福建土楼は円形や四角形の巨大な集合住宅で、一族の数十世帯・数百人が共同で暮らしています。見どころが点在しているので、しっかりと事前に知識を入れてから観光するのがオススメです。こちらのページでは土楼までのアクセスをご紹介します。土楼の詳細につきましては「福建土楼②代表的な土楼」をご覧ください(^^)
「福建土楼①厦門からのアクセス」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
2-1:空港バスで行く
2-2:路線バスで行く
2-3:タクシーで行く
2-4:空港送迎で行く
3・福建土楼へのアクセス
3-1:バスで行く
3-2:電車で行く
4・福建土楼の概要
5・世界の変わった伝統的住居
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街は厦門市(アモイ)。経済特区の1つであり「副省級市」という「省」と同ランクの重要な市で、大きな自治権が与えられています。2017年には鼓浪嶼(コロンス島)が世界遺産に登録されました。人口は約430万人。
最寄りの空港は廈門高崎国際空港(XMN)。国内外合わせて約100都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨は人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分で、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Xmhaoyu
空港は市内中心部から北東に約12km離れています。市内への移動方法は、空港バス、路線バス、タクシー、空港送迎の4つです。
■五通客運碼頭線:「五通客運碼頭」行き
・9時~18時ころまで運行
・15~60分おきに運行
・料金:6元
■輪渡線:「春光酒店横華祥苑」行き
・5時半頃~21時頃まで運行
・20~30分おきに運行
・料金:10元
■北站線:「厦門北駅」行き
・8時半~20時半まで運行
・約30分おきに運行
・料金:5~15元
・「厦門高崎駅」経由
■漳州専線:「漳州中旅客運站」行き
・7時~18時半
・75分おきに運行
・料金:25元
・「杏林汽車站」「漳州圓山酒店」行き
■晋江専線:「晋江佰翔世紀酒店」行き
・5時~18時まで運行
・約80分おきに運行
・料金:35元
・「翔安匯景商業広場」「晋江佰翔世紀酒店」行き
■27路:「第一碼頭」行き
・6時~22時半まで運行
・10~20分おきに運行
・料金:1元(下記も全て同じです)
・中山路、輪渡ターミナル(コロンス島行きフェリー乗り場)など経由
■37路:「火車站」行き
・6時半~24時頃まで運行
・10~20分おきに運行
・北大生物園、湖東、厦門駅など経由
■41路:「石湖山公交場」
・6時半~21時半頃まで運行
・10~20分おきに運行
・南山公寓、海天路口、保税区など経由
■81路:万翔物流園
・6時半~22時半頃まで運行
・10~20分おきに運行
・蓮花三村、蓮花二村など経由
■91路:観音山運営中心
・6時半~22時まで運行
・10~20分おきに運行
・北大生物園、会展中心城など経由
・所要時間:約30分
・料金:約50元
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
福建省には約2万の土楼がありますが「福建土楼」として認められているのは約3000で、その内の46ヶ所が世界遺産に登録されています。観光は厦門からのツアーに参加して有名な土楼を複数周るのが一般的ですが、個人での行き方もご紹介します。
また、土楼は宿泊することも出来ます。一生に一度の場所ですから宿泊してみるのもいかがでしょうか(^^)
厦門のバスターミナルから「永定下洋」行きのバスに乗り「永定土楼民俗文化村」へ行きます。
・所要時間:約4時間
・料金:約50元
■永定土楼民俗文化村
photo by:Yun Huang Yong
厦門北駅から「龍岩駅」までの高速鉄道に乗ります。厦門北駅は空港から直通バスが出ています。詳細は上記の「空港から市内への移動」をご覧ください。
・所要時間:約1時間
・料金:50元~150元
■龍岩駅
photo by:Zhangzhugang
龍岩駅に到着したら、駅前のバス停から「汽車駅(バスターミナル)」行きのバスに乗ります。料金は1元です。
ここから「土楼」行きのバスに乗り「永定土楼民俗文化村」へ行きます。バスの料金は22元です。
■赤:南靖土楼(総称)
・田螺坑土楼群
・裕昌楼
■青:永定土楼(総称)
・振成楼、福裕楼、承啓楼
■緑:初渓土楼群
アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。上記の個人の行き方で到着するのは「青:永定土楼」で、他の場所に行く場合は、タクシーやバイクタクシーをチャーターします。
福建土楼は12世紀~20世紀に「客家(はっか)」と呼ばれる人々が中心になって建造してきた集合住宅です。福建省南西の山間部に集中していて「客家(はっか)土楼」ともよばれます。
デザインは円楼、方楼、半円型、八卦型、五鳳楼、凹字型など様々で、円楼と方楼が特に有名です。180cm以上の厚い土壁で囲まれていて、3階~5階建てのものが多く、入口は1つ、1階が台所、2階が食料貯蔵庫、3階以上が住居という構造が基本です。
素材は土・石・木材など天然資源ばかりですが耐久性は抜群で、冬には暖かく夏には涼しいという機能美を備えています。ときに100世帯以上が居住していて、それは1つの村と言っても過言ではありません。
中には生活に必要なものが全て揃っていて、準備をすれば数ヶ月の籠城も可能でした。敵の侵入を防ぎ、かつ高所から偵察や攻撃も可能なので「城」と呼んでも良いかもしれません。
