「ノイシュバンシュタイン城③概要と周辺の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

ノイシュバンシュタイン城は、カリフォルニアや香港のディズニーランドにある「眠れる森の美女の城」のモデルとして知られています。「シンデレラ城のモデル」というのは誤情報です(^^;) 当サイトでは4ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ノイシュバンシュタイン城③城と周辺の見どころ」になります。

 

 

「ノイシュバンシュタイン城③城と周辺の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

ノイシュバンシュタイン城の概要

 

 

ノイシュバンシュタイン城は、1886年にバイエルン王ルートヴィヒ2世が命じて造らせた城です。「ノイ」は「新しい」、「シュバン」は「白鳥」、「シュタイン」は「石」。つまり「新しい白鳥のような美しい城」という意味になります。

 

ヴェルツブルグから続く人気の観光ルート「ロマンチック街道」の最終地点にしてハイライトでもあります。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

ルートヴィヒ2世は自分の世界に閉じこもり抜けられない王様で、ドイツの作曲家ワーグナーの音楽に傾倒したことも知られています。一言でいうと「政治をないがしろにして趣味に没頭しちゃう王様」です(^^;)

 

■ルートヴィヒ2世            ■ワーグナー
ノイシュヴァンシュタイン城の見どころ ノイシュヴァンシュタイン城の見どころ

 

自己満足による浪費は止まること無く続き、この城の他にも国費を使って「リンダーホーフ城」「ヘレンキームゼー城」を建設し、さらに、ノイシュバンシュタイン城よりも豪華な「ファルケンシュタイン城」を建設しようとします。

 

■ファルケンシュタイン城のデザイン
「ノイシュバンシュタイン城③概要と周辺の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】 困り果てた政府は、ついに彼を精神病鑑定に
 かけて退位させました。
 そして翌日、彼は湖畔で医師と散歩中に
 謎の死を遂げます。死因は今も判明して
 おりません。

 

 ちなみに彼は、なんと自分の死後には
 城を壊すように指示していました。城には
 自分が認めたものしか入れたくないと
 思っていたためだそうです(^^;)

 

 

チケット購入

「ノイシュバンシュタイン城③概要と周辺の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】
出典:チケットセンター公式HP

 

ノイシュバンシュタイン城は外観を見るだけなら無料ですが、内部は自由に観光することは出来ません。全てガイドツアーの参加になり、事前にオンライン購入しておきます。以前は「予約→現地で購入」か「現地で並んで購入」だったのですが、現在はコロナの影響で「オンライン購入制」になっています(^^)

 

当日券のあまりがあれば、現地のチケットセンターで早い者勝ちで販売されているのですが、なにせそこは世界的な観光地です。当日購入出来る保証はないので予約しておくのが確実です。チケットセンターはこちら。

 

 
photo by:Belle Equipe

 

さて、チケットの購入ですが、まずは「チケットセンターの公式HP」にアクセスします。「城の公式HP」とは違うので注意してください(^^;) 行きたい城、日時、チケット枚数などを選んでいくのですが、非常に分かりやすいですし、グーグルクロームなどで開けば自動翻訳されるので簡単です。

 

「ノイシュバンシュタイン城③概要と周辺の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】
出典:チケットセンターの公式HP ※拡大できます

■料金
・大人:17.5€
・18歳未満:2.5€

 

■ガイドツアー
・英語、ドイツ語のみ
・日本語オーディオガイド有り

 

ツアーは30分間で、城の中に大きな物は持ち込めません。リュックサックやベビーカーもダメとなっているので注意してください。オーディオガイドを利用する方は予約時の画面で選択します。

 

予約が完了すると記入したメールアドレスにチケットが届くので、当日の現地でそれを提示すればOKです。「ホーエンシュヴァンガウ城」「バイエルン王の博物館」とのセットチケットもありまして、2022年4月からは下記のようになっています。

 

「ノイシュバンシュタイン城③概要と周辺の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】
出典:チケットセンター公式HP ※拡大できます

 

