「莫高窟」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

莫高窟

(Mogao Caves)

場所

甘粛省

(Gansu)

時差

-1時間

(サマータイム無し)

時期

春~秋

 

敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)は、洛陽の「龍門石窟」、大同の雲崗石窟(うんこうせっくつ)と並び、中国三大石窟の一つに数えられています。内部の写真撮影が禁止されているので、そのスゴさがあまり知られていませんが、とにかく素晴らしい場所です。

 

それではご紹介していきます。

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

 

 

拠点の街は敦煌。砂漠の中にあるオアシス都市で、シルクロードの分岐点として古くから栄えた交易都市です。8世紀末になると衰退し放置されますが、そのおかげで古くからの遺跡や資料が良い状態で保存され、歴史学的に重要な土地になっています。人口は約13万人。

 

最寄りの空港は敦煌空港(DNH)。国内の7都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。空港から市内へのアクセスなどについては、こちらのページをご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、少し動かしてみてください)

敦煌
Booking.com

 

 

■莫高窟の観光の仕方

 

 

莫高窟は「完全予約制&ガイドツアー参加必須」になっています。中国人や中国在住の方はネットで予約が出来るのですが、海外の旅行者は予約できないため「莫高窟チケットセンター(敦煌莫高窟参観諮詢預約售票中心)」か「莫高窟デジタルディスプレイセンター(敦煌莫高窟数字展示中心售票处)」に行って直接チケットを購入するか、現地の旅行会社に行ってツアーに申し込みます。

 

■莫高窟チケットセンター
 

 

■莫高窟デジタルディスプレイセンター
 

 

「莫高窟デジタルディスプレイセンター」はグーグルマップだと表示されないのですが、バイドゥの地図だと表示されまして、上記の「強強商店(スーパーマーケット)」の位置で良さそうです。

 

■バイドゥでの検索結果
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どちらで予約しても、ツアーは「莫高窟デジタルディスプレイセンター」が出発地になります。アクセスはタクシーか「12路」のバスになりまして、バスは「敦煌賓館」というホテルの南側から出て、敦煌駅を経由し、終点の「莫高窟デジタルディスプレイセンター」へ行きます。

 

■敦煌賓館
 

・料金:8元
・30分おきに運行
・戻りの最終は18時発

 

莫高窟には「一般窟」と「特別窟」があり、ツアーでは「一般窟」のみを訪れます。「特別窟」は別途入場料がかかります。

■営業時間
・5~10月:8時~18時
・11~4月:9時~17時半

 

■コースと料金
①5~10月
・Aコース:238元、1日6千人限定、ビデオ2本+8ヶ所の一般窟
・Bコース:100元、1日2千人限定、4ヶ所の一般窟
・Cコース:50元、ビデオのみ

 

②11~4月
・Dコース:140元、ビデオ2本+12ヶ所の一般窟
・Eコース:100元、12ヶ所の一般窟
・Fコース:50元、ビデオのみ

 

■別途150元の特別窟
156/217/254/322

 

■別途200元の特別窟
45/57/158/220/275/321

 

■注意点
・パスポート持参
・大きなバッグなどは持ち込み禁止(入口で預ける)
・日本語ガイドは無料で予約可能

 

ツアーは1日3回催行されます。2本のビデオはそれぞれ約20分です。

 

「莫高窟」徹底ガイド:旅の大辞典

・5~10月:8時半、11時半、14時半
・11~4月:9時、11時、14時

 

現地ツアーは日本語で予約できます。近くにある世界的名所「鳴沙山と月牙泉」も合わせて訪れることが多いです。詳細はこちらからご覧ください。

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また、Wi-Fiのレンタルも日本語で可能です。

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■莫高窟

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出典:https://www.weibo.com

 

莫高窟は4世紀半ばから約1000年間に渡って彫り続けられた石窟で、中国三大石窟の1つに数えられ、世界遺産にも指定されています。

 

南北に約1600mも広がっていて、その中に492の石窟、2415の仏像、45000平方mに及ぶ色鮮やかな壁画など、世界最大規模の仏教美術が残されています。壁画は一列に並べると25kmに及ぶため「世界の画廊」とも称されます。

 

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ツアー客はメインの「96窟」の前で行列をつくって待つのですが、日本語ガイドを予約した場合、ここでスタッフにその旨を伝えて日本語ガイドを呼んできてもらわないといけません(^^;) 内部は撮影禁止になっていますので、ネットの写真をお借りします。

 

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出典:https://www.sohu.com

 

エジプトの「王家の谷」や「アブシンベル神殿」の内部を思わせる素晴らしい壁画が並びます。

 

実は莫高窟は、1372年に「嘉峪関」が設置された後は、関の外側にあったために長い間忘れられ放置されてきました。しかし、1900年になって「敦煌文書」が発見されたことで再び注目を集めます。

 

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出典:https://m.sohu.com

 

敦煌文書は、王円籙(おう えんろく)という人物が、莫高窟で偶然発見したもので、唐代以前の貴重な資料が数万点に及び保存されていました。こちらは5世紀に書かれた「摩訶般若波羅蜜経」の絹本です。

 

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出典:https://ja.wikipedia.org

 

王円籙は字が読めなかったため地方官に相談しましたが、何も重要視されず放置されました。しかし1907年になって、どこからかそれを聞きつけたイギリスの探検家オーレル・スタインがやってきて、わずか銀貨4枚で数千点に及ぶ資料をロンドンに持ち帰ります。ちなみに、彼はその功績により爵位を得ました。

 

翌1908年には、フランスのポール・ペリオがやってきて、中国語に堪能だったため、特に価値があるものばかりを数千点買い取ってパリに持ち帰りました。

 

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出典:https://ja.wikipedia.org

 

こちらは唐代の「金剛経」で、なんと868年に「印刷」されたもので、現存する最古の印刷物の1つだそうです。そして、これらの出来事を聞いた清政府はようやく莫高窟を保護して、資料を北京に持ち帰りました。

 

しかし、王円籙は一部を隠していて、その後に訪れた日本やロシアの探検隊に数百点を渡したそうです。

 

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出典:http://www.nipic.com

 

ここで完全復活するかと思いきや、再び莫高窟は放置され、1949年に中華人民共和国が成立した後に、ようやくしっかりと保護されるようになりました。

 

現在は世界遺産にまでなっていますが、実は世界遺産の中でも指折りの場所なんです。というのは、世界遺産には6つの基準がありまして、どれか1つをクリアしなければいけません。

 

750に及ぶ世界遺産の中で、6つの基準を全て満たす場所が3ヶ所だけあり、それが「ヴェネツィアその潟」「泰山」、そして「莫高窟」なんです。

 

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出典:https://you.ctrip.com

 

9階建ての楼閣にある弥勒菩薩像は高さ35.6mで、中国で3番目に大きな座仏像です。

 

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以上になります。世界でも3本の指に入る世界遺産にぜひ行ってみてください(^^)

 

 

■備考

行き方

■航空便例
日本-北京空港(約4時間)

 

北京空港-敦煌空港(約3時間半)

 

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中国の設定です。

備考

 

⇒中国のガイドブック

 

⇒中国語の関連書籍

 

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