「文化三角地帯」は、スリランカの中央部にある「アヌラ―ダブラ」「ポロンナルワ」「キャンディー」という3つの都市を線で結んだときに現れる三角形のエリアのことです。世界的に有名なシーギリヤ・ロックをはじめとして、たくさんの古代遺跡が集中しています。
当サイトでは8ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「文化三角地帯⑤ポロンナルワ(1)アクセスとクアッドラングル」になります(^^)
・文化三角地帯①アヌラ―ダブラ
・文化三角地帯②ミヒンタレー
・文化三角地帯③キャンディー
・文化三角地帯④シーギリヤ・ロック
・文化三角地帯⑤ポロンナルワ(1)アクセスとクアッドラングル
・文化三角地帯⑥ポロンナルワ(2)その他の見どころ
・文化三角地帯⑦ダンブッラ(1)各地からのアクセス
・文化三角地帯⑧ダンブッラ(2)黄金寺院
「文化三角地帯⑤ポロンナルワ(1)」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・コロンボからポロンナルワ
2-1:電車で行く
2-2:バスで行く
3・アヌラーダプラからポロンナルワ
4・キャンディーからポロンナルワ
5・ポロンナルワの見どころ一覧
6・クアッドラングル
6-1:概要
6-2:ワタダーゲ
6-3:アタダーゲ
6-4:ハタダーゲ
6-5:トゥーパラマ
6-6:ラタマンダパヤ
6-7:ガルポタ
6-8:サトゥマハルプレサーダ
7・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ポロンナルワは、1017年から1255年までシンハラ王朝の首都でしたが、そこから放置されて19世紀までジャングルの中に眠っていました。とても清潔で美しい町として知られていて、国内でも人気の観光地です。人口は約40万人。
最寄りの空港はシーギリヤ空港(GIU)。コロンボとトリンコマリーとのみ就航しています。最新の就航路線一覧はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はスリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)。補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」ですが、ほとんど使われていません。1ルピー=100セントで、本日のレートはこちら。
コロンボからポロンナルワ
photo by:Gobbler
コロンボ中心部の「フォート駅」からポロンナルワ駅への直通列車が出ています。エアコンは付いていません。
・1日2本
・07:05発-12:30着
・19:00発-01:34着
・料金:250~420ルピー
■ポロンナルワ駅
フォート駅の上にある「バスティン・マワサ・バスステーション」から、ポロンナルワ駅前のバスステーションへ直通バスが出ています。
・所要時間:約5時間半
・料金:300~470ルピー
■ポロンナルワのバスステーション
コロンボからポロンナルワへのアクセスはネットで一括検索できます。
アヌラーダプラからポロンナルワ
■ニューバスステーション
アヌラーダプラのニューバスステーションから、上記のポロンナルワのバスステーションへ直通バスが出ています。オールドバススタンドもあるので注意してください。
・所要時間:3~4時間
・料金:180ルピー
■オールドバススタンド
アヌラーダプラからポロンナルワへのアクセスはネットで一括検索できます。
キャンディのバススタンドから、上記のポロンナルワのバスステーションへ直通バスが出ています。
・所要時間:約3時間半
・料金:200ルピー~
キャンディーからポロンナルワへのアクセスはネットで一括検索できます。
ポロンナルワには多くの見どころがありますが、ここは外せないという9ヶ所を厳選しました。「クアッドラングル」(青)は、その中に多数の見どころがあるので、まずこちらのページでご紹介します。残りの見どころ(赤)は「ポロンナルワ(2)」をご覧ください。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
遺跡の入場料は共通チケットで25ドルです。ポロンナルワ博物館で購入できます。
■ポロンナルワ博物館
また、ポロンナルワはレンタルサイクルで周ることも出来ます。1日で400ルピーが相場で、大抵の宿で借りることが出来ます。周るときは気温と水分補給に注意してください。暑い時期は車のツアーに参加する方が良いと思います。
クアッドラングル(Quadrangle)はポロンナルワにおける仏教の中心地で、四方を壁に囲まれた中に全部で11の歴史的建造物があります。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
地図はこちら。ここでは主な7つをご紹介します(^^)
出典:http://www.tracyanddale.50megs.com
7世紀に建てられた円形の仏塔で、クアッドラングルのハイライトの1つです。四方に入口があり、それぞれ「ガードストーン」と「ムーンストーン」が置かれていて、特に北入口のものが良い状態で残っています。ガードストーンは両脇の像のことで、簡単に言えば「魔除け」の意味があります。
ムーンストーンは階段下の半円状の石で、輪廻転生の様子が彫られています。スリランカの仏教寺院の入口に見られるもので、図柄は少しずつ違い、ここでは象・馬・ガチョウなどが描かれています(,,゚Д゚)
11世紀にウィジャヤ・バーフ1世によって建てられた仏歯寺の跡です。仏歯寺は「ブッダの歯が納められているとされる寺院」で現在はキャンディーにあります。また、アタダーゲという名前には「8つの遺宝の家」という意味があります。
こちらは12世紀にニッサンカ・マーラ王によって建てられた仏歯寺の跡です。ワタターゲの向かいにあります。
クアッドラングルの南入口近くにある重厚な仏堂で、壁が2mもありますΣ(゚∀゚ノ)ノ 中は小さい穴から入る光のみで非常に薄暗く、仏像も輪郭を留めているくらいの状態です。
ニッサンカ・マーラ王が僧の読経を聞いたとされる場所で、ハスのクキの形をした柱が8本並んでいます。直線になっていないので、クキが風に揺れている様子を表現しています。
「石の本」と呼ばれる石碑で、ヤシの葉の形をしています。長さ9m、幅1.5m、高さ約45cm。ミヒンタレーから運ばれた石で、ニッサンカ・マーラ王時代の出来事がサンスクリット語で刻まれています(,,゚Д゚)
クアッドラングルの北端にある7階建ての仏塔で、12世紀に建てられました。タイの「ワット・クークット」という寺院にそっくりなので、タイから来た建築士が建てたものだと言われています。
■ワット・クークット
この他に、集会場跡(Chapter House)、仏陀像跡(Budda Image)、仏像(Boddhisattuva)、菩提樹跡(Bodhi Tree Shrine)などがあります。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
・文化三角地帯①アヌラ―ダブラ
・文化三角地帯②ミヒンタレー
・文化三角地帯③キャンディー
・文化三角地帯④シーギリヤ・ロック
・文化三角地帯⑤ポロンナルワ(1)アクセスとクアッドラングル
・文化三角地帯⑥ポロンナルワ(2)その他の見どころ
・文化三角地帯⑦ダンブッラ(1)各地からのアクセス
・文化三角地帯⑧ダンブッラ(2)黄金寺院
文化三角地帯は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-コロンボ(約9時間半) |
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ベストシーズン | 1~3月/5~9月 |
外務省 | 海外安全情報 スリランカ |
ガイドブック | スリランカのガイドブック |
ビザ | ビザか「ETA」の取得が必要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
時差 | -3時間半(サマータイム無し) |
チップ | ツアーガイドなど:500~1000ルピー |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるシンハラ語 | ①おはよう。
スバ ウデーサナック ヴェーワー
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 230~240V
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通貨 | スリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)で、補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」(ほとんど使われていない)。1ルピー=100セント
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日本大使館 | ・HP |
スリランカの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
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