「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

アーグラは、デリーやジャイプルと並び「インドの黄金三角地帯」と称されます。インドのシンボルである「タージ・マハル」をはじめ歴史的な建物が立ち並び、世界中の観光客を魅了しています。当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「アーグラ③市内の見どころ」になります(^^)

 

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

アーグラの見どころ一覧

 

アーグラには多くの見どころがありますが、ここは外せないという4ヶ所を厳選しました。こちらのページでは青のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。

 

 

アーグラ城

 

 

ヤムナー川の西岸に立つアーグラ城は、1573年にデリーからアーグラへの遷都が行われた際、ムガル帝国第3代皇帝のアクバルによって造られ、その後3代に渡って居城として使われました。1983年に世界遺産に登録されています。

 

「アーグラ・フォート」「アーグラ城」「アーグラ城塞」「アーグラ要塞」と色々な呼称がありますが、ややこしいのが「赤い城(レッド・フォート/ラール・キラー)」と呼ばれる場合です。一般的にはデリーの同名遺跡を指しますので、何かで名前が出たときには、デリーなのかアーグラなのか確認してください。

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

入口は南側にある「アマル・スィンフ門」です。西門もあるのですが現在は閉鎖されています。城は高さ20mの城壁に囲まれていて、その長さは2.5kmに及びますΣ(゚∀゚ノ)ノ しかも2度に渡って造られため2重の城壁になっています。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。

 

 

非常に広い敷地にアクバルと第5代皇帝シャー・ジャハーンが自分好みの建物を造っていきました。そのため個性溢れる建築が並んでいて、全部見るには3時間は欲しいところです。こちらはジャハーンギール宮殿。

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

住んだのは第4代皇帝ジャハーンギールですが造ったのはアクバルです。アクバルによる建物は基本的に赤いです(^^) イスラム様式とヒンドゥー様式が融合していて、美しいシンメトリー構造になっています。そして最も有名な場所が「囚われの間(ムサンマン・ブルジ)」です。

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

第5代シャー・ジャハーンが、暴君の息子アウラングゼーブに幽閉され生涯を終えることになった部屋です。アウラングゼーブは、父を幽閉したままデリーへと移りました。ただ、シャー・ジャハーンにも原因はありました。ヤムナー川を挟んで対岸に見える白亜の建物。あれはシャー・ジャハーンが造り上げたインドのシンボル「タージ・マハル」です。

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

シャー・ジャハーンは、タージ・マハル建設に国費を投入し財政を悪化させ、さらに自分にもタージ・マハルと同規模の墓廟を造ろうとしていました。幽閉されたのも当然です(^^;) 内部はさすがに優雅なつくりになっています。

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

実は、ここアーグラ・フォートも大部分はシャー・ジャハーンによって増築されています。シャー・ジャハーンによる建物は、基本的にタージ・マハルと同じ白い大理石で造られています。

 

■シーシュ・マハル
「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】
photo by:denisbin

 

いわゆるハーレムのことで素晴らしい装飾に彩られています。シリアのハレブから輸入された多数のガラスが埋め込まれていて「ガラスの宮殿」とも称されます。皇帝の寝室であるハース・マハルも隣接しています。

 

■モーティ・マスジド
「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

残念ながら見学は出来ないのですが、白い大理石で造られた白亜のモスクで、その美しさから「真珠のモスク」と称されています(,,゚Д゚)

 

■ナギーナ・マスジド
「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

女官たちのためのモスクで、こちらも優美なつくりなので「宝石のモスク」と呼ばれています。このほか、一般謁見殿や貴族謁見殿などがあり、どこも見応え十分です(^^)

【アーグラ城】
・営業時間:日の出~日没
・アクセス:アーグラ駅から徒歩10分
・入場料:650ルピー(現金)/600ルピー(カード)
※タージ・マハルと同日に行けばエリア税50ルピー返金
公式HP

 

 

ジャマー・マスジッド

 
photo by:Anupam Mukherjee

 

こちらも第5代皇帝シャー・ジャハーンが娘のために造ったもので、デリーのジャマー・マスジッドと瓜二つの外観になっています。アーグラ城の近くにあり、アーグラでは最大のモスクです。周辺は「インド!」という感じです(^^;)

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】
photo by:Pavel Suprun

 

正式には「マスジデ・ジャハーン・ヌマー」といって「世界を見渡すほど大きなモスク」という意味があります。「ジャマー・マスジッド」という名前は「金曜に集団礼拝をするモスク」という意味の通称で、インド各地に同じ名前のモスクがあります。

 

【ジャマー・マスジッド】
・料金:無料
・日の出~日没まで

 

 

アクバル廟

 

 

シカンドラという町にある、第3代皇帝アクバルのお墓で、ムガル様式の代表的な建築物です。タージ・マハルのようなドームは無くて、屋根を4本の柱で支える「チャトリ」が並んでいます。

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

内部はカラフルな文様で埋め尽くされていて豪華絢爛です(,,゚Д゚) このお墓は1613年に完成して多数の宝石などが副葬品として納められていたのですが、1687年に墓荒らしによって持ち出されてしまい、さらにアクバルの遺骨は火の中に投げ入れられてしまいました。

 

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

地下の墓室には立派な棺が残されています。アーグラからはオートリクシャーで約20分です。

【アクバル廟】
・日の出~日没
・料金:110ルピー

 

以上になります(^^) 3ページに渡りアーグラをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。

 

アーグラは日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「アーグラ③市内の見どころ」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

観光の基本情報

航空便例 日本-デリー(約9時間半)
ベストシーズン 11月~3月
外務省 海外安全情報 インド
ガイドブック インドのガイドブック
ビザ ビザかeVISAの取得が必要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上。未使用査証欄2ページ以上。
時差 -3時間半(サマータイム無し)
チップ ツアーガイドなど:100~500ルピア
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるヒンディー語 ①おはよう。

スプルバート(ナマステでOK)

 

②こんにちは。
ナマステ

 

③こんばんは。
シュブ・サンデャー(ナマステでOK)

 

④ありがとう。
ダンニャワード(サンキューでOK)

 

⑤さようなら。
ナマスカール

 

⑥はい・いいえ。
ジーハーン・ナヒーン

電圧とプラグ 220~240V

コンセントタイプ
コンセントタイプ
コンセントタイプ

通貨 インド・ルピー(通貨コード:INR、記号:₹)で、補助通貨は「パイサ(Paisa)」。1ルピー=100パイサ。

 

日本大使館 HP

インドの絶景一覧

インドの絶景

 

アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

■赤のアイコン
個別のガイド記事です。

 

■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。

スポンサーリンク