以上になります(^^) 続きまして「福建土楼②代表的な土楼」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
■アルベロベッロ(イタリア) |
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とんがり屋根の「トゥルッリ」という伝統住居が並ぶメルヘンチックな町です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■カンドヴァン(イラン) |
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カッパドキアを小さくしたような奇岩群で、その中には住居が造られ今も人々が暮らしています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■サルアガセイエッド(イラン) |
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photo by:Pantea Nikzad |
「屋根の上を歩ける村」で、次にご紹介するマスレと似ていますが、それよりさらに秘境という感じです。詳細は下記からご覧ください。 |
■マスレ(イラン) |
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「屋根の上を歩ける町」として有名で、イランでは国内有数の観光地として知られています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■トンコナン(インドネシア) |
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スウェラシ島のトラジャ族の地域で見られる、船の形をした独特な住居のことです。詳細は下記からご覧ください。 | |
■エチオピアの少数民族の伝統住宅 |
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エチオピア南部の「オモ川流域」には、たくさんの個性的な少数民族が暮らしていて、日干しレンガや草などを利用した住居が建てられています。下記からご覧ください。 | |
■二崁聚落(台湾) |
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澎湖諸島にある集落で「アーカン」と言います。サンゴや貝殻が建築材として使われていて独特の雰囲気を醸し出しています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■チュニジアの伝統的倉庫 |
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こちらは住居ではないのですが、チュニジア独特の伝統的な建物で、一般的には倉庫として使われてきました。その特異な見た目からスターウォーズのロケ地として世界的に有名です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■カッパドキア(トルコ) |
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トルコの世界的な奇岩地帯で、ギョレメの町などではキノコ岩がそのまま住居などに利用されています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■チチカカ湖のトトラの家(ペルー) |
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ペルーとプーノにまたがるチチカカ湖では、先住民族がトトラという浮き草を使って、なんと島をつくり家を建てています。詳細は下記からご覧ください。 | |
■サンタナ村(ポルトガル) |
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マディラ島にある村で、独特の茅葺(かやぶき)屋根が特徴です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ドゴン族の伝統住居(マリ) |
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ドゴン族はマリの先住民族で「住居」「仮面」「ダンス」「彫刻」「漁」「神話」など多くの見どころがあります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界の面白いデザインの建物については「世界の変わった外観の建物総特集」を、世界の様々な街や村については「世界のすごい街や村総特集」をご覧ください(^^)
航空便例 | 日本-厦門(約4時間半) |
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ベストシーズン | 春~秋 |
外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
ガイドブック | ・中国のガイドブック |
ビザ | 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。 |
パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
チップ | 無し |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
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日本大使館 | ・HP |
中国の絶景一覧 |
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