アヌラーダプラへの行き方と見どころ

 

「文化三角地帯」は、スリランカの中央部にある「アヌラ―ダブラ」「ポロンナルワ」「キャンディー」という3つの都市を線で結んだときに現れる三角形のエリアのことです。世界的に有名なシーギリヤ・ロックをはじめとして、たくさんの古代遺跡が集中しています。

 

当サイトでは8ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「文化三角地帯①アヌラ―ダブラ」になります(^^)

 

 

「文化三角地帯①アヌラーダプラ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

アヌラ―ダブラは、紀元前5世紀頃~紀元後11世紀頃までスリランカ北部を支配した王朝の首都でした。紀元前3世紀には仏教が伝来していて、多くの遺跡が残されています。人口は約63000人。

 

最寄りの空港はシーギリヤ空港(GIU)。コロンボとトリンコマリーとのみ就航しています。最新の就航路線一覧はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はスリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)。補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」ですが、ほとんど使われていません。1ルピー=100セントで、本日のレートはこちら。

 

 

 

コロンボからアヌラーダプラ

電車で行く
 
photo by:Gobbler

 

コロンボ中心部の「フォート駅」からアヌラーダプラ駅への直通列車が出ています。エアコンは付いていません。

・5時半頃~20時半頃まで運行
・1日9本程度
・所要時間:3時間半~5時間
・料金:215~380ルピー

 

■アヌラーダプラ駅
 
photo by:A.Savin

 

■コロンボのバスステーション
 

 

フォート駅の上にある「バスティン・マワサ・バスステーション」から、アヌラーダプラへの直通バスが出ています。ローカルバスと高速バスがあります。

■ローカルバス
・「4番」「87番」の大型バス
・エアコン無し
・400~450ルピー
・所要時間:約5時間半

 

■高速バス(インターシティ)
・マイクロバス
・エアコン付き
・800~900ルピー

 

アヌラーダプラには「ニューバスステーション」と「オールドバススタンド」があり、コロンボの発着は「オールドバススタンド」の方です。

 

■オールドバススタンド
 

コロンボ、キャンディ、ダンブッラとのバスが発着

 

■ニューバスステーション
 

ポロンナルワ、ミヒンタレーとのバスが発着

 

コロンボからアヌラーダプラへのアクセスはネットで一括検索できます。

 

Powered by 12Go system

 

 

ポロンナルワからアヌラーダプラ

 

 

「ポロンナルワ駅」の前にあるバスステーションから、アヌラーダプラへ直通バスが出ています。

・「75番」のバス
・所要時間:3~4時間
・料金:180ルピー

 

ポロンナルワからアヌラーダプラへのアクセスはネットで一括検索できます。

 

Powered by 12Go system

 

 

キャンディーからポロンナルワ

 

 

キャンディのバススタンドから、アヌラーダプラへ直通バスが出ています。

・所要時間:約3時間半
・料金:210~410ルピー

 

キャンディからアヌラーダプラへのアクセスはネットで一括検索できます。

 

Powered by 12Go system

 

 

アヌラーダプラの見どころ一覧

 

アヌラーダプラには多くの見どころがありますが、定番の7ヶ所を厳選しました。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。アヌラーダプラの遺跡は共通チケットになっていて、料金は25ドルです。スリランカで考えると高めですが、ほぼ全ての主要な遺跡に入ることができます。

 

 

ルワンウェリ・サーヤ大塔

 

 

紀元前2世紀に建てられた仏塔で、建造当初は110mの高さがあったそうですが現在は55mになっています(,,゚Д゚) 「仏塔」は釈迦の遺骨(仏舎利)が納められているとされる塔で、大きさや様式によって異なりますが、一般的にはインドで「ストゥーパ」、タイでは「チェディ」、ミャンマーでは「パゴタ」、そしてスリランカでは「ダーガバ」と呼ばれています。

 

アヌラーダプラへの行き方と見どころ

 

