ブラン城は「吸血鬼ドラキュラ」に出てくる「ドラキュラ城」のモデルと言われている有名な城です。ただ、これは間違いで、モデルでも無ければドラキュラ伯爵のモデルとされるヴラド3世が住んでいたこともありません(^^;) なので、あくまでも「ルーマニアの観光名所めぐり」「古城巡り」ととらえてください(^^)
「ブラン城」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はブラショヴ。ルーマニア第2の都市で、13世紀初頭からザクセン(ドイツ)による植民地支配を受けていたためドイツの面影が色濃く残っています。人口は約28万人。
最寄りの空港はブカレストのアンリ・コアンダ国際空港(OTP)。国内外合わせて約100都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。空港からブカレスト市内への移動は、こちらのページをご覧ください。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はレイ(通貨コード:RON、記号:L)で補助通貨はバニ(bani)。1レイ=100バニです。本日のレートはこちら。
ブカレストからブラショフ
■ブカレスト北駅
photo by:Razvan Lerescu
ブカレスト北駅からブラショヴ駅へ直通列車が出ています。
・1日10本程度
・6時頃~21時頃まで運行
・所要時間:2時間半~3時間半
・48.6レイ
・時刻表検索
■ブラショヴ駅
ブラン城へのバスは、ブラショフ駅(赤)から結構離れた「Autogara2」というバスターミナル(緑)から出ます。ちなみに、ブラショフに宿泊する場合は街一番の観光名所である黒の教会(青)の周辺に安宿などがまとまっています(^^)
駅からは徒歩だと約40分。荷物がなければ歩けないことは無いですが、タクシーを使って良い距離だとも思います。タクシーは20レイくらいなので、最初にドライバーに確認してください。
■バスターミナル
■ブラショフ→ブラン
・6時半~20時頃まで運行
・1日15本程度
・料金:8レイ
■ブラン→ブラショフ
・5時半頃~21時頃まで運行
・1日25本程度
・料金:8レイ
ブラン城は上記のとおり「ドラキュラ城のモデルといわれているものの、実際にはモデルでもなければ、ドラキュラ伯爵のモデルと言われるヴラド3世が住んでいたこともない」というのが真実です。
辛うじてドラキュラと関係があることといえば、ヴラド3世の祖父であるミルチャ公が住んでいたことくらいです。おじいちゃんが住んでいたわけですから、ヴラド公も訪れたことぐらいはあるかもしれません(^^;)
バスが到着するとそこは完全に観光地。たくさんの土産物屋やカフェが並び城へも迷うことはありません。ドラキュラグッズがたくさん売っているので土産物にオススメです。
入り口はこちら。最新の料金は公式HPをご覧ください。
敷地内に入ると山の上に城が見えます。下のストリートビューの真ん中の建物の少し上にチョコンと頭だけ出てるやつです。そこまで少し歩きますε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
見えてきました(^^)
こちらがブラン城。堂々たる風貌です。
内部は適度な広さで、オモチャの城やテーマパークの城でありそうな感じです。ドイツのノイシュバンシュタイン城のような「実用性の無い美しさだけの城」と違い「居城」というにふさわしいつくりになっています。
中は博物館として使われていて4階構造です。たくさんの部屋があり武器や甲冑などが展示されていますが、内装は20世紀に手が加えられてしまっているので、中世の雰囲気が残っているというわけではありません。
photo by:Dimitris Kamaras
こちらには歴代の関係者が校長先生のごとく飾られています。「ドラキュラ伯爵のモデル」といわれるヴラド公はどれだと思いますか?
