澎湖諸島の見どころ

 

澎湖諸島は台湾では非常に人気の観光地で、日本でいうところの沖縄のような感じです。こちらのページでは諸島内の見どころについてご紹介します。アクセスや馬公市周辺については「澎湖諸島①」をご覧ください(^^)

 

 

「澎湖諸島②全体の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

澎湖諸島の見どころ

 

澎湖諸島には19の有人島があり、全体で1つの県になっています。多くの見どころがありますが、ここは外せないという10ヶ所を厳選しました。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

摩西分海

 

 

潮が引いたときに道が現れる「トンボロ現象」の名所で「モーセの道」と呼ばれています(,,゚Д゚) 道はわずか15分ほどで現れ、先にある「赤嶼(ツーユー)」という離島まで歩いて行くことができます。ただ、島に上陸はできません。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

路線バスで行く場合、緑線の「龍門線」か「北寮線」に乗り「北寮」で下車します。時刻表はこちらです。潮が引くときに行かないと意味がないため、こちらの潮汐表1潮汐表2で時間を確認してください。

 

なので、公共バスよりも馬公市で電動スクーターを借りたり、タクシーを使ったりする方が良い場所です。また、海に入れる時間も制限されていて、現地の係員の指示に従って渡ります。トンボロ現象は日本でも見られ、小豆島のエンジェルロードなどが有名です。

 

■小豆島
澎湖諸島の見どころ

 

 

通梁保安宮

 

 

通梁古榕という巨大なガジュマルを見られる寺院です。路線バスで行く場合、藍線の「外垵線」に乗り「通樑古榕終點站」で下車します。時刻表はこちらです。

 

 

「菩提樹」とも呼ばれるガジュマルは、枝を横にドンドン広げていき、そこから気根という根を地面に垂らし、地面に到達すると幹へと変化し成長していきます。このガジュマルは樹齢350年を超えていて、95本もの気根が伸び、面積は660坪にも及びますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

廟には道教の神様である王爺がまつられていて、神様とお金を交換して願い事をする「交換錢」を体験することが出来ます。ちなみに、こちらが最初の幹です。たった1本がこれほど大きくなるのがガジュマルのスゴさですね。

 

 

ここには屋台や土産物屋もたくさん出ているので、花枝丸(イカ団子)や飛魚卵香腸(とびっこのソーセージ)など、定番の台湾グルメを色々楽しむことができます。サボテンアイスの有名店も近くにあるのでぜひ食べてみてください(*´﹃`*)

 

世界の巨木については「カリーの巨木:徹底ガイド」のページなどに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

澎湖跨海大橋

 

 

上記の「通梁保安宮」のすぐ近くにある台湾最長の橋で、澎湖島の「白沙郷」と「西嶼郷」をつないでいます。全長2494m。ちなみに、こちらが「白沙郷」です。

 

 

反対側の「西嶼郷」にも観光案内センターが造られていて、中には土産物屋やレストランが入っています。観光客はこちらの方が少ないので、スクーターで行く方は、ぜひ足を伸ばしてみてください(^^)

 

 

世界のすごい橋については「世界のすごい橋総特集」をご覧ください。

 

 

竹湾大義宮

 

 

上記の「澎湖跨海大橋」を渡った「西嶼郷」にある寺院です。精緻な装飾が素晴らしい立派な寺院なのですが、実は台湾らしい珍妙なスポットでもあります。というのは、地下に「珊瑚蓮花洞」という洞窟があるのですが、全体がサンゴなどで飾られていて竜宮城のようになっているんですΣ(・∀・;)

 

 

しかもですね…画面の下を見てみてください。

 

でかいですねΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

そう、なぜか大型の亀やカブトガニなどが飼育されているんです。「廟+水族館」という感じで世界でも唯一無二だと思います。

 

 

二崁聚落

 

 

「アーカン」という村で、建築材としてサンゴや貝殻などが多く使われているため独特な風情が漂っています。路線バスで行く場合、藍線の「外垵行き」に乗り「二崁內站」で下車します。時刻表はこちら。

 

 