こちらもコロナの状況などで変動すると思いますので、訪れる際はリンクから最新状況を確認してください。また「バイエルン州14日間チケット:30€」というものもありまして、ミュンヘンなどを含めて広く観光するのであれば、こちらの方が圧倒的に得です。公式HPで購入できます。

 

 

シーズン

ノイシュヴァンシュタイン城の見どころ

 

春から夏にかけては青々とした緑で彩られます。特に6月~9月はベストシーズンで世界中から多くの観光客が訪れます(^^)

 

ノイシュヴァンシュタイン城の見どころ

 

秋になると美しい紅葉に囲まれます(,,゚Д゚) 気温の変化も大きくなってくるので重ね着できる服装がベストです。

 

ノイシュヴァンシュタイン城の見どころ

 

冬には雪化粧で覆われます。もちろん気温はグッと低くなるので、しっかりとした防寒対策をしていってください。

 

 

周辺の見どころ

リンダーホーフ城
 

 

ルートヴィヒ2世が生きている間に完成した唯一のお城です。ヴェルサイユ宮殿の大トリアノン宮殿を見本に造られていて、城の中にはルイ14世やマリー・アントワネットの像が置かれています。ルートヴィヒ2世は長い時間をここで過ごし、それらの像に話しかけていたと言われています。公式HPはこちらです。

 

 

 

 

ルートヴィヒ2世の父が改築した城で、ルートヴィヒ2世が幼少期を過ごした場所です。父もロマン主義に傾倒した人物だったので、城の壁には多くの騎士伝説が描かれていました。そんな中で育ったルートヴィヒ2世が、自分の理想を追い求めるだけの人間になってしまったのは当然だったのかもしれません。公式HPはこちらです。(ノイシュバンシュタイン城と同じです)

 

 

 

 

バイエルン州で最も良い保存状態の城の1つで、現在は絵画館になっています。城の上部からは、オレンジ色の屋根が並ぶ美しい街並みを一望出来ます。公式HPはこちら。

 

 

 

 

チロル地方の美しい山々を遊覧船から眺めることができます。こちらには空撮のストリートビューがありました。言葉にならない絶景なので、画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ノイシュバンシュタイン城③概要と周辺の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

ヨーロッパの名城

■エジンバラ城(イギリス)

スコットランドの首都であるエジンバラのランドマークで、スコットランド王室の宝物や巨大な大砲などを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。

「エジンバラ②エジンバラ城」徹底ガイド

■コンウィ城(イギリス)

コンウィはウェールズ北部にある街で、ハイライトのコンウィ城は日本の姫路城と「姉妹城」になっています。「グレート・ブリテン島の一番小さな家」という珍スポットも必見です。詳細は下記からご覧ください。

「グレート・ブリテン島の一番小さな家」徹底ガイド

■デルモンテ城(イタリア)

八角形が特徴的なお城で世界遺産に登録されています。詳細は下記からご覧ください。

「デルモンテ城」徹底ガイド

■スワローズネスト(ウクライナ)

クリミア半島にあるお城で、高さ40mの崖の上に建てられています。詳細は下記からご覧ください。

「スワローズネスト」徹底ガイド

■スピシュ城(スロヴァキア)

ヨーロッパ最大級の城跡で、小高い丘の上に立つ雄大な姿は圧巻です。詳細は下記からご覧ください。

「スピシュ城」徹底ガイド

■プレジャマ城(スロヴェニア)

ポストイナにある城で、岩壁と同化した姿が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ポストイナ②鍾乳洞とプレジャマ城」徹底ガイド

■セゴビア城(スペイン)

ディズニー映画「白雪姫」に登場する城のモデルとして知られています。詳細は下記からご覧ください。

「セゴビア旧市街とローマ水道橋」徹底ガイド

■チェスキー・クルムロフ城(チェコ)

チェスキー・クルムロフは「世界で一番美しい町」と言われていて、城ではクマが飼われていたり見どころが豊富です。詳細は下記からご覧ください。

「チェスキー クルムロフ」徹底ガイド

■プラハ城(チェコ)

