デラワールフォートへの行き方

 

デラワール・フォートはパキスタンで最も有名な大要塞で、砂漠の中に現れる美しい曲線の砦が世界的に有名です。情報が非常に少ない場所なのですが個人で行くことは可能です。ただ、安全面から現地ツアーを利用するのがオススメです(^^)

 

 

「デラワールフォート」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

ムルタン
 

 

ムルタンはパキスタン第6の都市で、パキスタンの中心部にあるため交通の要所にもなっています。「聖堂の街」として有名で、美しいモスク・墓廟・聖堂などが点在しています。人口は約380万人。

 

最寄りの空港はムルタン空港(MUX)。国内外合わせて9都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

デラワールフォートへの行き方 

 

バハーワルプルは、ムルタンから南に約100km離れています。デラワールフォートはタクシーチャーターかツアーしか行く方法がないため、ムルタンからこの町へ移動してからの方が良いです。人口は約122万人。

 

最寄りの空港はバハーワルプル空港(BHV)。カラチとのみ就航しています。格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はパキスタン・ルピー(通貨コード:PKR、記号:Rs)。補助通貨は「パイサ(P)」ですが流通していません。1ルピー=100パイサで、本日のレートはこちら。

 

 

 

ムルタン空港から市内への移動

 
photo by:Yasir72.multan

 

ムルタン空港は市内中心部から西に約8km離れています。市内への移動方法はタクシーかウーバーになります。

・所要時間:約10分
・タクシー:230~280ルピー
・ウーバー:55~70ルピー

 

 

ムルタンからバハーワルプル

■ムルタンのバス乗り場
 

 

パキスタンではメジャーなバス会社の「Daewoo Express」が、ムルタンからバハーワルプルをつないでいます。

・1日2本程度
・5:25、17:25発
・所要時間:約1時間半
・料金:380ルピー
公式HP

 

■バハーワルプルのバス乗り場

 

また、現地情報ではミニバスが1時間おきに出ているそうです。料金は片道250ルピーです。電車は数時間遅れが当たり前で全く当てにならないということなので、選択肢から外してください(^^;)

 

 

デラワールフォート

 

 

デラワールフォートは、バハーワルプルから南南西に約100km離れています。

 

 

アクセスはタクシーチャーターかツアーになりまして、片道約2時間。タクシーチャーターの場合、現地で約2時間待機してもらうとして、往復で約2500ルピーです。

 

 

こちらが要塞の少し手前です。このまま画面を前に進めていただくとカッコイイ要塞が登場するので進んでみてくださいε=ε=ヽ(*・ω・)ノ

 

…いかがでしょうか?

 

こちらが出てきたら到着です。

 

 

沈もうとしている夕日がフォトジェニックですね(,,゚Д゚) この地に最初に要塞が築かれたのは9世紀頃と言われていて、18世紀に現在の姿になりました。

 

デラワールフォートへの行き方

 

要塞は高さは約30m、周囲約1.5kmで、広大なチョリスターン砂漠に囲まれています。近くで見ると大迫力です。

 

 

観光ではラクダに乗ることができます(*´ω`*) 時期によっては非常に暑いのでラクダで一周するのもオススメです。

 

デラワールフォートへの行き方

 

それでは中を見てみましょう。

 

 

こちらは北東部分から内側を見ている状態です。左下を見ていただくと穴が空いていて、階層構造になっているのが分かります。下に降りてみると…

 

 

こんな感じです。美しい外観とは対象的に保存状態が良いとは言えない状況で、修復作業が求められています。ただ、夜は美しくライトアップされます。

 

デラワールフォートへの行き方

 

以上になります。砂漠に忽然と現れる大要塞デラワールフォート。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「デラワールフォート」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界のすごい要塞や城塞

■ダノター城(イギリス)

スコットランド北東部の海岸にある中世の要塞の廃墟で、その外観や苔むした建物が非常にフォトジェニックなことで知られています。下記からご覧ください。

「ダノター城」徹底ガイド

■ジャイガー・フォート(インド)

1726年に築かれた要塞で、世界最大級の大砲「ジャイバナ・キャノン」は長さ8mにもなります。詳細は下記からご覧ください。

「ジャイプル③市内の見どころ(2)」徹底ガイド

■チットールガル・フォート(インド)

インド最大規模の城跡で、2つの塔、宮殿、多くのジャイナ教寺院などを含みます。2013年には「ラージャスターン州の丘陵要塞群」として世界遺産に登録されました。詳細は下記からご覧ください。

「チットールガル・フォート」徹底ガイド

■ナハーガー・フォート(インド)

1734年に築かれた要塞で、頂上からはジャイプルの美しい街並みや夜景を一望出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「ジャイプル②市内の見どころ(1)」徹底ガイド

■ロハガード・フォート(インド)

日本での知名度は低いものの、雨季になると鮮やかな緑で覆われてラピュタのような世界観になります。詳細は下記からご覧ください。

「ロハガード・フォート」徹底ガイド

■ナリカラ要塞(ジョージア)

首都トビリシのランドマークで、丘の上にありますがロープウェーで簡単にアクセス出来ます。高さ22mの「ジョージアの母の像」も見応えがあります。詳細は下記からご覧ください。

「トビリシ」徹底ガイド

■ベオグラード要塞(セルビア)

ベオグラード観光のハイライトで、壮大な「ドナウ川とサヴァ川の合流地点」を一望できます。また、20世紀の戦禍を味わった街なので戦車が並べられています。詳細は下記からご覧ください。

「ベオグラード①カレメグダン公園」徹底ガイド

■ラールバーグ・フォート(バングラデシュ)

首都・ダッカにある未完の要塞で、庭園が非常に美しいです。詳細は下記からご覧ください。

「ダッカ②観光の見どころ」徹底ガイド

■聖エルモ砦(マルタ)

首都・ヴァレッタにある、あのオスマン帝国の猛攻すら耐えきったという不落の城塞です。詳細は下記からご覧ください。

「ヴァレッタ」徹底ガイド

■ペトロパヴロフスク要塞(ロシア)

18世紀に築かれた要塞で、中にある大聖堂には歴代の皇帝の棺が並べられています。詳細は下記からご覧ください。

「サンクトペテルブルク④宮殿など」徹底ガイド

 

「城塞都市」については「ドブロブニク①アクセスと城壁」のページなどに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-イスラマバード(約11時間半)

・イスラマバード-ムルタン(約1時間半)

ベストシーズン 10月~4月(乾季)
外務省 海外安全情報 パキスタン
ガイドブック パキスタンのガイドブック
ビザ ビザ取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上
時差 -4時間(サマータイム無し)
チップ ・レストラン:5%程度

・ツアーガイドなど:5USドル程度

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるウルドゥー語 ①おはよう。

アッサラームアレイクム

 

②こんにちは。
アッサラームアレイクム

 

③こんばんは。
アッサラームアレイクム

 

④ありがとう。
シュクリア

 

⑤さようなら。
アッラーハフェズ

 

⑥はい/いいえ
ジー・ハーン/ジー・ナヒーン

電圧とプラグ 230-240V / BとC型のプラグ

コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 パキスタン・ルピー(通貨コード:PKR、記号:Rs)で補助通貨は「パイサ(P)」(流通していない)。1ルピー=100パイサ。

 

日本大使館 HP

パキスタンの絶景一覧

パキスタンの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

スポンサーリンク