明王朝の時代に陳延益という人物が渡ってきて村の歴史がスタートしました。とはいえ、現代と違いますから家を1つ造るだけでも大変です。そんなときに活躍したのが、周辺でたくさん採れて、しかも軽くて加工しやすいサンゴでした。

 

 

こちらが陳延益の邸宅です。村の創設者だけあって特に立派なつくりになっているので定番の観光スポットになっています。画面は矢印方向に動かせるので色々見てみてください。ここを訪れるときは出来ればガイドさんと一緒に行くのがオススメです。というのは、道教や風水に基づいた「縁起の良いもの」があちこちに散りばめられているんです。

 

 

それを知らずに見終えてしまうのは、日本で言えば、おせち料理を意味が分からないまま食べるようなものなので、せっかく行くのであればツアー参加なども検討してみてください(^^)

 

世界の伝統住宅については「トンコナン:徹底ガイド」のページなどに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

池東大菓葉玄武岩

 

 

澎湖諸島は溶岩が冷え固まった玄武岩で出来ています。「大菓葉玄武岩」はいわゆる「柱状節理」が見られる名所として知られています(,,゚Д゚)

 

 

ちなみに、反対側には「池西柱状玄武岩」があります。

 

 

少しなだらかな傾斜になっているのが特徴で、こちらの方が観光客は少ないです。両方ともアーカンから近いのでスクーターが一番です(^^)

 

 

世界の柱状節理については「世界の奇岩・巨岩・柱状節理総特集」をご覧ください。

 

 

双心石滬

 

 

澎湖諸島のシンボルともいえる観光スポットです。天然の地形ではなく魚を獲るために造られた罠で、満潮時に入った魚を干潮時までとどまらせて捕獲する仕組みです。

 

七美(七美郷)にあり、馬公市からも台湾本土からも公共交通機関でアクセスできますが、船にせよ飛行機にせよ本数が少ないため、基本的には日帰りツアーに参加する形になります。

 

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 船で行く場合は馬公市から約1時間半かかるのですが、オフシーズン(10月~3月)だと海も荒れているのでハイシーズンに行くのがオススメです。もしオフシーズンであれば飛行機を使うほうが良いです。

 

 

以上になります。日本ではほとんど知られていない澎湖諸島。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスや馬公市周辺については「澎湖諸島①」をご覧ください。

 

 

世界の魅力的な「諸島」

■ハワイ諸島(アメリカ)

ハワイはビーチリゾートのイメージが強いですが、実は世界トップクラスの大自然が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「ハワイ①オアフ島観光の基本」徹底ガイド

■ケイマン諸島(イギリス領)

photo by:Jeremy T. Hetzel

メキシコのカンクンから南東に約500km離れた場所にあります。陸には「ヘル」と呼ばれる奇岩群などがあり、海には山程のエイが集まる「スティングレイシティ」などがあります。詳細は下記からご覧ください。

「スティングレイシティ」徹底ガイド

■ラジャ・アンパット諸島(インドネシア)

約1500種類の魚類、約530種類のサンゴ、約700種類の軟体動物類などが生息し、「世界のすごいダイビングスポット50」の40位に選ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「ラジャ・アンパット」徹底ガイド

■ガラパゴス諸島(エクアドル)

ダーウィンが訪れて「種の起源」を発表するに至った島で、世界トップレベルのスキューバダイビングやアイランドホッピングなど観光地としても大人気です。当サイトでは7ページに渡って特集しております。詳細は下記からご覧ください。

「ガラパゴス諸島①アクセスと基本情報」徹底ガイド

■カナリア諸島(スペイン)

アフリカ大陸北西部に浮かぶ7つの島の総称で、モロッコに近いですがスペイン領です。無数の見どころがあり、当サイトでは8ページに渡って特集しております。詳細は下記からご覧ください。

「カナリア諸島①テネリフェ島(1)拠点の街と細かい見どころ」徹底ガイド

■スリン諸島(タイ)

photo by:Armiblue

アマンダン海の北部にあり、世界的なダイビングスポットとして知られています。中でも「リチェリューロック」は「世界のすごいダイビングスポット50」の5位に選ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「リチェリューロック」徹底ガイド

■フェロー諸島(デンマーク)

