ハルビン市は中国北東部にあり、ロシア文化が色濃く現れた街並みや「世界三大雪祭り」の1つと称される「ハルビン氷祭り」が有名です。成田・関空・セントレアなどから直行便も出ているので簡単に行くことが出来ます(^^)
「ハルビン市と氷祭り」徹底ガイド:目次
1・拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨
2・空港から市内への移動
2-1:バスで行く
2-2:タクシーで行く
2-3:空港送迎で行く
3・氷祭り
4・ハルビン市内の見どころ
4-1:聖ソフィア大聖堂
4-2:聖イヴェル教会
4-3:聖アレクセイエフ教会
4-4:龍塔
5・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
拠点の街はハルビン。「副省級市」という「省」と同ランクの重要な市で、大きな自治権が与えられています。日本では「ハルピン」とも呼ばれていて、戦争中には深い関わりがありました。人口は約1100万人。
最寄りの空港はハルビン太平国際空港(HRB)。国内外合わせて約100都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨は人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分で、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:皓月旗
空港は市内中心部から西に約30km離れています。市内への移動方法はバス、タクシー、空港送迎の3つです。
市内へのバスは国内線ターミナルからのみ出るので、まずは無料のシャトルバスで国内線ターミナルへ行きます。シャトルバスは20分おきの運行で、所要時間は10分弱です。徒歩でも行けなくはない距離です。
着いたらカウンターでチケットを購入します。路線は1~3号線があります。人数が集まり次第の出発なので待たされることもあります。
■1号線
・「民航大厦(民間空港ビル)」行き
・7時半~最終便まで運行
・康安路、ハルビン汽車駅など経由
■2号線
・「会展中心(展示センター)」行き
・9時40分~19時10分まで運行
・40分おきに運行
・学府ホテル、天洋ホテルなど経由
■3号線
・「太平橋」行き
・10時~20時まで運行
・40分おきに運行
・中央大街など経由
■料金:20元(共通)
■路線図(中国語)
・所要時間:約40分
・料金:100~130元
空港送迎は色々あります。詳細は画像のリンクからご覧ください。
1963年に始まったハルビン氷祭りは、文化大革命などの影響で一度中断し、1985年に再開しました。「さっぽろ雪まつり」「ケベック・ウィンター・カーニバル」と共に「世界三大雪祭り」と称されています。毎年12月末には見学が可能になり、1月上旬~2月下旬までが正式な開催期間です。
ただ、近年は温暖化の影響で氷が早く溶けてしまうそうで、2月中旬には終わってしまう可能性があります。市内の至るところに氷の彫刻などがつくられますが、メイン会場は3ヶ所です。
・赤:氷雪大世界(氷の彫刻)
・青:太陽島公園(雪の彫刻)
・紫:兆麟公園(氷の彫刻)
氷雪大世界とは「氷と雪の世界」という意味の他に「氷と雪で再現された世界各地」という意味でもあり、エッフェル塔やクレムリンなど世界のシンボルが氷でたくさん造られています(,,゚Д゚)
特に楽しいのが滑り台で、数10mから100m以上のものまで様々造られています。大きいものは有料になります。
とても見応えがある祭りですが、1月は最低気温がー30度で、最高気温がー16度ですΣ(゚∀゚ノ)ノ なにせ寒いので防寒具をしっかりしていってください。防寒帽子があると便利です。
ほかにも寒中水泳や、年によってはキャラクターパレードなども行われています。ハルビンは最終バスが18時~19時になりまして、それ以降はタクシーも少ないですから、時間に余裕を持って帰るようにしてください。
・大人:290元
・子供:200元
・120cm以下の子供は無料
1907年に建てられた教会で、中国語では「索非亚大教堂」と言います。ハルビンはロシア文化の影響を非常に強く受けているので、カワイイ玉ねぎ頭の教会が点在しています(^^) ただ、こちらは現在は教会としては使用されておらず、開拓期の写真や絵画などが展示されて博物館のようになっています。
内部には「最後の晩餐」のレプリカも飾られるなど、豪華なつくりになっています。
1908年に建てられた教会で、中国語では「聖·伊維爾教堂」と言います。文化大革命で玉ねぎドームは全て取り除かれてしまったのですが、2017年にハルビン駅の修復が開始され駅前広場も修復対象になり、今では見事に元の姿を取り戻しています。
1931年に建てられた教会で、中国語では「阿列克謝耶夫教堂」と言います。ビザンツ様式で造られていて、ホールは1500人を収容でき、3つの祭壇がもうけられています。赤レンガの建物は外観の美しさを引き立てていて、ハルビンのランドマークになっています(^^)
2000年に完成した高さ336mの電波塔で、181m~206m地点に4階構造の展望台があり、屋外に出ることもできます。
・営業時間:9時~17時半
・レストラン:9時~20時
・公式HP
以上になります。ロシアのような中国・ハルビン。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-ハルビン(約3時間) |
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ベストシーズン | ハルビン市:夏/氷祭り:冬 |
外務省 | 海外安全情報 中華人民共和国 |
ガイドブック | ・中国のガイドブック |
ビザ | 15日以内の観光は不要。ビザ取得で30日まで滞在可。 |
パスポート残存期間 | 60日以上が望ましい。 |
時差 | ・全国共通で-1時間
・サマータイム:無し |
チップ | 無し |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使える中国語 | ②こんにちは。
你好.(ニーハオ)
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | ・220V
・Oが基本でB、Cなどもある。 |
通貨 | 人民元(通貨コード:CNY/RMB、記号:¥)で、読み方は「Yuan」。補助通貨は「角(Mao)」と「分(Fen)」。1元=10角=100分。
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日本大使館 | ・HP |
中国の絶景一覧 |
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