答えは…
この人です。目力が強いですね。ブラン城によれば「ヴラド公は、数日間はブラン城で過ごしたことがある!」そうです(^^;) ヴラド公の本当の居城は「ポエナリ城」というお城になります。
■ポエナリ城
ヴラド公については、彼が埋葬されたといわれる「スナゴヴ修道院」のページで詳しくご紹介しています。興味のある方はご覧ください。
■スナゴヴ修道院
ブラン城には塔の上へ登る秘密の階段もありますΣ(゚∀゚ノ)ノ
photo by:Clay Gilliland
上からはワラキアの美しい風景を一望できます。
周辺には「野外村落博物館」があって、ブラン地方の伝統敵な民家や風車・水車などを見ることもできます。
■野外博物館
以上になります。ブラン城は「結論、ドラキュラ城ではない」ので、例えば世界一周のルートなどには組み込まなくて良いと思います。でも2012年にはトリップアドバイザーで「世界の名城25選」にも選ばれているので、ルーマニア周遊旅行であれば組み込んでも良いと思います。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■エジンバラ城(イギリス) |
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スコットランドの首都であるエジンバラのランドマークで、スコットランド王室の宝物や巨大な大砲などを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■コンウィ城(イギリス) |
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コンウィはウェールズ北部にある街で、ハイライトのコンウィ城は日本の姫路城と「姉妹城」になっています。「グレート・ブリテン島の一番小さな家」という珍スポットも必見です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■デルモンテ城(イタリア) |
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八角形が特徴的なお城で、世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■スワローズネスト(ウクライナ) |
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クリミア半島にあるお城で、高さ40mの崖の上に建てられています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■スピシュ城(スロヴァキア) |
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ヨーロッパ最大級の城跡で、小高い丘の上に立つ雄大な姿は圧巻です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■プレジャマ城(スロヴェニア) |
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ポストイナにある城で、岩壁と同化した姿が有名です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■セゴビア城(スペイン) |
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ディズニー映画「白雪姫」に登場する城のモデルとして知られています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■チェスキー・クルムロフ城(チェコ) |
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チェスキー・クルムロフは「世界で一番美しい町」と言われていて、城ではクマが飼われていたり見どころが豊富です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■プラハ城(チェコ) |
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「世界で最も古くて大きい城」で、ミュシャデザインのステンドグラスなどは必見です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ローゼンボー城(デンマーク) |
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コペンハーゲンにある名城で、王室の宝物や衛兵の交代式などを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ノイシュバンシュタイン城(ドイツ) |
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カリフォルニアや香港のディズニーランドにある「眠れる森の美女の城」のモデルとして知られています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ホーエンツォレルン城(ドイツ) |
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ドイツの「三大名城」と「三大美城」に数えられるお城で、雲海が出たときの「天空の城」の姿が世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ロマンティック・ホテル・シュロス・ラインフェルス(ドイツ) |
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1245年に建造された本物の古城がホテルとして使われています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ブダ城(ハンガリー) |
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「ドナウの真珠」と称されるブダペストのランドマークです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ロワール渓谷の古城(フランス) |
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130を超える名城・古城が点在するエリアで、当サイトでは6ページに渡って特集しております。詳細は下記からご覧ください。 | |
■トラカイ城(リトアニア) |
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「ガルヴェ湖」にある14世紀のお城で、小ぢんまりとしたフォトジェニックな外観と、城内の重厚感のある建物が魅力です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■フネドアラ城(ルーマニア) |
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ヨーロッパ最大級の居城で「ルーマニアの七不思議」の1つでもあります。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ペレシュ城(ルーマニア) |
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「ルーマニアで最も美しい城」といわれる名城で、ハーフティンバーのような模様と多くの尖塔、そして美しく装飾された部屋の数々が見どころです。詳細は下記からご覧ください。 |
航空便例 | ・日本-ドーハ(約11時間半)
・ドーハ-ブカレスト(約5時間) |
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ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 ルーマニア |
ガイドブック | ルーマニアのガイドブック |
ビザ | 180日間の期間内で90日以内の観光はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 出国時3ヶ月以上 |
時差 | 夏:-6時間/冬:-7時間 |
チップ | ポーターやベッドメイキング:1~10レイ |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるルーマニア語 | ①おはよう。
Buna dimineata.(ブナ・ディミネアーツァ)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。 |
電圧とプラグ | 230V |
通貨 | レイ(通貨コード:RON、記号:L)で補助通貨はバニ(bani)。1レイ=100バニ。
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日本大使館 | ・HP |
ルーマニアの絶景一覧 |
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