「ハリマンディル・サーヒブ」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

ハリマンディル・サーヒブ

(Harmandir Sahib)

場所

ラジャスタン州

(Rajasthan)

時差

-3時間半

(サマータイム無し)

時期

11月~3月

 

ハリマンディル・サーヒブは池の中に浮かぶ黄金の寺院で、その見た目の素晴らしさもさることながら、毎日10万人に食事を無料で提供する「奇跡の寺院」としても知られています。

 

それではご紹介していきます。

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

 

 

拠点の街はアムリットサル。サンスクリット語で「生命の水の貯水池」という意味があり、16世紀後半にシク教徒によって築かれました。人口は約120万人。

 

最寄りの空港はアムリットサル国際空港(ATQ)。国内外の15都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、少し動かしてみてください)

アムリットサル
Booking.com

 

 

■空港から市内への移動

 

 

空港は市内中心部から北西に約11km離れています。市内への移動方法は昼間なら無料のシャトルバスがあり、夜間はタクシーになりまs。

 

無料シャトルバスで行く

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空港シャトルバスは普通ですが「無料」というのは中々無いですよね。このバスは空港~アムリットサル駅~ハリマンディル・サーヒブをつないでいます。観光客には最強です(^^)

 

タクシーで行く

タクシーは定額制で、市内まで650ルピーです。

 

 

■デリーからのアクセス

■ニューデリー駅
 

 

ニューデリー駅からアムリットサル駅への直通列車が出ています。

・1日8本程度
・4時半~16時半
・所要時間:6~8時間
・料金:160~980ルピー

 

■アムリットサル駅
 

 

 

■ラホール(パキスタン)への国境超え

 

 

アムリットサルからラホールは定番の国境超えコースです。逆方向はなぜか少なくなりますね…。

 

まずはアムリットサルのバスターミナルから「アタリ、ワガボーダー行き」のバスに乗ります。料金は35ルピー。ハリマンディル・サーヒブ前からオートリクシャーに乗っても100ルピーで着きます。

 

インドルピーが残っていてインドに戻らない場合、ラホールのレートは悪いためインドでほとんどドルにしておくと良いです。ただ、バスの終点から国境までは距離があるためオートリクシャーに乗ります。これが約40ルピーです。

 

■国境
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無事入国すると観光列車みたいな乗り物でターミナルへ連れて行ってくれます。乗らなくても歩いていける距離ではあります。

 

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ターミナルからラホールへは、オートリクシャーで約500パキスタン・ルピー(約350円)からです。ラホールで日本円は両替可能です。

 

 

ちなみに、この国境は非常に独特で、毎日国境を封鎖する時間にセレモニーが行われているのですが、それが「インド vs パキスタン」の「威嚇合戦」「セレモニー合戦」みたいになっているんですね。これが大人気で、インド側・パキスタン側それぞれ多数の人が集まって毎日お祭りのようになっています。

 

時間になると男たちが「オーーーーーーー」と息の続く限り叫びます。その叫びが終わると太鼓がドンドコドンドコ鳴り出して、インド側は女性兵士が、パキスタン側は男性兵士が国境にズンズン行進していきます。

 

説明されても伝わりづらいと思いますので動画をご覧ください。これを見ると「…仲良いじゃん…」と思うと思います(^^;)

 

■パキスタン側(最初から)

 

■インド側(01:38~)

 

 

■ハリマンディル・サーヒブ

 

 

1574年に建造が開始され、30年後の1604年に完成したシク教の総本山です。シク教は、キリスト教・イスラム教・ヒンドゥー教・仏教に次ぐ、世界で5番目に信者の多い宗教で、その数は約2400万人にのぼります。

 

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出典:https://www.easterneye.biz

 

インド人といえばターバンですよね。実はインド人がターバンを巻くわけではなく、シク教徒が戒律としてターバンを巻きます。さらにシク教の中の「カールサー」という宗派は髪の毛(と男性はヒゲ)を切りません。その結果、長いヒゲにターバンという独特のスタイルが生まれ、いつのまにかインド人のイメージとして定着しました。

 

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出典:https://www.ptcnews.tv

 

全景はこのようになっていて、120m×150mの人工池は「不老不死の甘露の池」と呼ばれます。その中央にある黄金寺院がハリマンディル・サーヒブで、英語ではそのままゴールデン・テンプルと呼ばれます。

 