「世界で最も古くて大きい城」で、ミュシャデザインのステンドグラスなどは必見です。詳細は下記からご覧ください。

「プラハ③旧市街以外の見どころ」徹底ガイド

■ローゼンボー城(デンマーク)

コペンハーゲンにある名城で、王室の宝物や衛兵の交代式などを見ることができます。詳細は下記からご覧ください。

「コペンハーゲン②歴史的建造物」徹底ガイド

■ホーエンツォレルン城(ドイツ)

ドイツの「三大名城」と「三大美城」に数えられるお城で、雲海が出たときの「天空の城」の姿が世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ホーエンツォレルン城②観光の見どころ」徹底ガイド

■ロマンティック・ホテル・シュロス・ラインフェルス(ドイツ)

「ノイシュバンシュタイン城③概要と周辺の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】 1245年に建造された本物の古城がホテルとして使われています。詳細は下記からご覧ください。

「ドイツのすごいホテル3選」徹底ガイド

■ブダ城(ハンガリー)

「ドナウの真珠」と称されるブダペストのランドマークです。詳細は下記からご覧ください。

「ブダペスト③ブダ地区」徹底ガイド

■ロワール渓谷の古城(フランス)

130を超える名城・古城が点在するエリアで、当サイトでは6ページに渡って特集しております。詳細は下記からご覧ください。

「ロワール渓谷②シャンボール城」徹底ガイド

■トラカイ城(リトアニア)

「ガルヴェ湖」にある14世紀のお城で、小ぢんまりとしたフォトジェニックな外観と、城内の重厚感のある建物が魅力です。詳細は下記からご覧ください。

「トラカイ城」徹底ガイド

■フネドアラ城(ルーマニア)

ヨーロッパ最大級の居城で「ルーマニアの七不思議」の1つでもあります。詳細は下記からご覧ください。

「フネドアラ城」徹底ガイド

■ブラン城(ルーマニア)

「ドラキュラ城」のモデルと言われる有名な城なんですが、実際には違います(^^;) 詳細は下記からご覧ください。

「ブラン城」徹底ガイド

■ペレシュ城(ルーマニア)

「ルーマニアで最も美しい城」といわれる名城で、ハーフティンバーのような模様と多くの尖塔、そして美しく装飾された部屋の数々が見どころです。詳細は下記からご覧ください。

「ペレシュ城」徹底ガイド

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ウィーン(約12時間)

・ウィーン-ミュンヘン(約1時間)

ベストシーズン 5月~9月
外務省 海外安全情報 ドイツ
ガイドブック ドイツのガイドブック
ビザ シェンゲン協定加盟国。あらゆる180日間の期間内で90日以内の観光、業務目的の滞在はビザ不要。
パスポート残存期間 シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3ヶ月間以上。未使用査証欄1ページ以上
時差 夏:-7時間/冬:-8時間
チップ ・タクシーやレストラン:10%

・ホテルで荷物を運んでもらう:1ユーロ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるドイツ語 ①おはよう。

Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)

 

②こんにちは。
Guten Tag.(グーテン・ターグ)

 

③こんばんは。
Guten Abend.(グーテン・アーベント)

 

④ありがとう。
Danke schön. (ダンケ シェーン)

 

⑤さようなら。
Tschüss.(チュース) 

 

⑥はい・いいえ。
Ja・Nein.(ヤー・ナイン)

 

⑦~へ行きたい。
Ich möchte ~ gehen.
(イッヒ メヒテ ~ ゲーエン)

 

⑧これがほしいです。
Ich möchte das.
(イッヒ メヒテ ダス)

 

⑨これはいくらですか?
Wie viel kostet das?
(ヴィー フィール コステット ダス)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Konnen Sie~?
(ケンネン ズィー~?)

電圧とプラグ 230V

コンセントタイプ

通貨 ユーロ(通貨コード:EUR、記号:€)で補助通貨はセント(CENT)。1ユーロ=100セント。

 

日本大使館 HP

ドイツの絶景一覧

ドイツの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

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