「サンダムニ・パヤー」(ミャンマー):旅の大辞典

 

名称

サンダムニ・パヤー

(Sanda Muni Paya)

場所

マンダレー

(Mandalay)

時差

2時間半

時期

11月~2月

(乾季・冬季)

 

サンダムニ・パヤーは、1774基の白亜の仏塔が並ぶパゴタで、マンダレー王宮の北東に位置しています。比較的、観光客が少ない場所なので、落ち着いて見て回ることが出来ます。

 

それではご紹介していきます。

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

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拠点の街はマンダレー。ヤンゴンから北に約700km離れていて、ミャンマーの中央に位置します。ヤンゴンに次ぐミャンマー第2の都市で、イギリスに植民地とされるまでの首都でもありました。人口は約90万人です。

 

正方形の「旧王宮」を中心に、碁盤の目状に道が整備されていて、王宮の北に位置するマンダレーヒルでは素晴らしい夕日を見ることができます。

 

最寄りの空港はマンダレー空港 (MDL)。国内外合わせて27都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

マンダレー中心部
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ヤンゴンからマンダレーへのアクセスはネットで一括検索できます。

 

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■マンダレー空港から市内

■マンダレー国際空港
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ヤンゴンからは飛行機で約1時間20分。1日10便以上が運行しています。

 

マンダレーには、もう1つ「マンダレー・チャンミャタジー空港」という空港があります。これは昔使われていた空港で、現在はほとんどマンダレー国際空港に就航便が移っていますので注意してください。

 

マンダレー国際空港から市内の中心部へは約40km離れていて、空港バスかタクシーを使います。

 

エアポートミニバス

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空港の1階に「エアコン・ミニバスサービス」というカウンターがあります。ツーリストインフォメーションの隣です。そこでチケットを購入して、建物の外に出ると青い乗り合いワゴンがありますので、それに乗車します。料金は4000チャット(約280円)です。

 

タクシー

タクシーだと、約15000チャット(約1050円)です。所要時間はどちらも約1時間です。

 

 

■ヤンゴンからマンダレーへバスで行く

■アウンミンガラー
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「アウンミンガラー・ハイウェイバスストップ」というターミナルから出発します。

・「JJエクスプレス」が「VIP」と「エクスプレス」という2つのクラスで運行。
・所要時間:約9時間
・料金(エクスプレス):
 1万5千~2万チャット(約1050円~1400円)
 VIPクラスは約2倍になります。
・1日4便で、朝と夕方に「VIP」と「エクスプレス」がそれぞれ1本ずつ運行。
 出発時刻はほぼ同じです。
・朝:9時発-18時着
・夕方:21時発-朝6時着

 

チケットはターミナルでも買えますし、ヤンゴン駅の近くにあるチケットオフィスでも購入できます。

 

■チケットオフィス

 

ダウンタウンからターミナルは、タクシーかバスになりまして、タクシーだと約1万チャット(約700円)。バスであれば、スーレー・パゴダの北にあるバス停から「YBSの36番」のバスに乗ってください。黄色い車体です。料金は200チャットです(約15円)。

 

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■マンダレーのバスターミナル
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マンダレーのバスターミナルは「チャンミャシュエピー・ハイウェイ・バスステーション」といって、市内の中心から少し離れています。

 

市内まではタクシーで約5千チャット(約350円)、バイクタクシーで約2千チャット(約140円)です。

 

 

 

■ヤンゴンからマンダレーへ鉄道で行く

■ヤンゴン中央駅
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ヤンゴン中央駅から、マンダレー駅まで列車で行きます。アッパークラス、ミドルクラス、オーディナリークラスがあり、夕方発は寝台列車になります。

・6時発-21時着
・15時発-5時10分着
・17時発-7時45分着
・所要時間:約15時間

 

■マンダレー駅
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ヤンゴンからマンダレーへのアクセスはネットで一括検索できます。または、こちらの「ミャンマー・トレインチケット」からも可能です。

 

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■サンダムニ・パヤー

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王宮の北東、マンダレーヒルの東、そしてクトードー・パゴタの西隣にあります。時計塔とは180度逆にあり、車で約10分です。

 

■時計塔からサンダムニ・パヤー

 

クトードー・パゴタと非常に似ていますが、3つ違いがあります。「長方形になっている」「白い仏塔が1000以上多い」「観光客が少ない」ということです。

 

「サンダムニ・パヤー」(ミャンマー):旅の大辞典

 

赤い四角で囲んでいるのが「サンダムニ・パゴタ」。黄色い四角で囲んだのが「クトードー・パゴタ」です。間違えて紹介しているサイトなども多いので注意してください。

 