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出典:https://ja.wikipedia.org

■主な建物
1・本殿
2・入口(時計塔)
3・シク教博物館
13・アカル・タフト寺院
18・食堂

 

入口ではクツを脱いで、預かり所に預けて番号札をもらいます。この寺院はありがたいことに入場料含めて全て無料です。また、男女ともにバンダナなどで髪を隠さないといけません。無い場合はやはり無料で借りられます。

 

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そして手を洗って口もゆすいで、さらには足も洗って、いよいよ中へ入っていきます。すると…

 

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ドドーンΣ(゚∀゚ノ)ノ スゴい場所です。ここは午前3時頃から午前1時まで空いているので、朝・昼・夕・夜と違った姿を見ることができて、特に夜はオススメです。それぞれストリートビューで周囲を見てみてください。もはや遊園地です。

 

 

 

池で沐浴をしている人や、その周囲で礼拝をしてる人がいたりして、とても神聖な場所だということが分かります。周囲の回廊は大理石で出来ていて、池と空の青や寺院の黄金とのコントラストが見事です。

 

本殿も入ることが出来ますが、時間によっては非常に混んでいて1・2時間待たされることもありますので気をつけてください。通路から見る周囲の景色も素晴らしいです。

 

 

本殿の中は写真撮影禁止になっています。そして、この寺院で見逃せないのが「10万人に無料で食事を提供する食堂」ですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

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シク教では「グル」という唯一の神を「師」として、全ての人々を「弟子」と捉え「全員平等」と考えます。これはカースト制度の否定でもあります。

 

そして「グル」への捧げものとして、さらには「全員平等」の体現として、毎日10万人分もの食事が作られ、立場に関係なく同じ場所で無料で食事することができます。

 

当然たくさんの人手が必要ですが、シク教徒のボランティア約300人が作業にあたっています。次の動画で料理を作っている様子が映っていますので、ぜひご覧ください。

 

 

メニューは1日に6回くらい変わるそうです。座っていると皿が渡されて、次々に料理が配られていきます。とにかく量があるからか、皿が空くとドンドンおかわりをくれます。

 

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見た目と違って非常に美味しいのでぜひ食べてみてください(^^) 食器も清潔です。お腹いっぱいになったら、手を皿の上にかぶせると分かってくれます。この食堂は2014年に「聖者たちの食卓」という映画にもなりました。

 

 

ということで、本当に素晴らしい場所なのですが、残念ながら「アムリットサル事件」という悲劇の場でもあります。ときは1919年、インド政府が「逮捕状無しの逮捕と、裁判なしの投獄を認める」という内容の「ローラット法」を制定しました。

 

そして、これに反対した市民約12000人が、ハリマンディル・サーヒブ脇の広場で抗議集会を開きました。すると、この集会は非武装だったにも関わらず、イギリス軍の兵士約450人が一斉に発砲を始めます。

 

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出典:https://www.news18.com

 

その時間は約15分に及び、弾が無くなるまで続けられました。これにより約1500人もの死傷者が出ることになり、イギリスに対する抗議運動は激化することになります。

 

もちろん、現在は安全ですので安心してください(^^) そして、実は地下にも色々ありまして、アムリットサルの歴史を学べるレーザーショーなどを見ることができます。

 

 

こちらも無料で、オーディオガイドもあります。10万人に無料で食事を提供する奇跡の黄金寺院。ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

■アムリットサルの見どころ

ドゥルジャーナ寺院

 

 

実は、ハリマンディル・サーヒブにそっくりな寺院があります。こちらはヒンドゥー教の寺院で、160m×130mの池の中に、白と金のツートンカラーの寺院が立っています。写真だと違いが分かりづらいので、そもそも知らない人が多い穴場です。

 

 

Bhagwan Valmiki Tirath Sthal

 

 

2016年に造られたばかりのヒンドゥー教寺院で、こちらも広い池の中に建てられています。

 

 

中には黄金の聖ヴァルミキ像が祀られています。

 

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外には巨大なハヌマン像もあります。日本人はまずいないのでオススメです。

 

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以上になります。アムリットサルには日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

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また、Wi-Fiのレンタルも日本語で可能です。

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■備考

行き方

■航空便例
日本-デリー空港(約9時間半)

 

デリー空港-アムリットサル空港(約1時間15分)

 

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インドの設定です。

備考

 

⇒インドのガイドブック

 

⇒ヒンディー語関連書籍

 

⇒インド料理

 

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