聖マリア教会への行き方と見どころ

 

聖マリア教会はポーランドの古都クラクフの中心にある教会で、内部の美しさが有名です。特に木彫りの主祭壇は見事で一見の価値があります。また、塔には登れるようになっているので、ぜひクラクフの街を一望してください(^^)

 

 

「聖マリア教会」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はクラクフ。17世紀初頭までポーランド王国の首都で、日本でいう京都のような位置づけです。現在はワルシャワ、ウッチに次ぐ第3の都市になっています。人口は約76万人。

 

最寄りの街はクラクフ空港(KRK)。国内外合わせて80以上の都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。。空港から市内への移動は「アウシュビッツ①クラクフからのアクセス」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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通貨はズウォティ(通貨コード:PLN、記号:zł)で補助通貨はグロシュ(grosz)。1ズウォティ=100グロシュです。本日のレートはこちら。

 

 

 

聖マリア教会

 

 

1320年に建てられた教会で、クラクフの中央広場に隣接しています。ポーランド・ゴシック様式の代表的な建築物で、世界中にある同様式の教会のモデルになっています。外観も美しいですが特筆すべきは内部です。

 

聖マリア教会への行き方と見どころ

 

このとおり驚くべき美しさなんです( ̄□ ̄;) 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

すごいですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 柱1つ1つに小さい祭壇が付属していて、そこに宗教画がはめ込まれているので、もはや豪華な内装の美術館のようでもあります。例えばロシアの教会に比べるとイコンの数が圧倒的に少ないのが分かります。

 

■ブラゴヴェシェンスキー大聖堂(ロシア)

 

続いて天井に注目です。まるで宇宙のような世界観で見る人を惹きつけます(,,゚Д゚)

 

聖マリア教会への行き方と見どころ

 

入り口の上には、1399年につくられたパイプオルガンがステンドグラスをバックに設置されています。

 

聖マリア教会への行き方と見どころ

 

最大の見どころは主祭壇である「ヴィット・ストウオシ祭壇」。15世紀に市民の寄付によってつくられた木彫りの祭壇で、聖母マリアの生涯が描かれています。

 

聖マリア教会への行き方と見どころ

 

高さは13mにもなり、中世につくられた現存する祭壇としてはヨーロッパで最大のもので、ポーランドの国宝に指定されています(,,゚Д゚) さらに、その上部には圧巻のステンドグラスがはめ込まれています。

 

聖マリア教会への行き方と見どころ

 

そして、次は特徴的な2つの塔について。

 

聖マリア教会への行き方と見どころ

 

左の高い塔は82m、9階部分から8角形になっています。右の低い塔は69m、鐘楼が備え付けられています。左の塔が登れるようになっているのですが、天気などによって入れる日と入れない日がありまして、入れるときは左側の入り口にチケット売り場が出ています。アップにしているので「―」ボタンを押して引いていただくと位置が分かると思います。

 

 

上部からはクラクフの街を一望できます(^^)

 

 

塔は4月~10月は通常営業で、11月、12月、3月は木金土のみです。また1月~2月は入場できません。

■聖マリア教会
・教会:11時半~18時
・塔:9時10分~17時半
・塔の料金:5ズウォティ

 

ちなみに、ポーランド北部のグダニスクにも有名な「聖マリア教会」があるので、間違えないように注意してください。

 

■グダニスクの「聖マリア教会」
聖マリア教会への行き方と見どころ

 

以上になります。クラクフが誇る絶景教会。ぜひ行ってみてください(^^)

 

クラクフは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「聖マリア教会」徹底ガイド 【旅の大辞典】

 

 

世界の内部が特にスゴい教会

■聖マウリツィオ教会(イタリア)

photo by:Goldmund100

ミラノのハイライトの1つで、外観は普通ですが、内部は素晴らしいフレスコ画で埋め尽くされています。詳細は下記からご覧ください。

「ミラノ③観光のモデルルート」徹底ガイド

■システィーナ礼拝堂(イタリア・バチカン市国)

全長は約7kmに及ぶバチカン美術館のハイライトで、ミケランジェロの最後の審判が描かれています。詳細は下記からご覧ください。

「ローマ④観光パスと残りの見どころ」徹底ガイド

■ヴァーンク教会(イラン)

イスファハーンにある「アルメニア正教」の教会です。ロシア正教を始めとして「○○正教会」の教会は内部のイコン(聖人画)がすごいのですが、ここはとりわけ高いクオリティになっています。詳細は下記からご覧ください。

「イスファハーン③観光の見どころ」徹底ガイド

■モントリオール・ノートルダム聖堂(カナダ)

北米最大級の大聖堂で、青を貴重にした美しい内部のデザインが有名です。詳細は下記からご覧ください。

「モントリオール・ノートルダム聖堂」徹底ガイド

■サグラダファミリア(スペイン)

言わずとしれたスペインのシンボルで、アントニオ・ガウディが生涯をかけて建設に取り組みました。詳細は下記からご覧ください。

「ガウディの建築群②サグラダファミリア」徹底ガイド

■ヴィースの巡礼教会(ドイツ)

「天から降ってきた宝石」と讃えられる美しいフレスコ画と、「ヴィースの涙の奇跡」という伝説が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ヴィースの巡礼教会」徹底ガイド

■サント・シャペル(フランス)

13世紀に造られた教会で、パリで最も美しいとされるステンドグラスが有名です。詳細は下記からご覧ください。

「パリ③1区~4区の見どころ」徹底ガイド

■シャルトル大聖堂(フランス)

パリからすぐに行ける大聖堂で、外観も素晴らしいですがステンドグラスは「ヨーロッパで最も美しい」と言われています。詳細は下記からご覧ください。

「シャルトル大聖堂」徹底ガイド

■サン・ナザール大教会堂(フランス)

photo by:Jorge Láscar

ヨーロッパ最大の城壁都市である「カルカッソンヌ」にあり、ステンドグラスの美しさに定評があります。詳細は下記からご覧ください。

「カルカッソンヌ②観光の見どころ」徹底ガイド

■アンダワイリーリャス村の教会(ペルー)

ペルーのクスコとプーノの間にある小さな教会で、簡素な外観からは信じられないほど豪華な内部になっています。詳細は下記からご覧ください。

「クスコ①各地からのアクセス」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な教会や修道院がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい教会・修道院総特集②」をご覧ください。当サイトで取り上げている教会や修道院の中から、特にすごい155ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ワルシャワ(約11時間半)

・ワルシャワ-クラクフ(約1時間)

ベストシーズン 6月~8月(夏)
外務省 海外安全情報 ポーランド
ガイドブック ポーランドのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上。
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ポーターやベッドメイキング:3ズウォティ程度
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるポーランド語 ①おはよう。

Dzień dobry.(ジェン ドブリィ)

 

②こんにちは。
Dzień dobry.(ジェン ドブリィ)

 

③こんばんは。
Dobry wieczór.(ドブリ ヴィエチェル)

 

④ありがとう。
Dziękuję.(ジェンクイエン)

 

⑤さようなら。
Do widzenia.(ド・ヴィゼーニャ)

 

⑥はい・いいえ。
Tak・Nie.(タク・ニェ)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ

通貨 ズウォティ(通貨コード:PLN、記号:zł)で補助通貨はグロシュ(grosz)。1ズウォティ=100グロシュ。

 

日本大使館 HP

ポーランドの見どころ一覧

ポーランドの見どころ

 

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