 

このパゴタは、マンダレーを都とした「コンバウン王朝」を開いたミンドン王が、王宮造営の間の「仮の王宮」として使用していたという由緒あるパゴタです。

 

中央の仏塔には、ミンドン王の弟・カナウンの遺体が埋葬されています。カナウンは王位継承争いの犠牲となった人物で、1866年にミンドン王の2人の息子に殺されてしまいました。

 

その後、1874年にマンダレーヒルの長だった「ウ・ケンティ師」が中央の仏塔を建設し、カナウンを弔ったそうです。

 

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中央の仏塔の周りに広がる白亜の仏塔は、なんと1774にものぼります。クトードー・パゴタの白い仏塔は729ですから、1000以上もこちらの方が多いです。

 

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どこを見ても、どの角度で撮影しても、非常に絵になるパゴタです。ただ、クトードー・パゴタの方が有名なので、観光客はまずそちらに行きます。それゆえ、ほぼ同じ質のサンダムニ・パゴタはスルーされることも多く、クトードー・パゴタに比べ観光客が少なくなるので、ノンビリと見学することが出来ます。

 

 

白い仏塔は、幅1.07m、高さ1.68mで統一されていて、クトードー・パゴタと同じく、中には仏教の経典が彫られた石版が納められています。

 

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仏塔の後ろには本殿があり、中には仏像が安置されていて、訪れた人々が祈りを捧げています。

 

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拝観時間は8時から17時です。ぜひクトードー・パゴタと合わせて行ってみてください♪

 

 

■マンダレーの見どころ

マンダレー王宮

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ミャンマー最後の王朝である「コンバウン朝」の王宮です。正方形で1辺が2.5kmもあります。そして、入り口は東の橋だけなので注意してください。

 

1857年に建造されたものの、1885年にはミャンマーがイギリスの統治下に入ったため28年間しか使われず、さらに戦争中に日本軍が占領し全焼してしまいました。現在の王宮は1990年に復元されたものです。高さ24mの見張り塔からは王宮の全景を見渡すことが出来ます。

・拝観時間:8時~17時
・入場料:1万チャット(約700円)

 

マンダレーヒル

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街の北側にある高さ230mほどの丘で、マンダレーの街を一望することができ、美しい夕日が見られる人気スポットです。中心部からは約6kmで、タクシーで頂上まで行くことができます。

・営業時間:6時~21時
・入場料:1000チャット(約70円)

 

マハムニダ・パゴダ

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ミャンマーではヤンゴンの「シュエダゴン・パゴダ」に次いで2番目に重要で神聖なパゴタとされています。ちなみに、3番目はキンプンにあるゴールデン・ロック(チャイティーヨー・パゴタ)です。

 

「マハムニ仏」と呼ばれる仏像が、この寺院を特別神聖なものにしていて「マハムニ仏」とは「大賢者」という意味だそうです。

 

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・拝観時間;4時半~21時
・入場料:無料
・写真:1000チャット(約80円)

 

シュエナンドー僧院

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クトードー・パゴタを造ったミンドン王の居住地です。寺院全体が「チーク材」という高級木材で造られていて、無数の美しい彫刻も相まって、非常に見応えのある建物となっています。

・拝観時間:8時~20時
・入場料:1万チャット(約700円)

 

クトードー・パゴタ
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サンダムニ・パヤーに隣接するパゴタで、サンダムニ・パヤーに非常に似ています。こちらのページで特集しておりますので、ご覧ください。行き方などの解説は同じです。

 

ゼージョー市場

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完全に地元の人のための市場で、非常に活気があって何でも買えます。最近では観光客が訪れることも増えて、お土産なども売っています。

 

ウーベイン橋

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全長1.2kmにもなる世界一長い木造橋。非常にフォトジェニックなことで有名で、夕日も美しいので多くの観光客が訪れます。橋の周辺をめぐるボートツアーもあり、ボート1台で15000チャット(約1050円)です。こちらのページで特集しておりますので、ご覧ください。

 

シンピューメ・パゴダ

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非常に美しい白亜の仏塔で、マンダレーの北東約15kmに位置します。別名「ミャーテイタン・パゴダ」。こちらのページで特集しておりますので、ご覧ください。

 

以上が個人での行き方になります。マンダレーは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

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また、Wi-Fiのレンタルも日本語で可能です。

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■備考

行き方

■航空便例
日本-ヤンゴン空港(約8時間、全日空)

 

ヤンゴン-マンダレー空港(約1時間20分)

 

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ミャンマーの設定です。

備考

 

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