クレイジーハウスへの行き方と見どころ

 

クレイジーハウスはベトナムのダラットにあるゲストハウスで、1990年から建築が始まったものの未だに完成に至っていません。その独特なデザインも相まって「東洋のサグラダファミリア」とも呼ばれています(^^)

 

 

「クレイジーハウス」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

ダラット
クレイジーハウスへの行き方と見どころ 

 

ダラットは中央高原に位置するラムドン省の省都で、標高は約1400m。フランス植民地時代に避暑地として開発されました。人口は約20万人。

 

最寄りの空港はダラットの「リエンケオン国際空港」(DLI)。国内外合わせて10都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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タンディン教会への行き方と見どころ 

 

ホーチミンはベトナム最大の都市であり、フランス統治時代の面影が残る美しい街並みと、バイクや車が混雑する典型的なアジアの風景が混在しています。市街中心部の旧称は「サイゴン」で今でも普通に使われています。人口は約840万人。

 

最寄りの空港はホーチミン空港(SGN)。国内外合わせて70都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動は「タンディン教会:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

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通貨はドン(通貨コード:VND、記号:₫)。補助通貨は「ハオ」と「シュウ」がありますが、現在は現金の単位としては使われていません。本日のレートはこちら。

 

 

 

空港から市内への移動

クレイジーハウスへの行き方と見どころ 

 

空港は市内中心部から南に約30km離れています。市内への移動方法は、バス、タクシー、空港送迎の3つです。

■バス
・所要時間:約50分
・料金:4万ドン

 

■タクシー
・所要時間:約30分
・料金:25万ドン

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「クレイジーハウス」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

ホーチミンからダラット

寝台バス
 

 

FUTA Bus Lines」という会社が寝台バスを運行しています。ベトナムの寝台バスは種類が様々で、スタンダードタイプはこちらです。

 

 

上のランクになると個室タイプというか、カプセルホテルみたいになっているものもあります。女性や長距離移動の場合にはオススメです(^^)

 

・5時~25時まで運行
・1日25本程度
・料金:22万ドン~
・所要時間:約7時間

 

 

 

「ミエンタイ・バスターミナル」から普通のバスが出ています。7時間なら普通のバスでもありだとは思います。

・5時~11時半まで運行
・1時間に1本程度
・料金:15万ドン
・所要時間:約7時間

 

■ダラットのバスターミナル
「クレイジーハウス」徹底ガイド 【旅の大事典】 

 

ホーチミンからダラットへのアクセスはネットで一括検索できます。

 

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クレイジーハウス

クレイジーハウスへの行き方と見どころ 

 

1990年から建築が開始されたゲストハウスで、その独特なデザインと、未だに完成に至っていない点から「東洋のサグラダファミリア」と呼ばれる事もあります。ダラットの中心部から車で約10分なので、タクシーやバイクタクシーが便利です。入り口の門をくぐるとチケット売り場があります。

 

クレイジーハウスへの行き方と見どころ
photo by:Trans World Productions

 

料金は1人5万ドン(約250円)。建築当初は「ダラットの雰囲気に合わない」と反対意見が噴出して取り壊されそうになりましたが、現在では年間10万人が訪れる名所となりましたΣ(゚∀゚ノ)ノ とにかくどこを見ても不思議な世界になっています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

デザインしたのはベトナムの女性建築家ダン・ヴィエト・ガーさん。モスクワ大学で建築を学んだ後、故郷に戻ってクレイジーハウス建築に着工しました。現在70歳くらいだそうです(,,゚Д゚)

 

 

総面積は1600平方m。約480坪なので、テニスコート8面分に相当する広さです。デザインは独特な手法によって形作られていて、設計図などを用いずに彼女が描いた絵を職人さん達が3次元に転化させていっているのだそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ メインの建物は「木」のイメージで造られていて内部もグニャグニャです。

 

 

建物全体を通して直角の場所はほとんどなく、自然の形状を反映した複雑な構造になっています。通路は建物の屋根の上にも至っていて、ダラットの町を見渡すことが出来ます。

 

 

部屋は10室あり、それぞれテーマがあります。

 

■クマ
クレイジーハウスへの行き方と見どころ
photo by:Mr. Theklan

 

■トラ
クレイジーハウスへの行き方と見どころ
photo by:Trans World Productions

 

■カンガルー
クレイジーハウスへの行き方と見どころ
photo by:thalling55

 

■タカ
クレイジーハウスへの行き方と見どころ
photo by:Trans World Productions

 