塔の周囲長は290m。基壇は象の彫刻が並んでいて、色もリアルに塗られているのが珍しいですΣ(・∀・;) 19世紀には廃墟の状態になってしまっていましたが、20世紀初頭から修復が始まり、1940年に現在の形になりました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

 

アバヤギリ大塔

 

 

紀元前1世紀頃に建てられた大乗仏教の総本山で、世界でも有数の面積を誇る寺院です。塔の高さは74m(,,゚Д゚)

 

アヌラーダプラへの行き方と見どころ
出典:https://en.wikipedia.org ※拡大できます

 

塔は「レンガ造り」なので茶色になっています。中には涅槃仏が安置されています。

 

アヌラーダプラへの行き方と見どころ

 

また、地図の②に表示されている「ムーンストーン」も有名です。ムーンストーンとは、スリランカの仏教寺院の入口付近によく見られる「輪廻転生の様子が彫られた半円状の石」のことです。

 

アヌラーダプラへの行き方と見どころ

 

アバヤギリ大塔のムーンストーンは「スリランカで最も美しいムーンストーン」と言われているので、ぜひ見てみてください(^^) 一番外周には物欲を表す炎が、内側に象・牡牛・ライオン・馬が順番に描かれています。

 

これは「象=生」「牡牛=老」「ライオン=病」「馬=死」を意味していて、仏教の四苦「生老病死」とそれを繰り返す「輪廻」を表現しています。

 

 

ジェータワナ・ラーマヤ大塔

 

 

3世紀頃に建てられたアヌラーダプラ最大のダーガバで、建造当初は122mもの高さがあったそうです。これは石を積み上げて造られた建物としては、エジプトのピラミッドに次いで世界で3番目の高さだったそうです。現在の高さは71m。

 

ジャングルからニョキニョキ顔を出す様子はグアテマラのティカルみたいですね(^^)

 

アヌラーダプラへの行き方と見どころ

 

 

トゥーパーラーマ・ダーガバ

 

 

上記の3つに比べると小規模な仏塔ですが、実は紀元前3世紀に造られた「スリランカ最古の仏塔」です。ここにはブッダの右鎖骨が納められているそうです。

 

 

 

スリー・マハー菩提樹

 

 

紀元前288年に植えられたと伝えられていて、真実であれば「現存する世界最古の植樹された樹木」だそうです(,,゚Д゚)

 

しかも、ただの木を植樹したわけではありません。ブッダが悟りを開いた地として有名なインドの「ブッダガヤ」の、ブッダが瞑想をしていた場所の後ろにあった菩提樹の小枝を、アショーカ王の妹が瓶に入れて持ってきたと言われています。

 

 

当然、神聖な場所になっているので、静かに見学するようにしてください(^^)

 

 

イスムルニア精舎

 

 

紀元前3世紀に造られた精舎(僧が修行する場所)で、当時の建物も一部残されています。岩の上に登ることが出来て周囲を一望できるので、時間があったら行ってみてください。

 

 

以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。

 

文化三角地帯は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

「文化三角地帯①アヌラーダプラ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-コロンボ(約9時間半)
ベストシーズン 1~3月/5~9月
外務省 海外安全情報 スリランカ
ガイドブック スリランカのガイドブック
ビザ ビザか「ETA」の取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上
時差 -3時間半(サマータイム無し)
チップ ツアーガイドなど:500~1000ルピー
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるシンハラ語 ①おはよう。

スバ ウデーサナック ヴェーワー

 

②こんにちは。
アーユボーワン

 

③こんばんは。
スバ センデーワック ヴェーワー

 

④ありがとう。
ストゥティー

 

⑤さようなら。
アユボワン

 

⑥はい・いいえ
オウ・ネー

電圧とプラグ 230~240V

コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 スリランカ・ルピー(通貨コード:LKR、記号:Rs)で、補助通貨は「スリランカ・セント(Cts)」(ほとんど使われていない)。1ルピー=100セント

 

日本大使館 HP

スリランカの絶景一覧

スリランカの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

スポンサーリンク