ナショナルジオグラフィックによって「世界で最も憧れる島」に選ばれた、ヨーロッパ屈指の絶景島です。詳細は下記からご覧ください。

「フェロー諸島①アクセスとストレイモイ島」徹底ガイド

■エグズーマ諸島(バハマ)

バハマで最も美しいと言われるエリアで、ブタ、イグアナ、アカエイなどと触れ合うことができます。詳細は下記からご覧ください。

「ピッグビーチとエグズーマ諸島」徹底ガイド

■パラオ諸島(パラオ)

世界的なダイビングの聖地ですが、ガラスマオ滝や戦跡など陸上も見応えがあります。詳細は下記からご覧ください。

「ロックアイランド」徹底ガイド

■バキット諸島(フィリピン)

一般的には「エルニド」の名前で浸透していて「フィリピン最後の秘境」と称されています。アイランドホッピングは素晴らしく、世界中から多くの観光客が訪れます。詳細は下記からご覧ください。

「エルニド②アイランドホッピング」徹底ガイド

■カラミアン諸島(フィリピン)

エルニドと共にアイランドホッピングやダイビングの世界的な名所として知られるコロン島が中心になります。詳細は下記からご覧ください。

「コロン島②アイランドホッピング」徹底ガイド

■ロス・ロケス諸島(ベネズエラ)

「マルガリータ島」と共にベネズエラ2大リゾートの1つです。詳細は下記からご覧ください。

「ロス・ロケス諸島」徹底ガイド

■アゾレス諸島(ポルトガル)

森の中の温泉「カルディラ・ヴェーリャ」や絶景のカルデラ湖など見どころにあふれています。詳細は下記からご覧ください。

「カルディラ・ヴェーリャ」徹底ガイド

■マディラ諸島(ポルトガル)

ヨーロッパでは有名なリゾート地で、クリスティアーノ・ロナウドの故郷としても有名です。島は小さいですが絶景で溢れていて「大西洋の真珠」と称されています。詳細は下記からご覧ください。

「マディラ諸島」徹底ガイド

■チューク諸島(ミクロネシア連邦)

世界最大の環礁が広がっていて、戦時中には日本軍が一大軍事拠点にしていました。現在では世界的なレックダイビングのポイントになっているほか、亀仙人の島のような「ジープ島」も有名です。詳細は下記からご覧ください。

「チューク諸島①概要とジープ島」徹底ガイド

■ソコロ諸島(メキシコ)

「メキシコのガラパゴス」と称されるダイバーズ天国で、海流によって海底から運ばれる豊富なプランクトンを求めて、ジャイアントマンタやクジラなど無数の大物が現れます。詳細は下記からご覧ください。

「ソコロ諸島」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な島がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい島&諸島総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい83ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-台湾本土(約4時間)

・台湾本土ー馬公市(約50分)

ベストシーズン 4月~9月
外務省 海外安全情報 台湾
ガイドブック 台湾のガイドブック
ビザ 到着日の翌日深夜0時から起算して90泊91日以内の滞在はビザ不要
パスポート残存期間 滞在日数以上
時差 -1時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 002(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
002+81+3+9999-9999

現地で使える中国語 ①おはよう。

早安.(ザオアン)

 

②こんにちは。
你好.(ニーハオ)

 

③こんばんは。
你好や晚上好.(ワンシャンハオ)

 

④ありがとう。
謝謝.(シエシエ)

 

⑤さようなら。
再見.(ザイジィェン)

 

⑥はい・いいえ。
是・不是.(シー・ブーシー)

 

⑦~へ行きたい。
我想去~.(ウォシアンチュー~)

 

⑧これがほしいです。
我要這個(ウォ ヤオ ジェガ)

 

⑨これはいくらですか?
這個多少錢?(ジェガ ドゥォ シャオ チィェン?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
可不可以便宜一點?(カブカイー・ピェンイー・イーディェン)

電圧とプラグ 110V

コンセントタイプ

通貨 台湾元(通貨コード:TWD、記号:NT$)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」だが「分」は使われていない。1元=10角=100分

 

日本大使館 HP(正常な国交が無いため大使館は無く、「日本台湾交流協会」が同じ役割を担っています)

台湾の絶景一覧

台湾の絶景

 

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