これらの部屋は単なるデザイン以上の意味が込められていて、特定の国と結び付けられています。例えば「クマ」の部屋は「大きくて強いアメリカ人」。「アリ」の部屋は「勤勉で、しかし赤アリのように反撃することもあるベトナム人」などなど(^^)

 

 

他にも「海」「キリン」「カエル」「キノコ」「クモの巣」など、自然界の様々なものが建物の各所にモチーフとして反映されています。

 

クレイジーハウスへの行き方と見どころ
photo by:Trans World Productions

 

インスタ映えも抜群なので特に女性客で賑わっています。敷地内にはカフェや土産物屋もありまして丸1日でも過ごすことができます。そしてそもそもゲストハウスなので、もちろん泊まることが出来ます。料金などの詳細はこちらからご覧ください。

 

 

以上になります。ベトナムのファンタジーホテル「クレイジーハウス」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

ダラットは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「クレイジーハウス」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の「個人が造った観光名所」

■サルベーション・マウンテン(アメリカ)

ロサンゼルスの砂漠に現れるアート作品で、1人の男性が約30年を掛けて造り上げました。詳細は下記からご覧ください。

「サルベーション・マウンテン」徹底ガイド

■シュライン・オブ・ザ・グロット(アメリカ)

アイオワ州にある教会で、1人の男性が病気からの回復を聖母マリアに願い、回復のお礼として生涯をかけて建設しました。詳細は下記からご覧ください。

「シュライン・オブ・ザ・グロット」徹底ガイド

■パネロラパーク(オーストラリア)

1人のスペイン人移民が造り上げた遺跡風の邸宅で、クイーンズランドでも有名なテーマパークの1つです。詳細は下記からご覧ください。

「パネロラパーク」徹底ガイド

■ミラーハウス(クウェート)

アーティスト夫妻が40年かけて手作りした住宅で、今ではクウェートの人気観光地になっています。詳細は下記からご覧ください。

「クウェートシティ」徹底ガイド

■サグラダファミリア(スペイン)

言わずとしれた「未完の大聖堂」で、アントニオ・ガウディが生涯をかけて建設に取り組みました。詳細は下記からご覧ください。

「ガウディの建築群②サグラダファミリア」徹底ガイド

■彩虹眷村(台湾)

台湾の台中市にある村で、1人のおじいちゃんが造り上げました。「台湾の10大インスタ映えスポット」にも選ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「彩虹眷村」徹底ガイド

■三芝頂上寺貝穀廟(台湾)

「クレイジーハウス」徹底ガイド 【旅の大事典】

photo by:Outlookxp

台湾の台北にある、1人の男性がサンゴと貝殻で造り上げた廟で、写真集「奇界遺産」で取り上げられ日本でも知名度を増しました。詳細は下記からご覧ください。

「三芝頂上寺貝穀廟」徹底ガイド

■シュヴァルの理想宮(フランス)

オートリーヴという小さな村に、1人の男性が33年をかけて造り上げた宮殿です。2019年には映画にもなり世界的に話題になりました。詳細は下記からご覧ください。

「シュヴァルの理想宮」徹底ガイド

■ピカシェットの家(フランス)

1人の不遇な人生を送る男性が、自己の内面から湧き上がってきた衝動にもとづいて創り上げた芸術作品です。詳細は下記からご覧ください。

「ピカシェットの家」徹底ガイド

 

世界には他にも面白いデザインの建物がたくさんあります。興味のある方は「世界の変わった外観の建物総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げているものの中から特にスゴい94ヶ所を7つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ホーチミン(約7時間)

・ホーチミン-ダラット(約1時間)

ベストシーズン 11月~4月(乾季)
外務省 海外安全情報 ベトナム
ガイドブック ベトナムのガイドブック
ビザ 15日以内の観光ならビザ不要。
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上
時差 -2時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるベトナム語 ①おはよう。

Xin chào.(シンチャオ)

 

②こんにちは。
Xin chào.(シンチャオ)

 

③こんばんは。
Xin chào.(シンチャオ)

 

④ありがとう。
Cám ơn.(カムオン)

 

⑤さようなら。
Chào.(チャオ)

 

⑥はい・いいえ
Da・Khong(ヤァ・ホン)

電圧とプラグ 220V

コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 ドン(通貨コード:VND、記号:₫)で、補助通貨は無し。

 

日本大使館 HP

ベトナムの絶景一覧

ベトナムの絶景

 

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