ビクトリアの滝は世界三大瀑布に数えられる巨大な滝で、ザンビアとジンバブエにまたがっています。こちらのページでは、ザンビア側・ジンバブエ側両方の見どころ、観光に最適なシーズンや持ち物などについてご紹介します。アクセスや二国間の移動については「ビクトリアの滝①」をご覧ください(^^)
「ビクトリアの滝②シーズンと見どころ」徹底ガイド:目次
1・世界三大瀑布
2・ビクトリアの滝
2-1:概要
2-2:ジンバブエ側
2-2:ザンビア側
2-4:遊覧飛行
3・シーズン
3-1:増水期(2月~5月)
3-2:渇水期(9月~1月)
4・持ち物
5・観光の基本情報
5-1:ザンビア
5-2:ジンバブエ
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
世界三大瀑布
■イグアスの滝
・最大落差:82m
・滝幅:4000m
・水量:36億リットル/分
・所在地:アルゼンチン&ブラジル
・アルゼンチン側:徹底ガイド
・ブラジル側:徹底ガイド
■ナイアガラの滝
・最大落差:54m
・滝幅:1000m
・水量:1億7千万リットル/分
・所在地:アメリカ&カナダ
・ナイアガラの滝:徹底ガイド
■ヴィクトリアの滝
・最大落差:108m
・滝幅:1700m
・水量:5億リットル/分
・所在地:ジンバブエ&ザンビア
ビクトリアの滝
出典:https://www.go2africa.com ※拡大できます
左がジンバブエ側、右がザンビア側で、空から見るとその壮大さが分かります。滝幅1700mが湾曲せず、ほぼ直線になっているというのも圧巻です(,,゚Д゚) ジンバブエ側は「ビクトリアフォールズ国立公園」、ザンビア側は「モシ・オ・トゥニャ国立公園」として整備されていて、それぞれ入り口でチケットを購入して入ります。
それぞれ全く違う魅力があるので、可能であれば両方を訪れるのがベストです。
■ジンバブエ側
・5~8月:6時半~18時
・9~4月:6時~18時
・料金:30US$(子供半額・カード可)
■ザンビア側
・6時~18時
・料金:20US$(子供半額・カード可)
出典:https://www.pinterest.jp ※拡大できます
「滝の前に設置された遊歩道を歩き、各ビューポイントから滝を眺める」。これがジンバブエ側です。「メインフォール」「デビル・カタラクト」といった、ビクトリアの滝を象徴する景色が見られます。
■Devil’s Cataract
満月の前後3日間は19時~22時の夜間入場が可能です。天気が晴れなら美しい「ルナ・レインボー」を見られるかもしれません(^^)
「滝の上にアクセスできる」。これがザンビア側です。特に有名なのが滝の淵ギリギリまでいける「デビルズ・プール」(,,゚Д゚) 水量が落ち着く9月~12月の乾季のみ入ることが出来ます。さすがに自由に入ることは出来ず、国立公園の入口や宿で現地ツアーに申し込む形になります。
・園内をボート移動:約80ドル
・園内を徒歩移動:約40ドル
そして橋を渡りながら滝に近づいていける「ナイフエッジ・ポイント」も人気です。
出来れば体験したいのが遊覧飛行です。イグアスの滝もナイアガラの滝もそうですが、巨大な滝を空から見ると、水が流れていて輪郭がなめらかになっているからか、ゴツゴツした岩肌が見える渓谷や峡谷とは違う独特な景色を楽しむことができます。
遊覧飛行は15分と30分があり、15分は意外と安くて1万円台で体験できます。また、モーターパラグライダーも行われています。プロが操縦してくれるので安心です(^^)
遊覧飛行は日本語で予約できます。詳細はこちらからご覧ください。
この時期は水量が多く迫力があります。滝壺から上がる水煙は、なんと高さ400m~800mに達するそうです。ただし、観光には適しません。上のストリートビューは5月に撮影されたものですが、画面をグルッと回してみてください。
水煙が多すぎて滝壺はおろか、滝自体がよく見えないことが分かります(^^;) また、激しい雨の中を歩くような感じになりますし、ハイライトのデビルズプールにも入れません。
こちらは1月に撮影されたものです。この時期は滝全体を見渡すことが出来て、滝壺に降りることも出来ます。デビルズプールにも入れますし、水を飲みに来る動物も多くなります(^^)
ただ、運にはなりますが、水が少なくて迫力が無いということもあるようです。ある程度水がある状態を見たい方は、増水期と渇水期の間あたりを狙うと良いのかもしれません。
増水期に行く人は必ず上下タイプのレインコートを持っていってください。渇水期に行く人も何かしらの雨具を持参しておくと安心です。平均気温は28度ほどで、水に濡れてしまうと身体が冷えてしまうので、リュックの中に替えのTシャツなどをビニールに入れた状態で持っていくと安心です(^^) もちろんカメラなどの防水対策は必須です。
こーゆー場所に行くときは2つ非常に便利なアイテムがあります。1つ目は「マリンシューズ」。濡れる場所専用のクツなので川でも滝壺でも入っていけますし、もちろん滑りづらく作られています。ビーチサンダルだと滑って危ないだけでなく、水の中ではすぐに脱げてしまい安全に歩くことが出来ません。
■マリンシューズ ■アウトドアサンダル
足首に固定できる「アウトドアサンダル」なら脱げることが無いためまだマシなのですが、素足が露出しているので、肌を切ってしまったり突き指をしてしまうことがあります。マリンシューズなら足全体が保護されている上に、メッシュ素材のものが多いので「乾きやすい」「かさばらない」といったメリットもあります。
そして2つ目は「ウォータープルーフバッグ」です。
ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。
バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。
中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。また、ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。
以上になります。世界三大瀑布の1つビクトリアの滝。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスや二国間の移動については「ビクトリアの滝①」をご覧ください
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ドバイ(約11時間)
・ドバイ-ナイロビ(約5時間) |
---|---|
ベストシーズン | 9月~12月 |
外務省 | 海外安全情報 ザンビア |
ガイドブック | ザンビアのガイドブック |
ビザ | ビザ取得が必要 |
パスポート残存期間 | 申請時6ヶ月以上。未使用査証欄見開き2ページ以上。 |
時差 | -7時間(サマータイム無し) |
チップ | ポーターやベッドメイキング:1USドル |
日本への電話 | 00(識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 220/240V
|
通貨 | ザンビア・クワチャ(通貨コード:ZMK、記号:K)で、補助通貨は「ングェー(Ngwee)」。1クワチャ=100ングェー。
|
日本大使館 | ・HP |
ザンビアの絶景一覧 |
航空便例 | ・日本-ドバイ(約11時間)
・ドバイ-ナイロビ(約5時間) |
---|---|
ベストシーズン | 5月~11月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ジンバブエ |
ガイドブック | ジンバブエのガイドブック |
ビザ | ビザ取得が必要 |
パスポート残存期間 | 入国時6ヶ月以上 |
時差 | -7時間(サマータイム無し) |
チップ | ポーターやベッドメイキング:1USドル |
公用語 | 英語 |
日本への電話 | 00(識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
電圧とプラグ | 220/240V
|
通貨 | 新ジンバブエ・ドル(ジンバブエは過去にハイパーインフレが起こるなど通貨が安定していないので、必ず最新情報を確認して下さい。)
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日本大使館 | ・HP |
ジンバブエの絶景一覧 |
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