ください。 | |
■国立人類学博物館(メキシコ) |
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photo by:Wolfgang Sauber | 中米の古代文明の重要なものが全て集められた世界的な博物館です。詳細は下記からご覧ください。 |
■エルミタージュ美術館(ロシア) |
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サンクトペテルブルクにある巨大な美術館で約300万点を収蔵しています。同市内にある「国立ロシア美術館」も見応えがあります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも無数の博物館や美術館があります。興味のある方は「世界の博物館&美術館総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中からオススメの108ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)
航空便例 | 日本-ロンドン(約12時間半) |
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ベストシーズン | 6月~8月 |
外務省 | 海外安全情報 イギリス |
ガイドブック | イギリスのガイドブック |
ビザ | 6ヶ月以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 帰国時まで有効なもの |
時差 | 夏:-8時間/冬:-9時間 |
チップ | ・タクシー:10~15%
・レストラン:基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220-240V |
通貨 | ポンド(通貨コード:GBP、記号:£)で補助通貨はペンス(p)。1ポンド=100ペンス。
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日本大使館 | ・HP |
イギリスの絶景一覧 |
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